2004年度夏期合宿


                                参加者:小林 小野木 迫田 大谷 鈴木 三田崎 塩野

   一日目8月15日(日)

                       8/15(Sun) 04:25 2004
 早朝の北朝霞。雨が時折強く降る中、今回の合宿に参加する7人が集合した。天気は、あまりさいさきがいいとはいえないが、朝霞・志木組は、割と元気そうだった。俺と三田崎の川越組は、少し眠そうに北朝霞へ。山口先生と、打ち合わせの後、ホームへ。このころは、話をすることもなく、黙っていた。ちなみに、なぜこんなに朝早いかというと、八王子から松本まで一本の電車で行き、妙高高原駅からバスで行くという作戦(?)なのである。北朝霞〜西国分寺は武蔵野線、ここから八王子まで中央快速線で。んで、八王子からは、松本行きに乗り継ぐ。早朝なので体のだるいことだるいこと。

                       8/15(Sun)06:30 2004
と、いうことで、松本行きの電車に乗り込んだ。とにかく自分たちの席を確保した。電車は八王子を出て一路松本へ。大月を過ぎて、ふと周りを見ると・・・、みんな寝てんじゃん!!あーあ。来年から誰が車内検札するんねん!!そんな中部長はお勉強。俺も少しやりますか・・・。

                       8/15(Sun) 09:15 2004
小淵沢まで、ちょくちょく勉強していたが、さすがに疲れてきてしまった。お茶を飲みながら外を眺めていたかったのだが、あいにく陣取ったのは通路側。しかも対面の部長が足をこっちにのばしていることもあって、俺は足ごと通路の方を向いていた。車内はこのころには人はほとんど入れ替えられ、八王子から松本までずっと乗っていたのは、このグループのみと思われる。このとき小林、塩野、三田崎は音楽を聴き、部長と俺は勉強。鈴木はゲーム(よく持ってきたネ)。大谷は、鈴木の肩に寄りかかって寝ていた。後で鈴木に迷惑じゃないのか聞くと、「毎度のことですから」と、あきらめ半分でいっていた。大変だねぇ・・・。

                       8/15(Sun) 09:45 2004
 「君ら、どこまで行くの?」突然妙なオヤジが声をかけてきた。合宿の度に知らない人に声をかけられる傾向があるようだ・・・。「妙高に星を観に」とだけ答えると、「星?そんなん観に行くんなら、辰野で花火があるからそっちを見に行けよ」と。「先生待ってるんで・・・」言い切らないうちに「先生にゃ連絡すりゃあいいじゃないか。ケータイ持ってんだろ」「ハァ・・・」色々と話を聞くと、どうやらそのひとは医者らしい。休暇が出たので、ロッククライミングに行くのだとか・・・。その間大谷は寝ていた・・・。(本人は寝たフリしてたと言っていたがホントはどうなんだか・・・。)

                       8/15(Sun) 10:20 2004
 とりあえず無事に松本に到着。どうやらエコノミークラス症候群になった人はいないようだ。よかったよかった。青春18きっぷを使っているため、全区間鈍行列車。行き帰りでけっこう疲れるが、きれいな星を観るならこのくらいなんのその。けど、俺は電車内で一睡もしないことに・・・。他の六人はいくらか寝ていた。後で覚えてろよ。

                       8/15(Sun) 11:20 2004
 今回の合宿、ルート上に二つのスイッチバック駅がある。その一つ目、姨捨に着いた。(もう一つは、信越本線の二本木)もちろん発車の際には逆進するのだが、一年生にとっては初の体験。(そうじゃない場合もある)多少戸惑いながらも、あーこんなもんか、と思ったようだ。しかし3分後、再びスイッチバック。これには2,3年生がびっくり。去年まではこんなことなかったのにー!なんと、貨物列車との行き違いだった。なんでこんな所で・・・。

                       8/15(Sun) 12:15 2004
まあ無事に長野に到着した。が、ここで問題が・・・。同じ電車がそのまま直江津まで行くというので、荷物を車内に置いて昼食を食べに行く人がいた。防犯上好ましくない上、荷物で席を取るなど迷惑この上ない!!!!!(本人はそう思ってないかもしれないが)貴重品さえよければいいというような考えは、来年からは、っていうか今後一切やめてくれ!!!7人という(地学部夏期合宿の中で、おそらく最低人数だろうと思われる)少なさだが、明らかに迷惑である。(荷物を車内に置いている人は、2,3人だけだったが)ただ、車内で注意するのもはしたないので、「荷物を盗られないうちにさっさともどれ!!」といった。先述の迷惑の件も暗に意味していたのだが、アイツら、わかってくれただろうか・・・。

                       8/15(Sun) 13:35 2004
 妙高高原からのバスの発車時刻。ここで山口先生とおちあう予定だったが、北朝霞で「何時頃着くんだっけ」と聞かれ、「二時頃じゃなかったっすか」と答えてしまったため、結局会えずじまい。ありゃま。このように時間は適当じゃまずいんです。お出かけの際には、必ず時間を調べましょう。

                       8/15(Sun) 16:00 2004
 テントの設営が終わり、夕食を作り始めた。この日もまた天気は曇りで、先生方がいくら晴れ男でも、生徒は曇り男に雨女。ああ、かわいそう・・・。夕食は定番のカレーライスである。
 迫田:カレー、中辛ですな。・・・バターで炒めるんですか?肉やら野菜やら。



山口先生:コクがでるんだよ。塩こしょう頼む。
 迫田:ほーい。
 小野木:こしょうもっと入れちゃえよー。バターで甘くなるんだから。
 迫田:もっと?
 山口先生:そう、もっと。バターの甘さとでプラマイ0だよ。
この後部長にこしょうをわたすと、彼は俺の見る限りでは、入れたいほうだい入れていた。その後、虫の大嫌いな俺は、全身くまなく虫除けをかけ、更にテントにも・・・。(後日わかった事だがテントにかけても、効果はなかった。)そうしているうちに、夕食が完成。早いのは圧力鍋を使っているからか。

                

                       8/15(Sun) 19:00 2004
 雲はとれる気配がないと思われたが、なんとそこそこ晴れてきた。しかし、学校のカメラを取り付けたとたん、急に雲がっ!!!雲が出てきたのに、気温は下がる一方。続行不能と判断されたのは22:30。1,2年生はテントに引っ込み、3年生は自販機でココアを買って、温めて飲みながら、(ちなみに、直火では温めないように。鍋に缶が隠れるくらいの水を入れ、缶を鍋にいれて、火に掛けます。水が沸騰したら缶の中身は飲み時です。尚、缶が熱くても中身は温まってない場合があるのでご注意下さい。)晴れる可能性を信じて待ってみたものの、24:00にダウン。残念だなぁ。

                       8/15(Sun) 25:10 2004
 山口先生が起こしに来た。もう朝か・・・。と思ったら、まだ夜中やん!!!まあ、先生が起こしに来てんだし、何人か起きてんだろ、と思ったら・・・。俺一人!?!?部長を起こす間もなく、一問一答しながら観測場所へ。
迫田:俺だけですか?
 山口先生:そう。君だけ。
迫田:だいぶ晴れましたね。
山口先生:そうだね。
迫田:写真撮りますか?
山口先生:カメラが濡れてなければね。
しかし、カメラはびしょ濡れ。写真は撮れずじまいだった。あぁ。このときの星空はかなりきれいで、20分ほどの時間を過ごした。他の人は、夢を見ていた。だけど、か〜なり寒かったなぁ。



     二日目:8月16日(月)

                       8/16(Mon) 07:40 2004
 迫田:深夜におもいっきり晴れたよーー。天の川もバッチリ。いいだろーーー!!!!!
と、自慢したものの、返事は「フーン」「あっそう」と冷ややか。もう少し積極的になってよ朝食を食べ終えると、部長と大谷は早くも昼寝。残ったみんなはウノを始めた。すると・・・。9時半頃、部長が起きてきた。
 小野木:お前らうるさい。寝らんないじゃん。
 迫田:あぁ、悪い悪い・・・。・・・で・・・テント戻らんの?
 小野木:もう寝らんないから。
と参加してきた。10時前になると大谷も暑いからと参加。しかし、2時間半もよく続いたねぇ・・・。

                       8/16(Mon) 11:10 2004
 俺が片づけをしている間に、(最下位だった)みんなして昼食の準備をしにいった。たかがそうめんでみんなして・・・。個性派集団のくせして、食うこと寝ることにはものすごーく協力的だ。朝食を調子に乗って食べ過ぎた俺は、早々に切り上げて先生と共にそうめんを作っている部長と交代した。その間みなさんは黙々と(もぐもぐと?)食べ続けていた。そうとう腹減ってたんだね。

                       8/16(Mon) 14:00 2004
 昼食を食べ終えると1,2年はどこかへ行ったり昼寝。3年生はお勉強である。
迫田:勉強ってさぁ、30分もやるとはかどらなくなるよね。ジュースとか飲みたくな るよね。
 小林:今飲んでんじゃん。
迫田:いや、今じゃなくて、試験中とかさ。無理?
小野木:まあ無理だろ。普通。
迫田:え〜〜〜〜〜ム〜〜〜リ〜〜〜?
 小林:まあ、欲しいけどね・・・。
と、このように愚痴が俺の得意技。高校生になってから、かーなり増えた。HP上でも愚痴をこぼしているので、今までに何千万人(?)の人が被害を・・・。

                       8/16(Mon) 16:00 2004
 1,2年生が戻って来た。ほぼ全員で天気図をかいてみた。
迫田:ハァー。上がった(かき上がったこと)
 鈴木・塩野:早いっすよ〜
迫田:慣れだって、慣れ。
小林:おーここくぼんでるよー。気圧の谷?
迫田:台風のルートかね。あれま。
やはり天気は悪くなるようだ・・・。とっても悔しい・・・。30分後にはおおむね全員がかき終え夕食の準備に取りかかった。みなさん、食事の時だけはやけに元気ですね。

                                       

                       8/16(Mon) 19:30 2004
 夕食を食べ終え、とりあえず観測場所へ。この日も晴天に恵まれることはなく若干晴れ間が覗くのみ。しかし、これで引退しては、それこそ一大事だっ!!!!!!
 迫田:二年生がもう少し頑張ってたらなぁ。
 鈴木:はーい。ごめんなさーい。
 迫田:大谷は?頑張る気は・・・?寝てるし・・・。
 大谷:寝てな〜〜〜〜い!!!!起きてますっ!!!
三田崎:眠そうですよ・・・。
 大谷:起きてます。ハッキリしてます。
 迫田:オメェら、写真撮れよ。
 大谷:曇ってるんで・・・。蠍座撮りたいんで。
 新井先生:確かに、南の方は曇ってるね。
 大谷:だから晴れるまで・・・。
 迫田:本当に眠そう。
 大谷:なんでそんなこと言うんですかっ!?
 迫田:だって・・・、寝てるか食べてるかしか、見たことないんで・・・。
 鈴木:大谷さーん。そういうイメージ付いちゃったねー。
 大谷:あーあ。そういうイメージですよー。
大谷の望みをうらぎるように、どんどん曇る。
 迫田:大谷さーん、起きてる? 
 大谷:横になってた方が、暖かいんですよ!!
 小野木:ホントに?
 大谷:ホントですよ。
部長も横になってみた・・・。
 迫田:暖かい?どう?部長。
 小野木:うーん。微妙。ってか自分で試せよ。
俺と小林君も横になってみた・・・。
 迫田:あーー平衡感覚なくなるーー。夜露で濡れるーー。(実際は自分の体温で蒸発し、    濡れてしまうことはないようです)蠍隠れちゃったからオリオンでも撮る?
 大谷:オリオン!?撮りたい!!
 迫田:朝四時頃だけど。
 小野木:もう明るいんじゃん?駄目じゃない?
 迫田:ああ。じゃあさ、写真撮っとけよ。天頂の。このまま帰るのもなんだし・・・。
と言って大谷にも写真を撮らせた。その直後、雲は急に広がってきた。まさに間一髪。このあとローテーションで晴れるのを待とうということになり順番を決めたのだが・・・。

                       8/16(Mon) 21:40 2004
 戻ると寝てしまうという理由から、みんなもどらなかった。順番を決めたことに意味はあったのだろうか・・・。とりあえず1,2年生にガイド撮影と固定撮影の理論を教えた。だが、雲は広がるばかりで・・・。

                       8/16(Mon) 23:40 2004
 戻ることにしたのはあれから二時間もたった後。相変わらず凄まじいトークの嵐である。戻ってきて、なぜか「固有名詞しりとり」なるものをやった。人それぞれの個性が出るのでけっこう笑いがとれるもんです。しかし、地学的なことをあげたのは、小林君と塩野(星座名)、三田崎(岩石名)。このしりとりも長続きせず、数巡して終わり。みんなねてしまった。もしかしてこの後・・・晴れた?



     三日目(8月17日(火)

                       8/17(Tue) 10:00 2004
 この日は、雨が降ったりやんだりの不安定な天気。またまたみんなで天気図をかいてみた。・・・悪くなる一方である。この後野尻湖ナウマン象博物館に行くことになったが、部長は、うるさいのがいないうちに勉強をするようで、ここに残ると言った。ということで彼以外の6人で行くことに。

                       8/17(Tue) 11:00 2004
 野尻湖ナウマン象博物館に到着。集合写真を撮って、みなさん思い思いに館内を見て回った。中でも小林君と塩野は興味津々で、かなり長い時間みていた。エライ!!

                  

                       8/17(Tue) 12:00 2004
 湖畔のレストランでお昼。ゴーセーだけど、もちろん代金は自腹。(当たり前か・・・)みんな適当に一品ずつ注文していたが、俺はうどんに野沢菜とドリンクバーを注文。野沢菜は、せめて2人前だと思ったのだが、なんと5人前の野沢菜がっ。と思いつつ、ぱくぱく食べてしまった。漬け物なのでのどがかわくのである。ドリンクバーを注文しといてよかったー。
 迫田:いやー。これで10杯目だー。
 他のみなさん:店に迷惑じゃん?とっても・・・。
 迫田:そうかなー。ドリンクバーだよ。そこの人みたいに(あえて誰とはいいませんが) 半分も残しているほうが迷惑     だと思うんだけど・・・。
 他のみなさん:どっちもどっちだと思うんですがー。
ディスプレーの前のみなさんは、どう思います?

                       8/17(Tue) 14:00 2004
 そうした後、町営の温泉に行った。一人200円。みんな20~30分ほどつかっていた。そして、夕食の食材の買い出しに。さあ今夜は楽しいバーベキュー。

                       8/17(Tue) 18:10 2004
 雨の影響は大きかった。炭火の予定が、バーナーの上の鉄板で焼くことに・・・。焼き肉のタレと、レモン汁とで少々意見がぶつかったが、まあ、どっちで食べてもおいしいならそれでいいじゃん。ちなみに俺はレモン大好きです。そのまま食べるのもけっこういけますよ。って、普通生で食わないよっ!!片付けの後はみんなでウノ。曇るともう、暇人の集団です。



    四日目(8月18日(水)

                       8/18(Wed) 08:30 2004
 朝食を食べ終え、いよいよ撤収。4日間てけっこう短いもんですなー。雨や夜露で濡れたテントやブルーシートをたたみ、ビニール袋へ。機材も片づけ。キャンプも天体観測も晴れた日が一番ですね。

                       8/18(Wed) 11:25 2004
 妙高高原駅から「妙高号」に乗車。もちろん急行や特急の類ではありません。じつは快速でもないんです。普通列車です。
 迫田:さーすが特急車両だなー。(シートをリクライニング)
 塩野:あれれ。こっち倒さないで下さいよー。
183・189系が来るんですね。(わからない人はいいです)直江津までゆったり。

                       8/18(Wed) 12:00 2004
 高田でいきなり7分の遅れ。直江津では乗り継ぎが可能なようだが、宮内での乗り換え1分がっ!!ちなみに二年前から海沿いを回って帰ってきているんですな。3年から見ると海にいる人は年々減っているような・・・。

                       8/18(Wed) 16:00 2004
 宮内ではなぜか乗り換えができた。「トンネルを抜けると、そこは気温30度だった。」といった感じ。上越国境を越えた最初の感想です。あぁ。帰ってきてしまったんだなぁ。疲れたけど楽しい合宿だったなぁ。参加者のみなさん、本当にお疲れ様でした!!!!!



    ?日目(8月25日(水)

                       8/25(Wed) 12:55 2004
 えー、本年度の夏期合宿もこんな感じで曇りました。(違うだろっ)はい。無事に終了いたしました。まぁ、何事もなくてよかったです。これにて私、迫田は企画課の業務を終了いたしますネ。このページは私の引退とともに、おそらく更新されることはないと思います。なぜかというと、後継者がいないから。たった一代の企画課でしたが、(このような仕事をする人は何人かいたようですが、独立したのは今回が初めてです。今後は本部と再統合される見込みです)無事業務を終了できました。今後は1・2年生(主に1年)の、指導にあたる予定です。文化祭に是非来て下さい。そして、是非、この朝高地学部に入部して下さいね。よろしくお願いします。


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