ショックアブソーバ交換までの道のり | ||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
トヨタ ピエゾTEMSとは(アリスト) | ||||||||||||||||||||
アリストのダンパーユニットはPiezo TEMS(ピエゾTEMS)が標準装備されている。ピエゾTEMSの仕組みを簡単に説明すると、ピエゾTEMSとは路面から受ける影響をダンパーユニット内に装着されたピエゾ素子で検出、その信号をTEMSコントローラが受け取り、車速、ハンドルの切り角などの条件に応じ、ダンパー内にあるソレノイドを制御し、ダンパーの減衰力を4輪独立にハード/ソフトの2段階に自動的に切り替え、車体の制御を行うシステムです。 ピエゾ素子とは:鉛、ジルコニウム、チタンを主成分とする圧力電気変換素子のことです。 電子ライターの着火用に使われていることは愛煙家は良くご存じ |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
ARISTO JZS147 純正ダンパー の減衰力特性 | ピエゾTEMSショックアブソーバ側面 | |||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
【車両購入後のトラブル】 4輪独立に制御しているのでコーナや凹凸のある路面での車体の安定性にはバツグンの効果があるものと期待していました。また、ARISTOの車両購入時には、ピエゾTEMSは付いているものと何の疑いもなく思いこんでいました。 これは、新車を購入する際の常識であって中古車購入時には当てはまらないことは当然! 限度はありますが、やはり自身の目でチェックすることですね。 購入時、ローダウンになっていましたが、ショックが入れ替えられているとは「つゆ知らず」町中走行時に何やら走行音が大きいだの、路面段差からくる突き上げ感が大きいやら ・・・ 【空気圧】 (空気圧とロードインデックス) まず、最初に原因はタイヤにあり! と勝手に断定 空気圧を点検すると 2.6kgmの吸気圧でした。アリストの推奨空気圧を調べると 225/50 16inchホィールで ”2.2kgm” やはり当たり・・エヤ入れすぎだ!と考え2.2kgmに減圧 路面段差からくる突き上げ感は若干緩和しましたが、アリストはこんなものではない!・・・ まだ変 (空気圧についてはロードインデックスを参考に試行錯誤) インターネットで調べると「ARISTOのローダウン車の場合、低速域では乗り心地悪し、TEMS OFFが効果あり」との情報があり早速TEMS Fuseなるものがある場所を探索し、Fuseを取り外し。なにやら良くなった感あり・・・気持ちの持ちようの様にもあり判断つかず。どうも納得ゆかず。 【タイヤ】 タイヤはB社 GridU を履いていました。オートバックスにて相談 「なにやら走行音 うるさく乗り心地も悪い」との小生のコメントで Grid Uの走行音はかなり高い方、B社のタイヤ館でもリファレンスをとると同様な意見でした。 では、「静寂性に優れたタイヤに履き替えるべし!」 ブリジストンのレグノとヨコハマ デシベルの2つに絞り価格や装着時のインプレをインターネットで情報収集。デシベルを推奨する意見が多々あり、まず摩耗度5分山の前輪のタイヤを交換することに ゴーゴ−とうるさかった走行音は半減 ・・納得ゆかず 一週間後、摩耗度8分山の後輪のタイヤも交換 しめておよそ13万の出費なり でも、まだ納得ゆかず。 高級車の走りにしては 「変」 と言うことでとでトランクルームの内張をはがし、ショックの取り付け部分を見て・・愕然 (下の写真) なな なんと TEMSケーブルが外れている! し、ピエゾTEMSアブソーバでは ないではないか! |
||||||||||||||||||||
装着されていたいたのは、Tanabe製のSUSTEK DAMPERでした。(ピエゾTEMSなし) | ||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
次にとる行動は当然 ショック変更です! 乗り心地重視の目標の元、またローダウンのスタイル維持の元 車高調ダンパーを装着することに コンフォート向けのダンパーを調べると「アッパーマウント部に強化ゴム」が使用されていることがポイント さらに単筒式を条件に加え、HSKのLS+ダンパーとTEINのCSダンパーのどちらか、迷うことに・・・・ 価格では HSK製、EDFCなるダンパーの減衰力を制御できるオプションに期待してTEINのCSを選択 【購入】 ネットショッピングにて購入 定価の20%引きの価格で調達 【装着】 DIYで装着している人が多いこともあり、DIY装着をめざし工具を調達(トルクレンチ、コイルバネ サプレッサ、馬・・)し、TEINのマニュアルを見ながらトライ!・・ 3時間かかり、フロント側のダンパーをゆるめ、スタビの取り付けネジ外しまで 到達 しかしド素人には難し テンションが掛かりダンパーが外れな〜い 。 外した後の装着することが出来るか とても疑問に感じ 急遽 復旧作業に取りかかる。 (無理に取り外すことはできても 取り付けられなければ、駐車場暫く野ざらし状態に・・・まずい! サラリーマンはお仕えの身、安易に有給休暇は取れねー ・・ ) 近くのタイヤ館に持ち込み ダンパー取り付けをお願いした。 ダンパー持ち込みは通常はお断りだけれど、小生の困った状況を理解してくれて、ダンパー交換を行ってくれました。 感謝 ! しかし、割引価格で購入した割安感は交換工賃とアライメント調整費で吹っ飛びました。 |
||||||||||||||||||||
TEIN タイプCSダンパー | ||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
【装着後インプレッション】 ダンパー交換後、ゴトゴト音やゴーゴーという走行音も消え去り、アリスト本来の静かな走りとなりました。 あのタイヤ交換 騒ぎは何であったのか 始めからダンパー交換にすれば良かった と後悔してます。 購入からダンパー交換まで 約6ヶ月間を要しましたが、目的達成し まずまず! 減衰力は TEIN推奨の 10 戻しでセッティング リア側は、トランクルームから微調整できますが、フォロント側は、タワーバーを外さなければ調整できず。次には車内から減衰力が調整できるEDFCの装着かな! EDFC装着 |