韓国実写北斗の拳をレビューしていると、猛烈に単行本を読み返したくなります。

 

そもそも北斗の拳との出会いは友人とゲームセンターに行ったときに発見した、

 

パンチマニア北斗の拳(KONAMI)が最初でした。

 

だから昔からのちゃんとしたファンではなく、にわかファンなのです。

 

サッカーのワールドカップ時に増えたにわかサポーターみたいなものです

 

 

 

格闘技を習ってたのと負けず嫌いなのが災い(?)してあっという間にパンチマニアにのめり込み

 

使った額は想像できません。でもそれはプライスレスってやつです

 

それに伴って、北斗の拳自体に興味が出て単行本(文庫版)を買いあさり始めました。

 

そして全巻集めた頃には、すっかり気分は北斗神拳伝承者でした

 

口癖も「俺の名を言ってみろ!」「俺は天才だ!」に違いありません。

 

 

 

しかし悲しきはにわかファン。北斗の拳は大好きなのですが、どこか一線を引いてるとこがあるかもしれません。

 

アニメは当然みてなかったのですが、DVDは買いません。

 

10万円も出せません

 

まぁ1万円でも躊躇したかもしれませんが、とにかくそういう理由でアニメ版には目を通してないのです。

 

本当のファンの人から見たらまさにジャギアミバみたいなものでしょうね^^;

 

 

 

話は変わりますが、うちの親父は大のスロット好きです。

 

大好き過ぎて借金してたこともあるぐらいです。

 

貴様、いいかげんにしろ!!とケンシロウばりに眉間にしわを寄せて怒ったものです。

 

今ではおちついて(借金も消えました)ちょろちょろ打つ程度になったみたいですが、まだまだ心配です。

 

 

 

そんな親父とドライブしてた時の話

 

 

「おまえさぁ、北斗の拳って知ってるか?」

(;´∀`)「え?あ、ああ、一応ね」

 

 

この時、声を大にして一時間熱く語りたいぐらいの気持ちでしたが、親父の前では漫画とかに興味がない

 

キャラを徹底してたので冷静に(表面だけ)対処しました。

 

 

 

「今お父さんさぁ、スロットで北斗の拳っていうのやってるんだけどさぁ」

 

 

と、どうやらスロットの話のようです。

 

スロットで北斗の拳が流行ってるのは知ってました。カーラジオの宣伝で、ラオウvsケンシロウのデモが

 

流れた時は体温が20度ぐらい上がったと思うほど興奮してました。

 

親父はよく私をスロットの道に引き込もうとするのですが、まさかここで北斗の拳を持ってこられるとは

 

思ってませんでした。

 

 

もちろん親父は私がはまっていたことなど知りませんし、若い人が夢中になってやってるからという理由

 

でしたが、なんというかストライクゾーンまっしぐらだったため、これはひどく効きました(;´Д`)

 

親父を見て育ってるのでギャンブルには一切手を出しませんが、興味は少しあったのです。

 

もし親父がもっと研究をしていて一時間熱く語られたら、私は次の日から朝一でパチ屋の前にいたでしょう。

 

 

しかしそこはスロットで知った程度の知識。

 

そのおもしろさを説明するのに名場面とか敵とかをわざわざ私に紹介するのですが、

 

「色んな人物が登場するんだけどさぁ・・ちっさい女の子が出てくるとね・・名前なんて言ったかな」

(;´∀`)「ん〜〜〜リンじゃないかな?」

 

「おいてくなよ〜とか言いながらちっさい男のが出てきたり・・・名前は覚えてないや」

(;´∀`)「男の子?ん〜〜〜なんだったかな、あ!バットじゃない?」

 

「そうそう!よく知ってるな。リンの他にも大人の女性も出てくるんだけどね、えっとユ、ユ、ユミ」

( ´∀`)「ユリアかな?」

 

 

とこんな感じでほとんど正確に覚えてないのです。

 

私も最初こそソレほど興味ないですよ〜的に振舞ってたのですが、ユリアのあたりではほぼ即答でした

 

ユミって誰じゃい!ボゲ!と言いそうになりました。

 

 

「雑魚がでるとさ、負けないンだけどシンとか出るとほとんど勝てないんだよね〜」

 

 

どうやらシンとかはラオウは正確に覚えてるようです。

 

あんまり負けるケンシロウは見たくないのですがそこは商売ですしね。大人の事情って奴です。

 

パンチマニアなんてハートとかでもケンシロウやられてましたしね

 

ジャギなんていくらお金飲まれたかわからないほど死にましたよ。ええ。

 

 

( ´∀`)「じゃあ雑魚以外は勝てないの?」

「いや、ジャギっていう奴が出てくるとほとんど負けないんだよ!」

(*´∀`)(へ〜やっぱりジャギとシンは別格なのね)

 

「もうひとり絶対に負けない奴がいるんだけど・・・俺は天才だ!とかい」

( ´∀`)「アミバだね」

「そうそうアミバだ。よく知ってるな〜」

(;´∀`)(しまった!つい)

 

「ジャギもさ、出てくるときに俺は名前は何だ?とか言うんだけどs」

( ´∀`)「俺の名を言ってみろ じゃないの?」

「そうだっけ?詳しいな。」

(;´∀`)(しまった!つい)

 

「ラオウがさぁ、もう本当にめったに倒せないんだけど、倒すとラオウの昇天ってのが見れてな?」

(゚∀゚)(体温20度上昇)

「今までの人生で悔いはないぞ〜〜!!とかいtt」

(゚Д゚)「わが生涯に一片の悔いなしッ!!!」

 

 

 

もう最後のほうなんて抑揚までラオウでしたよ。俺は内海さんかってぐらいラオウでしたよ。

 

親父ら一般ピープルにしてみたら興味のない漫画とかアニメのセリフなんてこんなもんなんでしょうけど

 

ファンはこういうのが許せないってのが実体験で身にしみました^^;

 

もう名場面のセリフとなると(そもそもスロットで使われてるのはほとんど名場面)突っ込まずには

 

いられないのです。

 

 

でもいくら興味がないといってもキャラの性格ってのもあるし口調が全然違うのはいただけませんよ。

 

帝王のサウザーが「逃げない!振り向かない!」とか言いませんし(意味としてはそんなもんですが)

 

ましてや南斗炎の鳥なんて恥ずかしい拳法は使いません。

 

 

ラオウだってケンシロウに体に穴をあけられてそのまま昇天したんじゃありません。

 

それじゃあ超弩級マゾじゃないですか!

 

あれは天に帰るに人の手は借りぬ!と言って自ら秘孔をついて自決したんです!

 

まさかスロットではその部分を省略してるんじゃないだろうか?と疑ってしまうほどの勘違いですよ。

 

いくら説明しても「いいや、ケンシロウにやられて死んだんだ」といって聞かないです。

 

 

 

スロットでもこんなんですから本当に海外の北斗が親父らの目にとまらなくてよかったですよ。

 

あれが本物だと勘違いされたらたまりません。

 

 

「南斗聖拳って拳銃使うんだろ?あと斬られると燃えて溶けるんでしょ?」

(;´Д`)

 

「北斗神拳って爆発ととか起こせるんでしょ?」

(´Д⊂

 

「ハートとの死闘は忘れられないよね〜、ソバットのあとに『お前はもう死んでいる・・・』憎いねぇ」

《゚Д゚》忘れろ!!

 

 

まぁいろんな意味で体温が上昇しましたが、親父の枕元に漫画をおいて洗脳したいと思います

 

親父はちょっとみてグロイとか言ってたから脈はなさげですがね・・・・