ゲ イ ボ ル ク  
   刺し穿つ死棘の槍・・・ 

〔ランク B〕

『対人宝具』

放てば必ず心臓を貫く魔槍。
これは因果と結果を逆転させる為であり、放たれる前に結果が決まっている為かわす術は無い。
幸運の高さで因果の逆転を防ぐか、本編で見せた『同等の呪いをぶつけ相殺させる』より、方法は存在しない。

更に詳細についてはFate本編をご覧ください。


 ヴ ァ ジ ュ ラ  
  猛り狂う雷神の鉄槌・・・

〔ランク B+〕

『対人宝具』

古代インド神話の雷神インドラの神格象徴。
士郎が投影可能な投擲系の宝具の中では最も高い信頼を置く宝具。
その理由としては所有者の魔力量関係なく高いダメージ数値をたたき出す事に加えて、一度投擲すれば真名に相応しい雷を思わせる速度にある。
その速度ゆえに物理的な破壊力も慣性の法則によって飛躍的に上昇する。
本物は一度限りであるが士郎は投影で作り出した紛い物である為何度でも使用できる。
更に投影で呼び出した武器はランクが下がるが、士郎は『壊れた幻想』で破壊力を補っている。


カ ラ ド ボ ル グ
   吹き荒ぶ暴風の剣・・・

〔ランク B+〕

『対人宝具』

アイルランドの英雄クー・フーリンと数々の死闘を演じた英雄フェルグスの愛剣。
クー・フーリンにとっては天敵と言える宝具だが、それはあくまでも誓約(ゲッシュ)によって補足された能力に過ぎず、その最大の能力は『狙った標的に必ず届かせる』点に求められる。
それゆえに剣にもかかわらず、槍(最大射程なら弓をも)を凌駕する射程距離を誇る。
しかし、あくまでも『届かせる』にすぎず、その後(敵を倒す等)は担い手の技量に全て委ねられる。


グ ン グ ニ ル
   大神宣言・・・

〔ランク B++〕

『対軍宝具』

北欧神話の主神オーディン愛用の投擲槍。
有名すぎるほど有名であるがその能力は『一度放てば標的を射抜くまで地の果てまでも追い求める』。
その能力ゆえに士郎からはヴァジュラに次ぐ信頼を得ている。
しかし、その反面速度は標準である為、『投影接続』でヴァジュラとセットで使用する場合が多い。


ル ー ル ブ レ イ カ ー
  破戒すべき全ての符・・・

〔ランク C〕

『対魔術宝具』

『裏切りの魔女』の神性を具現化させた至高の対魔術兵装。
ありとあらゆる魔術・魔力を無効化し破戒する。
純粋な殺傷力は微弱だが魔術師・サーヴァントにとっては最凶の天敵と言える宝具。


ゲ イ ボ ル ク 
   突き穿つ死翔の槍・・・

〔ランク B+〕

『対軍宝具』

ランサーの持つゲイボルクの呪いを命中率でなく破壊力に全て置き換えて敵目掛けて投擲する。
元々ゲイボルグはこちらの使用方が正式な使い道であり上記の刺し穿つ死棘の槍はランサーが自己流にアレンジした技。


ゴ ッ ト ハ ン ド  
十二の試練・・・

〔ランク B〕

『対人宝具』

バーサーカーが生前ヘラクレスとして挑んだ十二の難行を達成した事によって得た祝福。
十一個の命を与えられ、死亡と同時に蘇生が掛かる。
すなわちバーサーカーは十二回殺さないと死ぬ事は無い。
その上、一度受けた攻撃は宝具であろうと、十二の試練が自動的に無効化する。
一騎打ちにおいてこれほど最悪極まりない能力も他に無いだろう。


ゲ ー ト ・ オ ブ ・ バ ビ ロ ン 
王の財宝・・・

〔ランク E〜A++〕

『対人宝具』

鍵剣を使う事によりギルガメッシュが生前ありとあらゆる財を蓄えた蔵をこの世界に繋げる事が出来る。
そこに安置されているのは世界中の宝具の原典やあらゆる道具。
並ぶ者無き程の財を手にしたギルガメッシュだからこそ反則級の強さを誇る宝具。


ザ バ ー ニ ー ヤ  
妄想心音・・・

〔ランク C〕

『対人宝具』

人間を呪い殺す事に長けた悪性の精霊の腕。
本物と共鳴しあう二重存在(本文中では心臓)を作り出しそれを潰す事で対象を呪い殺す。
しかし、魔力ランクが高い者には通用しない。

(追記  原作でランサーはこの宝具で脱落している。ステータス上ではランサーの魔力はCである事から通用する境界線はC以下であると推定される)


 エ ヌ マ ・ エ リ シ ュ   
天地乖離す開闢の星・・・

〔ランク EX〕

『対界宝具』

英雄王ギルガメッシュのみが持つ天と地を分けたといわれる乖離剣エアの力を最大放出した一撃。
その威力は単体でも強大であるが、『王の財宝』のバックアップをも受けると更に跳ね上がりかの聖剣『エクスカリバー』をも凌駕する。


 ブ リ ュ ー ナ ク   
轟く五星・・・

〔ランク A+〕

『対城宝具』

ランサー『クーフーリン』の父ケルト神話の主神ルーが持つとされる五つの鏃を持つ投擲槍。
真名と共に打ち出されると同時に鏃は五つの光りと化し、周囲を吹き飛ばす。
だが、この宝具の最大の能力はどれだけ標的と離れていても持ち主が望めば必ず貫く点に上げられる。
その能力ゆえにルーは『長腕のルー』とも呼ばれている。


 諸 葛 弩    
万兵討ち果たす護国の矢・・・

〔ランク C〕

『対軍宝具』

三国時代屈指の戦略家であり蜀の初代丞相、諸葛亮が兵力不足を補う為開発した大型弩弓。
一度に十本の矢を同時に射出し集団戦では絶大な威力を発揮する。
更に鏃には即効性の猛毒を付与しており、傷口を壊死する効果もついている。
無論サーヴァントでもまともに当たればダメージは避けられない。
だが、誤解無きように書くが諸葛弩は本来武器の範疇を越えていない。
諸葛亮という英雄に引きずられる形で宝具にまで昇華した。


エ ク ス カ リ バ ー   
約束された勝利の剣・・・

〔ランク A++〕

『対城宝具』

アーサー王の代名詞と呼んでも差し支えない最も高名な聖剣であり星によって鍛え上げられた神造兵器。
人々の想念が蓄積された結果生み出された最強の幻想(ラスト・ファンタズム)。
所有者の魔力を光に変換し、全てを薙ぎ払う究極の斬撃である。
その威力はイレギュラーであるギルガメッシュの『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』と言う反則を除けば今回の『聖杯戦争』に参戦しているサーヴァント中最強。


 ベ ル レ フ ォ ー ン  
騎英の手綱・・・

〔ランク A+〕

『対軍宝具』

神代の幻想種(ライダーの場合はペガサス)を従える為の手綱と鞭。
これを装着させる事でその幻想種のリミッターを強制排除し全ての能力を1ランク上昇させその超高速突撃で相手を粉砕する物理攻撃。
これだけでも脅威だが更に幻想種から発せられる膨大な魔力が守りをも固める。
攻防共にエクスカリバーに次ぐ威力を誇る宝具。


ブ レ ー カ ー ・ ゴ ル ゴ ー ン 
自己封印・暗黒神殿・・・

〔ランク C−〕

『対人宝具』

魔眼を封じる眼帯。
これ自体には何の殺傷力も持ち合わせていないが、ライダーの持つ魔眼『キュべレイ』を封じると言う意味では彼女にとって無くてはならない宝具とも言える。
(魔眼については魔術・浄眼・魔眼にて)


ア ヴ ァ ロ ン 
全て遠き理想郷・・・

〔ランク EX〕

『結界宝具』

エクスカリバーの鞘に秘められた防御能力。
エクスカリバーの鞘には持ち主の傷を癒し更には老化を抑える能力があると言われ、本文と原作において士郎の数多くの命の危険を救った力。
だが、これの本来の能力は数百のパーツに分断され所有者をありとあらゆる干渉から守り抜くいわば、移動要塞と呼ぶべきもの。
その守護の力は絶大で、五つの魔法の一つ平行世界からの干渉すら全て遠き理想郷は守り抜く。


ロ ー ・ ア イ ア ス 
熾天覆う七つの円環・・・

〔ランク B+〕

『結界宝具』

トロイア戦争の英雄アイアスが所持していた青銅の盾になめした牛皮を七枚敷き詰めた盾で、やはりトロイア戦争の英雄ヘクトールの投槍をただ一つ防いだ。
それ以後宝具に昇華した時には七つの花弁を展開し防御する。
殊に投擲系統の武器には絶対の防御を誇る。


フ ラ ガ ラ ッ ク   
斬り抉る戦神の剣・・・

 〔ランク C〕
〔迎撃時ランク EX〕

『対人宝具』

元封印指定執行者であり現在『裏七夜』遊撃要員であるバゼット・フラガ・マクレミッツが保有する数少ない現代に残る宝具。
通常ではそれほどランクが高い宝具でないが、相手が切り札を使用しようとした時これの真価が現れる。
『後に出でて先に断つもの(アンサラー)』
この詠唱に現れるように相手の切り札に自動的に反応しどれほど先に相手の切り札が放たれていても必ずフラガラックの方が先に命中し相手の攻撃を無かった事にする。
エクスカリバーであろうがエヌマ・エリシュであろうが切り札である限り例外は一切無い。

これに対抗する術は二つ、切り札を使用しないか同じ属性の宝具をぶつけるしかない。


村   正  
お上に仇名す破滅の妖刀・・・

〔ランク B+〕

『対人宝具』

災いをもたらす妖刀としてその名を轟かせる妖刀。
江戸幕府初代将軍徳川家康によって正式に妖刀のレッテルを貼られその後は一般にも妖刀としてその名は広く知られる。
その風説により諸葛弩と同じく業物から宝具へと引き上げられた。
刀を抜き、木の葉を切ろうとすると木の葉の方が近寄り己から真っ二つにされたと言う逸話から真名を発動すれば必ず相手は傷付き、破滅の風評により斬られた箇所から崩壊していく。
人間は無論、死者・死徒・更には英霊まで例外は一つとて存在しない。
だが、士郎の持つ投影可能宝具の中でも使用の難しい宝具でもある。


ア イ オ ニ オ ン ・ ヘ タ イ ロ イ
王の軍勢・・・

〔ランク EX〕

『対軍宝具』

征服王イスカンダルに死後も忠誠を誓い、英霊と化した近衛師団をイスカンダルのサーヴァントとして招聘させる。
この宝具によって召還された英霊達はマスター不在であるが、低ランクながら全員が単独行動のスキルを保有する。
また、軍勢出現時心象風景が出現するが、これはイスカンダルを含めた『王の軍勢』全員が共通して心に焼き付けた風景であり、彼ら全員招聘される事で初めて現実を侵食する固有結界となる。


ゲ イ ・ジ ャ ル グ 
破魔の赤薔薇・・・

〔ランク B〕

『対人宝具』

ディルムッドが持つ二槍の内の一本。
魔力を打ち破る効果を持ち、この槍の刃を交えると魔力を遮断、宝具や礼装の効果を無効化する。
攻撃には魔術効果は一切通用せず、攻撃を防ぐには実質物理防御しか通用しない『宝具殺し』の槍。
ただし効果は発動前のものに限り、既に完了した魔術効果は無効化出来ない。


ゲ イ ・ ボ ウ 
必滅の黄薔薇・・・

〔ランク B〕

『対人宝具』

ディルムッドのもう一つの槍。
この槍で傷を負わされた場合その傷はいかなる手段を用いても治癒は不可能となる。
どれだけ回復しても『その傷を受けた直後』の状態までしか回復する事は出来ない。
解除にはこの槍を破壊するか担い手を滅ぼすしか方法は存在しない。


イ カ ロ ス の 翼
太陽に挑む勇者の翼・・・

〔ランクB〕

『飛行宝具』

ギリシア神話に登場する英雄イカロスが父ダイダロスより与えられた翼。
魔力を充填する事により空を飛行する。
更に持ち手の熟練次第では高速飛行も可能。
ただし、翼を身に付けたイカロスが太陽の熱で翼を失い命を落とした逸話から、太陽、及び熱・炎に極めて脆弱な欠点も持つ。


火 尖 槍 
神仙達の裁き・・・

〔ランク B〕

『対人宝具』

古代中国神話『封神演義』に登場した英雄の一人ナタが持っていた炎を吹き出す槍。
普通でも炎を吹き出すことが出来るが本来の力は真名を唱える事で発揮する。
真名を唱える事で、炎自体が意思を持って敵を包囲しその後、収縮して敵を焼き尽くす。
また炎自体にも破邪の力が秘められているので魔との戦いにも極めて有効。


ダ イ ン ス レ フ
災いと破滅呼ぶ黄金の剣・・・

〔ランクB++〕

〔対人宝具〕

英雄シグルドの命を奪った黄金の剣。
幸運を除く持ち手の能力を二ランク上昇させるが、その代償として剣に持ち手が決めた感情を一つ捧げ続けなければならない。
それが無くなると持ち手の理性は剣によって奪われ狂い、最後には命すらも奪われる破滅の宝具。
更にシグルドを殺めた逸話から英霊又は英雄の力を持つ者に追加ダメージ若しくは即死判定を下す『英雄殺し』の属性をも併せ持つ。


魔 弾 
悪魔と契約交わした暗黒の弾丸・・・

〔ランクB+〕

〔対人宝具〕

ドイツ民話に伝わる悪魔が創り上げた弾丸。
己の意思で弾丸を操り、いかなる遠距離や障害があろうとも必ず命中させる。
ただし、一発だけ持ち主の意思に従わず、持ち手、若しくは持ち手が大切とする人物に当たる様に仕向ける。


 モ ラ ル タ 
  大なる激情・・・ 

〔ランクA〕

〔対人宝具〕

ディルムッド・オディナが真紅の魔槍ゲイ・ジャルグ、黄色の呪槍ゲイ・ボウの他に所有していた二本の魔剣の内の一本。
通常の斬り合いでも存分にその力を発揮するが、真名を発動させた時、いかなる防御手段をも粉砕し、いかなる相手も切り裂く一撃必殺の斬撃を生み出す、いわば簡易版エクスカリバーとなる。
ただし、エクスカリバーの様に光の残撃となって長射程となる訳ではなく、あくまでも至近での白兵戦のみでの使用のみの限定使用となる。


 ベ ガ ル タ 
  小なる激情・・・

〔ランクB、ただし一撃のみA++〕

〔対人宝具〕

ディルムット・オディナが持つ二本の魔剣の一本。

こちらも真名で発動させれば強力な斬撃を生み出すが、モラルタほどの威力は無く、モラルタやゲイ・ジャルグ、ゲイ・ボウに比べるとやや見劣りする。
しかし、この宝具の真価は刃が砕け柄のみになった時現れる。
この状態で真名を唱えると、ベガルタを失う変わりに、一撃のみ、至近距離と言う限定ではあるがエクスカリバーに匹敵する威力を発揮する。


プ レ ラ ー テ ィ ー ズ ・ ス ペ ル ブ ッ ク
螺湮城教本・・・

〔ランクA+〕

〔対軍宝具〕

『青髭』ジル・ド・レェが持つ人間の皮膚で装飾された魔道書。
海魔を自在に召還、使役する。
更にこの魔道書自体が魔力炉としての性能を持つ為、術者の魔力が足りなくても大魔術の実行すら可能となる。


ナ イ ト ・ オ ブ ・ オ ー ナ ー 
騎士は徒手にて死せず・・・

〔ランクA++〕

〔対人宝具〕

『湖の騎士』サー・ランスロットの持つ驚異的宝具。
いかなる武器、兵器でもランスロットが手にした時点で己の宝具として使用する。
たとえ棒切れであったとしてもランスロットが持った時点でDランクの宝具となる上に、それ以上のランクの武器、宝具であればそのランクのままランスロットに使われる。


ヴ ィ ア ・ エ ク ス プ グ ナ テ ィ オ
遥かなる蹂躙制覇・・・

〔ランクA+〕

〔対軍宝具〕

征服王イスカンダルの乗る戦車 『神威の車輪〔ゴルティアスホイール〕』による蹂躙戦法。
神牛の蹄と戦車の車輪の二つの攻撃を与える。
更に神牛の蹄から迸る雷撃による追加ダメージをも与える。
破壊力は申し分なく、速度を除けばメドゥーサの騎英の手綱に匹敵する威力を持つ。


ナ イ ン ラ イ ブ ス
射殺す百頭・・・

〔ランクA++〕

〔対城宝具〕

ヘラクレスの最強宝具。
正統歴史では士郎が剣を使い行使していたが、本来は弓を持って使用する。
ヘラクレスが弓を放つと同時に矢は九つとなって意思を持ち個別の敵を討つ事も出来れば一体に集約する事も出来る。
だが、何よりも恐ろしい能力として、怪物ヒュドラの毒を鏃に塗りこんでいたという逸話から諸葛弩や村正と同じ破滅の能力と必滅の黄薔薇と同じ受けた傷を癒さぬ呪いの二つの力をも帯びている。
(ただし、その威力はこちらの方が遥かに上回る)


 ゲ イ ボ ル ク 
貫き穿つ死雷の槍・・・

〔ランクA+〕

〔対城宝具〕

セタンタによるゲイ・ボルグ投擲。
ただしこちらの場合、セタンタは足で槍を握り、更に身体全体をバネとして投擲する。
その為に槍自体が弾丸と同じ様に回転し、更にはセタンタが魔力を込める事でゲイ・ボルグの呪いを一点に集約させた事で威力は格段に跳ね上がる、セタンタ最強の宝具投擲法。
ケルト神話時代セタンタはゲイ・ボルクをこの投法で投げていたが、集団戦の為に改良したのが、上記の突き穿つ死翔の槍である。


フ ォ ー ・ サ ム ワ ン ズ ・ グ ロ ウ リ ー
己が栄光の為でなく・・・

〔ランクB〕

〔対人宝具〕

ランスロットの持つ補助宝具。
第四次聖杯戦争では自分のステータスを隠蔽するだけの宝具だったが、本来は隠蔽に加え、特定の人物の姿形を完全に真似て変身する事が出来る。
しかし、変身出来るのはあくまでも外見だけで能力は模倣出来ない。


ア ロ ン ダ イ ト 
無毀なる湖光・・・

〔ランクA++〕

〔対人宝具〕

ランスロットが『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』、『己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)』の二つの宝具を封印して始めて使用可能となるランスロット最強の宝具。
使用する事で自身の全ステータスを一ランク上昇させ、即死判定の成功率を二倍に高める。
更に、竜殺しの属性をも帯び、竜属性には追加ダメージを与える。


ク レ セ ン ト ・ ム ー ン 
唾棄すべき失敗作・・・

〔ランクB+〕

〔対人宝具〕

『黒騎士』リィゾが常に愛用している剣。
自身の全ステータスを一ランク任意で上昇させる事が出来る。
また持ち手の精神状態によっては二ランクの上昇も可能。
ただし、効果の持続時間は短く長期戦には絶対的に不向き。


ス パ イ ラ ル ・ フ ェ イ ト ・ ブ リ ン ガ ー
交錯する絶望と希望分かつ運命の裁断・・・

〔ランクA+〜EX〕

〔対城宝具,最大出力時対界宝具〕

衛宮士郎が異次元抽出によって呼び出した、異世界の宝具。
エクスカリバーと同じ種類の宝具で、持ち手の魔力を指向性を持つ光と闇の斬撃へと変える。
ただし、この剣の最大の特徴として、周辺に存在する希望と絶望を取り込みそれをも剣の力に変換する。
その為、最大出力時にはエクスカリバーを凌駕しエヌマ・エリシュとも肩を並べる威力を誇る上、そのエネルギーを常に取り込み続けるので、発動時間が長ければ長いほど、威力を増し続ける。
この世界には担い手がいない為、事実上士郎のみが使用できる宝具となっている。


ガ ズ ィ ク ル ・ ベ イ 
串刺城塞・・・

〔ランクB〕

〔対軍宝具〕

『串刺し公』と呼ばれ、現在ではドラキュラのモデルとして有名な、十五世紀欧州ワラキア公ウラド・シュペッシュの象徴たる宝具。
発動させると同時に担い手が敵と認めた者の足元に槍を出現させ敵を串刺しにする。
その有効範囲は極めて広く視認出来ていれば、何百、何千、何万人だろうと対象とする事が出来る。
又、担い手がその敵を『悪』と断定した時、相手の不義、堕落の罪の重さに応じて呪いの追加ダメージと、最大三倍の即死判定を与える。
更に、オスマン・トルコ帝国のワラキア侵攻の際、トルコ兵二万を串刺しにした事でトルコ軍の士気を崩壊させ撤退にまで追い込んだ故事から、この宝具発動を見た敵は全ステータスが一ランクダウンする


ガ ラ テ ィ ー ン
忠義に生きる陽光の剣・・・
ランクA)

〔対人宝具〕

円卓の騎士・サー=ガウェインが持つ剣。
星によって鍛えられた神造兵器であり、アルトリアのエクスカリバーとは姉妹剣。

朝から正午まではこの剣を抜いている間、担い手は全てのパラメーターは三ランク上昇する特性を持つ『聖剣』。
また、ST(即死・頻死回避)判定において成功率が二倍になる。
さらに緑の騎士の逸話を持つため、隠蔽能力を使用している敵に対しては先制必中攻撃をおこなう権利を得るが、相手が生存していた場合、返しの一撃として無防備で攻撃を受けなければならなくなる。
優れた騎士が担い手であれば、『悪魔払い』とあらゆる呪いを無効化する『破魔』の効果を得る。


エ ク ス カ リ バ ー ・ ガ ラ テ ィ ー ン
転輪する勝利の剣・・・
(ランクA++、条件によってはEX)

〔対城宝具〕

上記の『忠義に生きる陽光の剣(ガラティーン)』で繰り出す最大出力の一撃。
あらゆる魔を焼き払う聖炎の一閃に加え、この剣の力で作り上げた太陽が敵の頭上に落ちる。
威力は『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』と肩を並べ、また炎は破邪の力も併せ持つ。
また、『忠義に生きる陽光の剣(ガラティーン)』の効果も受けていればのその威力は『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』にも匹敵する。



象徴(シンボル)・・・

『代理人』のみが持つ事の許された支配領域(グラスパーカテゴリー)の神が持つとされるアイテム。

それは剣に代表される眼に見える物から、魔眼などの能力的なものもある。

それらの力は絶大で宝具のランクで評価されるとすれば、全てEXランクを超えるΩランクで評価される。








ロ ー ド ・ オ ブ ・ シ ャ ド ー
影の王位にて受け継がれし覇者の杖・・・

支配領域・・・影

ランクΩ

『影』が受け取った影の象徴(シンボル)。
形状は影で作り出されたステッキ。
支配するのは影であるので純粋な物理的効果はゼロである。
この象徴(シンボル)が最大の力を発揮するのは『全ての影の生殺与奪全ての権利を握る』事に集約される。
この象徴(シンボル)を経由した影に接触した影はあらゆる面でその影に支配される。
変化・破壊は無論の事この象徴を極めれば無から影を新たに創造する事すら可能となる。


バ ウ ン テ ィ ・ ソ ー ド
剣神より下賜された報奨の剣・・・

支配領域・・・剣

ランクΩ

衛宮士郎が受け取った剣の象徴(シンボル)。
全ての剣の頂点に立つ事を生み出される前から確定されているためあらゆる剣はこの剣と戦う事を始めから放棄している。
その為、剣として分類されている武器ではこの剣と闘う事は事実上不可能。
真名を解放した時には、この剣自体の魔力によって代理人の身を守りその魔力すらも敵を切り裂く刃として攻防さらには膨大な推進力により機動力の面でも極めて優れた一撃となる。
(ただし、代理人が使用するそれの威力は最大出力にしても本来のそれの三分の一程度、本来の出力となれば世界をも粉砕する一撃となる。本来はもはや救済が望めない世界を消すために剣神が振るう剣であるため)
また、この剣を持つ者の特権として固有世界『剣の王国(キングダム・オブ・ブレイド)』を部分展開し宝具使用を可能とし、その際には魔力は一切消費しない。


ハ デ ス ・ ジ ャ ッ ジ メ ン ト
冥皇の眼・・・

支配領域・・・死

ランクΩ

七夜志貴が直死の魔眼を完全覚醒させた死の象徴(シンボル)。
如何なるものであろうと、その眼で見られた場合、死が完全確定され、その身体そのものが死の点と化し、何処であろうとも、誰が突こうとも、突かれればそれで死亡する。
この呪縛は仮に志貴の眼を潰しても志貴本人が死んだとしても永久に解除されない。
満月の下での真祖であろうと死の線も点も無い現象や第五位ORTであろうと、この眼から逃れる事は不可能。
ただし、志貴への負担は直死の魔眼を遥かに越える上に、自分の身体でもその呪縛を与えてしまう為、発動は一秒程度に制限されている。

 

戻る