2004年12月14日(火)
千葉県・干潟&サーフ
中潮
いつも思うのだけど、夜の高速から垣間見える街の光は美しく、そして少し寒々しい気持ちになる。 それでも気の合う仲間と何気ない会話をしながら目的地を目指していると、おのずとボルテージは上昇する。 高速から山を抜けると群なる煙突から横に流れる白い物が見え始める。 高揚していた気持ちも少し萎えたかけたが、目的地は近づき気合が入る。 駐車スペースには既に3台車が止まっていた。 車を降りると北よりの強風に体が縮こまる。 |
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手短に支度を済ませ潮の引いた干潟を歩き始める。 暫く進み、振り返ると港の外灯が小さく見え、水位も股下までになっていた。 ここで潮の満ちて来るのを待ちながらキャストを始める。 2時間位たったであろうか、Oさんが1匹バラした。その後、直ぐにヒット!55cmのシーバスだ。 コンディションの良い綺麗なシーバスに驚いていたようだ。たしかに湾奥の魚に比べると差は歴然である。 その後も後退しながら続けるが、シーバスが反応を見せることもなく終わる。 |
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続けて、サーフでの朝マズメのボイルに向かって移動する。 ここも先行の車が1台あり、私たちの到着と同時に支度を始め、そそくさと岬へ消えていった。 私たちも少し休憩を取り、マズメに間に合う様に岬へと歩き始める。 目指す場所には先行者がいなかったため、ボイルを待つことにした。 沢山のベイトが水面付近に確認出来、昨夜からの強風の影響も少ないようで、内心、フライでの釣果を確信していた。 しかし幾ら待っても見渡す限りボイルは起きず、ベイトもゆったりと波間に揺れていた。 やがて朝日が射して来ると期待は諦めへと変り、睡魔が襲ってきた。 (さすがに仕事終わりに一睡もせず、高速を飛ばしてくると、疲労は一段と濃い) Oさんと合流すると諦めムードは更に高まり、そのまま車へと歩きはじめた。 結局、昨日まで続いていたボイルに遭う事はできなかったが、次のチャンスをうかがっている。 |