明治39年(1906)、女子教育の進展を企図し「北鹿島村外四ヶ村組合立女学校」を鹿島小学校に併置して作られた鹿島高等女学校は、平成18年10月に創立100周年を迎えました。

 10月23日(月)、鹿島市祐徳院の参集殿において、創立100周年祝賀会が開催されました。前日の雨もうそのように晴れ上がり、同窓生350名、来賓21名が参加しました。
その中には、90歳を越す方が4名、米寿の方が11名など、お元気な姿で参加されていました。

 また、来賓として、本校の樋口校長、同窓会の吉田会長、そして福岡、長崎、武雄、塩田などの各支部の会長と事務局長が参加して、式典が始まりました。
森田 副会長 白濱 会 長 吉田 本部会長 樋口 鹿島高校校長
まず、森田副会長より開会の挨拶があり、続いて白濱会長からは「数多くの卒業生の中で、私ども100周年に逢い得た慶びを、心深く刻みたい」とご挨拶がありました。次に、吉田会長からは「如何に世の中が変わろうと、百年間培われた鹿島高等女学校「松操会」は綿々と受け継がれ「松の操と花の笑み」は永劫揺ぎ無く、願わくばこの記念日を契機に皆様の力強い団結と子々孫々、そして後輩へと受け継がれることを希望致します。」とご挨拶があり、続いて樋口校長からは「あの多感な青春の日々、「智徳を磨き良き妻や、かしこき母と生ひ立たん」と良妻賢母たるべく教育を受けられた皆様は、ひたむきに生きることを通して祖国日本の戦後の復興と発展に尽力されてこられました。そのご苦労に対して、改めて深く敬意を表する次第です。」とご挨拶がありました。
鹿島印刷 平野会長 今村雅弘衆議院議員 記念講演をして頂いた
古藤 浩 先生
乾杯のご発声
福岡鹿城会 朝長会長
来賓のご紹介とご挨拶のあと、元佐賀県教育長の古藤浩先生から「歴史を学ぶ」と題して、記念講演をして頂き、祝謡3番のあと米寿者の皆様に記念品を贈呈し、祝舞で100周年を祝い、朝長会長の乾杯の音頭で祝賀会に入りました。
久し振りに再会した旧友(?)に、健康の話、孫の話など話題は尽きませんでした。
米寿を迎えられた皆さん。白濱会長と。

アトラクションです

皆さん、本当にお元気でした。
今回、100周年の記念祝賀会の幹事を務めた、38回卒の皆さんで校歌斉唱です。お声は昔のままでしたヨ。
校庭にあった「竜舌蘭」
60年に1度といわれる花が咲きました。
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