学終寛座上

是真乎三十二度
不降雨待久涼暮
学速進是蓋謝扇
応無憂若長熱去


学び終わりて座上に寛ぐ

是れ真か三十二度
雨降らざれば涼しき暮れを待ちて久し
学速く進む是れ蓋ぞ扇に謝さざる
応に憂ひ無かるべし若し長き熱去らば


勉強が終わって椅子の上でくつろぐ

(温度計によると部屋の)温度は(摂氏)三十二度だというが本当だろうか。
雨が全く降らないので、涼しいであろう夕方をずっと待っていたのに。
勉強が速く進んだのは扇風機をつけていたためだから、これには礼を言わなければならないな。
もし長いこと続いている暑さがなくなってしまったなら、今はきっと何も心配はないんだろうけどなあ。


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