<この文章を書いたのは数ヶ月前です>
財布を開けてみる。
漱石さんが一人もいない事実に気付く。
いや、野口さんになったからいないとかそういう無粋な突っ込みはいらない
普通にお札が一枚もないのだ。
小銭入れを出して中身を覗いてみる。
銀色の小銭が15〜6枚ほど見える。
だが14枚はどうみてもアルミであるわけだが・・・・そして残りは穴が開いてるのが一個と、
500円玉に満たない大きさの100円ちゃんが1枚・・・・・じゃない!メダルゲームのメダルだ(´Д⊂
それにしてもなんだって一円ごときがこれほど小銭入れに入ってるのかがわからない。
愚痴をこぼしててもしょうがない。
今日は日曜日、習い事の月謝を収めなければいけない日なので(そもそも先月分も滞納してたりする)
コンビニのATMに向かう。
PM 7:52
ATMに銀行のカードをぶちこむ。
いつも思うのだがこの後の暗証番号を打ち込む瞬間がなんとも言えず嫌だ。
すぐ近くに人が来るとゴルゴばりに「後ろに立つな」と攻撃したくなる。
急いで慌てて打つから番号を間違って打ち直す羽目になる。かえって逆効果だ。
PM 7:54
その例の暗証番号を打ち込む画面に行かない。カードが吐き出される。
PM 7:58
何度も出し入れを繰り返す。
そのたびにピピー と機械音が響き渡り何人かがチラチラ見てきてるのが気配でわかる。
「おっかしいなぁ〜〜」とでかい独り言でごまかしに入る
PM 8:00
銀行のカードが汚れてるのが原因と思いつきカードをきれいきれいすることに
(私の財布は古いせいか普通にしまってるだけなのに何故か黒ずんでしまう)
PM 8:05前
相変わらず吐き出される。
時間帯をしらべる 休日は早いことに気がつく
Σ(゜口゜; お、遅いよ
PM 8:07
ホホホホご迷惑おかけしましたワ ホホホホ
コンビニから逃走
家に帰り深刻な事態になってることを改めて気がつかされた。
やばい
お 金 が な い
習い事の月謝はもとより、そこに向かうガソリン代もない!
ってかこの後の食事代もなんもない!
ちなみにバイトが深夜の時間帯なので昼は寝て夜活動するコウモリ生活なのです。
となると今は一般ピープルの言うところの朝。太陽がすっかり消えうせようとも朝なのです。
この後の三食一体どうしろと!?寝る前は基本的には食べないから二食でいいとしても・・・・
こんなことなら平日の時におろしておけばよかったーー!なんていっても後の祭り
改めて小銭入れを開けて銀色のお金以外もぶちまけて数えることに
1円・・・・14枚
50円・・・1枚
10円・・・2枚
5円・・・・1枚
総額:89円
うわ!三桁いかねェ!
本当にどうしよう・・・・・
と、とりあえず冷蔵庫を散策
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ない
ぐわああああああああああああ食べるものがねぇえぞおおおおおおおお!!!!
ちなみにあったものはキャベツ半分、あと納豆1パック
ここから想像できる結果は納豆キャベツという悲惨な一品
い、いやだ・・・・助けてくれ・・・・・・・・
しょうがないので先人の知恵を拝借。
うまい棒・・・か、切羽詰ればそれもできるかもしれない。
が、明日になれば普通に野口さんだろうが諭吉様だろうが仲間になるんだ!
・・・・・・・・・つまらないプライドが邪魔してだめでした・・・・・
だってさ・・・レジにうまい棒だけもっさり持っていったら何か嫌じゃん
しかも小銭ちゃらちゃら出すんですよ?1円14枚ですよ!?うわ!くさ!ってなもんですよ(偏見
よし!あれだ!キューピー三分間クッキングの開始ですよ!
今日のメニューは「納豆キャベツです」うわぁ!うわぁあああああ!ぎゃあああああああああ!!
ゲフゴフ・・グェ・・・ちょ・・ちょ待てって!これ生ゴミじゃねぇの?・・・・いやきついって・・・ブエ・・・・
おエ・・と・・・ト っ テ も オ い 死 カ っ タ DETH
朝、昼はこれで済ませました(´Д⊂
習い事はギリのガソリンでごまかしごまかし行きました^^;
月謝も勢いでごまかしました^^;;;;