くつろぎのひととき
( ニアフィールド〜オ−ディオ )
   くつろぎのひとときにJAZZを、特に気に入っているのがピアノジャズ、
自宅はマンション一室です。大きなスピーカではお隣さんにご迷惑が掛かるので小音量でも本格的なオーディオルーム並の臨場感を味合うには、小型スピーカでニアフィールド・サラウンド環境で聴くのがお勧め、(最初にソニーのサラウンドヘッドフォン(MDR-HW700)を試しましたが、小型でもスピーカで聴く方が心地良いと思います。)
PC用のアクティブスピーカから始まり試行錯誤の末に、現在は13.5chサラウンドのニアフィールドオーディオとなっています。つまり1m〜1.5mのニアフィールドエリアに15台+1台で合計16台のスピーカを配置しています。(同時に駆動可能な数は13.5ch)  少し大きなPC机の本棚を占拠して何とか収まっていると言う感じかな〜。
 

サラウンドプロセッサとオーディオファイルのDACとして、15.5chのAVプリアンプを使っています。YAMAHAのCX-A5000からMarantzのAV8801に、そしてMarantz AV8805切り替えました。
(Marantzへの切り替えでスピーカのセッティングをYAMAHA型からMarantz型へ変更しました)
AV8805はDolby AtmosやAura3Dに対応しているので、スピーカ、アンプを追加。
当初PC内蔵のSound BlasterのX-Fi Xtreme Audio(7.1chのサラウンドに加えS/N100dBのローノイズが特徴)を使っていましたが、その後 ASUSのSTRIX RAID DLX(7.1ch S/N 124dB)に入れ替えました。これは外付けでボリュームコントロールとスピーカ/ヘッドフォン切り替えが出来便利でしたが、Dolby DigitalやDTS等の業界標準のサラウンド再生機能が付いていなかったので、それらのサラウンド機能とネットワーク経由でのDigital音源の再生機能を備えてた11.5chのAVアンプを追加しています。

サラウンドシステム
◇フロントは ELAC BS312 と B&W PM1 を並べて駆動しています。
 パラレルに並べることで音の厚みと言うか深みが増した気がします。

 当初はBS312とPM1を切り替えて聴いていましたが、それぞれの特徴を同時に味わいたい思い
 から、並行駆動することにしました。はじめはアンプの出力をアッテネータで音圧を合わせてセ
 ッティングしましたが音質が低下したのでアンプ(SANSUI AU-α607MR)を追加してパラ接続
 にして聴く様にしました。
 BS312はSANSUI AU-α607MRで、B&W PM1はSANSUI AU-α907KXでドライブしてます。

 ELAC BS312は非常にコンパクトな筐体からは想像できない様なスケール感を伴った音を
 提供してくれます。小型でありながら引き締まった低音、どこまでも澄み切った中高音がとても
 魅力的。

 B&W PM1はB&Wの45周年を記念して製作された限定モデルです。
 ノーチラスチューブのツィータが特徴、低域から高域まで繊細でクリヤな音です。前述のBS812
 と互角と思います。

◇センターは、DALIのOBERON VOKALとDALI MENTER MENUETを切り替えられる様に
 していましたが、ELACの音域の広さと調和させたくて、ELACのcc241.BEに入れ替えました。
 アンプは高音のキレが評判のSANSUIのAU-α907L EXTRAです。
 厚みのある重厚で力強くズンズンと体に響く低域と抜ける様な高域、歪みの無い綺麗な中域の
 音です。

◇フロントワイドは、DALI MENTER MENUET をSANSUI B2102 MOS VINTAGEでドライブ
 (オーディオを始めた頃 このMENUETをフロントのメインスピーカにしていました。)

◇サラウンドはDENON SC-M39から 3WayのKEF R300 に変更、
 ドライバーはRotel RB-1582
 このKEF R300も広い音域をカバーする高性能なブックシェルフスピーカです。
 フロントに設置したかったが、筐体が大きく棚に入らなかった為、サラウンドバックに配置
 しています。

◇サラウンドバックは DENON SC-CX101 とONKYO A-905Xの組み合わせ

◇フロントハイは ONKYO D-22XMをとONKYO A-905FXの組み合わせ

◇サラウンドバックハイトにSony SR015を配置して、SansuiのA-α7で駆動。
 このA-α7も良い音を出します。

◇サラウンドハイトに YAMAHA NS10MMをONKYO A-905X

◇サブウーハ ONKYO SL-057を使っていましたが、ウーハはバスレフ方式よりも密閉方式の
 方が良いとの話があったので、
 FOSTEXのCW250A(25cmの密閉型)とVicterのSX-DW77(30cmの密閉型)
 を追加し ダブルウーハとしました。低音域の厚みが増した感じですね。

オーディオは車と同じで金を掛ければキリが無い、でも典型的な自己満足の世界なので楽しむ自分が満足、納得出来れば、それで良いのではないでしょうか。
プリアンプにAV8805を加えてから音の質が格段にアップ、現状は大変満足。

お気に入りのサラウンドデコードロジック
・YAMAHA CX-A5000のケース
 最近(2021/10/30)サラウンドの設定を色々幾種類か試していて、その中で
 Dolby ProLogic Ux(7.1ch)のmusicの設定が、音の広がりと言うか、深みと言うか、それとも
 厚みと言うか
 とても気に入りました。 ドラマやmovieもこの設定を使っています。

・Marantz AV8805
 最新更新:音楽でも映画でも、Dolby系一本槍 
      音が素直な響きで わたし好み 
      AV8805のEQなどはOFFで、わたし好み




履歴
<2020/8/7>更新
・フロントスピーカーのサブとして JBL 4312Mを用意していましたが、あまり聴く機会が無いことから除外。レイアウト変更をしました。

<2020/10/5>更新
・スピーカ−ケーブル、RCAケーブルの更新
 Netの書き込みの中に「スピーカ−ケーブルを交換すると劇的に音が良くなる」と言うのを見
 つけ、スピーカーケーブルの交換に興味と意欲が沸き、購入前にどの様なケーブルが良いのか
 調べて見ました。
 色んなブランドのケーブルがありました。MonsterCable、Zonotone、AudioTecnica、Belden
 などなど。
 価格も数百円/m〜数万円/mまでバリエーションがあり、ある意味驚きを感じました。また何故、
 音質が良くなるのかも気になりましたね。音質に影響するのはケーブルのインピーダンスで、周
 波数の影響を受けるのは表皮効果によるものと言うことが判りました。小生の様な狭い室内での
 ニアフィールドの環境では機器間の距離も数メートルと短いので、それなりの太めの撚り線を使
 ったケーブルであれば、前記した影響は気にならないものと感じるところです。高価なケーブル
 は線材やその組み上げ方に工夫を施しており、高価になる所以です。大きなホールでは真価を発 揮するのではと思います。
 ネットには誤解を与える様な誇大広告やクチコミに溢れており、あまり意味の無いところに散財
 しない様な注意が必要です。

<2020/10/20>
・サンスイのB-2102 MOS Vintageと言うパワーアンプを手に入れました。当時のサンスイの最高級商品になります。1988年に発表された製品なので、約32年前の製品になります。このアンプの出力段はMOS FETで構成されており、FETの動作原理は真空管に似ており、どの様な音が出るのか、非常に興味が沸いたのが、購入の主な動機なんです。
<2020/12/6>
・KEF のブックシェルフスピーカ R300をゲットしました。
 かなり前から気になっていたスピーカです。KEFの同軸の中高音SPにウーハを加えた3way
 DenonのSC-M39はオークションに出す事にしました。
<20210211>
・Fostex CW250Aを入手しました。25cmの密閉型のサブウーハです。
<2021/4/5>
・ELAC cc241BEをゲットしました。
 Dali oberon Vokalと入れ替えました。中高音の解像度が増し、音場が生き生きと弾けた
 様な〜〜 迫力も増しました。入れ替え正解です。 
<2021/4/27>
・Victor パワード サブウーファー SX-DW77 をゲットしました。
 これは30cmの本格的なウーファでFostex CW250と同じ密閉構造です。
 引き締まった重低音を提供してくれます。Fostexと併せて2台構成になって、
 音の厚みが増しました。
<2021/5/24>
・サンスイのB-2102 MOS Vintage 問題です。時折気がつくと右側のchから音が出ていない。
 メインでは使ってなく、サラウンドのサイドスピーカのドライバーとして使っているので、
 直ぐには気が付かなかった。
 症状は一旦電源を切り、暫くして動かすと元通りに復旧している。入力を大きくすると
 復旧する。入力のセレクタには無関係。よってセレクタ以降の回路の信号経路の何処かで
 接触不良が起きている様に思えます。所謂半田のルーズコンタクト
 中を空けて調べるべきですが、なんせこのアンプは重量物で35kgもあり容易には動かせません。
 意を決して不良解析を進めることにしました。< to be continue >
 <continue>
 まず、パワーアンプの右Ch基板を外します。
 次にパワートランジスタとヒートシンクを繋ぐネジを緩めるとヒートシンクが外れます。
 この状態で基板の半田面をよく見るとイモ半田気味に半田の手直しが施してありました。
 推察するに前のオーナもこの不具合現象に悩まされ、再半田を試みていたものと思われます。
 そして解決出来なかった。取りあえずイモ半田の箇所を再加熱して修正してゆきます。
 でも組み立てて動かすと、暫くしてルーズコンタクト現象が再現します。
 どうも通電して基盤温度が上がってくるとルーコンになり、電源を切断し暫く放置すると正常に
 復帰する様です。今度はヒートシンクを付けた状態で基盤を外したままで電源を入れます。
 この状態でタップ試験をします。ドライバーの頭で軽く部品に振動を与え、ルーコンが起きるか
 観察する訳です。するとアンプの出力回路に繋がっているコイルを軽く叩くとルーコン現象への
 感度が高いです。ほぼこの部品に特定されました。ヒートシンクを外し半田面を観察するとコイ
 ルのリード線と半田の界面に微少のクラックがあります。そこを再半田し、解決です。
 ご苦労様。
 <おまけ>
 アンプの背面パネルを空けると大きなコンデンサが目に入ります。当時のオーディオの電源用の
 電解コンデンサです。日立製作所のPure Focusの刻印があります。一つだけ、膨らんでいます。
 膨潤しています。たぶん経年劣化した結果と思います。何れ故障に陥ると思われるので、今回
 交換しました。但し、同じものは手に入らないのでニチコンの少し容量の大きなものに入れ替え
 ました。これで暫く安心。
<2021/6/x>
 スピーカの追加です。B&W PM1を手に入れました。
 輸送事故でツィータのドームがペッチャンコに凹んでしまいました。
 宅配業者責任でB&Wに修理してもらいましたが、部品製造から始まりましたので、修理には
 四ヶ月を要しました。10年前の限定品でしたが元通りに修復出来、助かりました。
 B&Wに拍手!!
<2022/4/6>
 AVプリアンプをYAMAHAのCX-A5000からMarantzのAV8801に切り替えました。
 CX-A5000は使いやすくてとても気に入っていましたが、Marantzの方が音質がよく、音楽鑑賞
 が主目的であれば、Marantzと言うレビューが気になり、交換に至りました。
 第一印象として、「音が違う」と感じました。ボーカルの艶やかさや奥深さをより感じること
 が出来ました。
 またサラウンドの拡張機能としてYAMAHAのCinema 3Dに対しMarantzのAudysseyの方が私
 の好みに合いました。
 AV8801よりもさらに音質が格段によくなったと言われるAV8802の存在が気になりだしました。
 やはりAudioはキリがない。
<2022/5/7>
 先月、ネット検索中にAV8805を発見。
 AV8805は生産中止機種ですが、高級機種で発表からあまり経過しておらず、中古市場での
 球数も少ない為、市場価格も30万前後の高額で取引されています。
 それでも、最新機能を有しており当時の定価が50万と思うとお得感もあります。
 個人的には、高めの価格が設定されていましたが、球数が少ないことを考慮して、買うことに
 しました。
<2023/2/27>
 以前から気になっていたスピーカ Monitor Audio Gold 50GX を手に入れました。
 我がオーディオ部屋に置けるサイズはブックシェルフタイプの高さが30cm前後です。
 このスピーカのサイズがびったりはまります。
 早速試聴しました。スピーカケーブルを用意して、他のスピーカと聞き比べ出来る様に配線を
 工夫しました。
 感触、たしかにリボンツイータの高音域は、まずまず。ネットの口コミにあった様に低音域が
 弱いというのは、アタリです。音の迫力、全体のバランスという点で順番を付けるなら
 1:ELAC      BS312
 2:B&W      PM1
 3:KEF       R300、Monitor Audio Gold50GX
 4:DALI      Mentor Menuet

 意外に最も小さな DALI の Menuetのバランスの良さを感じました。
 取りあえず、MonitorAudio Gold50GXはキープ