地学部のプラネタリウム

 朝霞高校地学部は文化祭で、20年以上にわたってプラネタリウムを制作、上演し、見ていただいた方に喜んでもらっています。
長い間に培われたノウハウを後輩に伝えることと、また多くの方に見てもらってご意見を頂くということを目的に、ここに制作過程を写真で紹介します。

1.設計図

塩ビ管24本で投影ドームの骨組みを作る
外側に黒の羅紗紙、内側に白の模造紙を貼り付けるため、ドームの骨組みに合わせてカットする。、


2.基礎

ドームの中心位置を決める
土台になる塩ビ管24本を
円形に並べる。


3.組み立て

補強のために、パイプを
スズランテープでつなぐ。
さらに、下段でも補強。そして
両面テープを貼り付ける。
24本のパイプを円盤の縁に
取り付けたL字型の金具で
固定する。


4.貼り付け

遮光のため黒の羅紗紙を
パイプの外側に貼り付け
る。
枠の寸法に合わせてカット
した羅紗紙の縁に両面
テープを貼り付ける。
枠に合わせて羅紗紙を
貼り付ける。隙間のない
見事なカットと貼り付け。
出入り口も完成。
内部は白の模造紙。
(天頂付近)
光が漏れると、星雲のよう
に見えるが、もちろん日周
運動はしない。


5.投影の機械部分

円筒形の投影部分。球形
の天球を計算で円筒形に
換算してドリルで5等星
まで、穴をあける。
投影部分と、駆動部分
の接合。工具店で手に
入る簡単な部品で作る。
駆動部分、モーターの
パワーが不足気味。
コントロールボックス


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