【幻想戦記 〜用語集〜】 - ストーリー用語 - 大陸:この世界に存在する「大陸」の事。「大陸」以外の名前は無い。 聖魔大戦:大陸を発見した光の神と闇の神が大陸の所有権を巡って行った戦争。      光の神は人間を生み出し、闇の神は魔族を生み出し、元々大陸にいた精霊族と三つ巴の戦争を行った。      戦争は魔族がほぼ壊滅状態に追いやられ、精霊族が僻地に撤退した事で終結する。 古代魔法文明:聖魔大戦に勝利した人間達によって数百年かけて作られた高度な文明。        空を飛ぶ城や、錬金術、魔導兵器もこの時代に生み出された。        古代魔法文明は人間達が「魔神」を生み出した事により終焉を向かえた。 近代:古代魔法文明崩壊後から百年が経過した時代。    実際にゲームでプレイされているのはこの時代に当たる。    人間達による覇権の時代は終わり、無数の国家が立ち並び、    各種族との共存や文明の復興が行われ始めている。    聖魔大戦後、光の神や闇の神が力を徐々に弱めた事から、    人間や魔族には神の影響力が薄れ、    各種族間の隔たりは無くなってきている。 神竜:古代魔法文明の終焉時に魔神を討ち滅ぼした存在。    光の巫女が天界より神竜を呼び出し、魔神を打ち破ったという伝説がある。 魔神:古代魔法文明を終焉させたとされる存在。    魔法文明時代に悪魔に心を売った人間が呼び出したと伝説には記載されている。 魔法:精神力をエネルギー源として魔力を発生させ特殊な現象を発生させる技術。    魔力と大気中に存在させる魔素を反応させる「魔法」、魔力を精霊に提供し力を分けてもらう「精霊魔法」、    魔力により異界から招喚を行う「招喚魔法」等がある。 魔導兵器:古代兵器とも呼ばれる。      魔法文明時代に発展した魔力を原動力に動く機械。      魔力は人間を媒介にするものもあれば、魔力を持った鉱石(魔法鉱石)を媒介にする物もある。 精霊珠:精霊の王が聖魔大戦の終末の時に己の命を犠牲にして作った宝珠。     「この世界は我々精霊のものでは無くなるようだ。我々はその運命を受け入れよう。      しかし、如何なる理由があれど種族を絶やす事はならない。      紫音、お前は闇の種族に滅亡の危機が訪れるならば剣となり闇の種族の敵を討て。      雪沙、お前は光の種族に滅亡の危機が訪れるならば盾となり光の種族を護れ。      藍良、お前は精霊の種族に滅亡の危機が訪れるならば旗となり精霊の種族を導け。      緋炎、お前は獣人の種族に滅亡の危機が訪れるならば明かりとなり獣人の種族の道を示せ。」     この言葉から精霊の王は全ての種族を共存させることが、世界のバランスを一定に保ち、精霊を永遠に行き残らせる事と考えたようだ。     精霊珠とはこの時に精霊王が生んだ三人の精霊が封印された宝珠の事で、その役目が訪れた時、封印された精霊は宝珠の中から蘇るとされる。 呪印:魔素を含んだ墨を腕に掘り刻んだ魔法文字の文様。    見た目はタトゥーと似ている。    魔法を詠唱無しで瞬時に発動させる為の技術。    使用者への負担が大きい事と、あまり複雑な魔法は呪印に出来ないことから、    刻む呪印の制限は大きい。 - 種族 - 人間:光の神に生み出された種族。大陸で最も多く、聖魔大戦ではこの世界の覇権を握った。    他の種族に比べると力や魔法力は低いが、探究心が高く魔法学や機械学に優れる。    古代魔法文明時代から光の神への信仰者は徐々に減っているようだ。 エルフ:この大陸に元々からいる種族。自然を愛し、精霊達と意思の疎通が行える。     聖魔大戦後や古代文明時代は姿を消していたが、近代では人間と共存する姿が見られる。     人間と一見すると同じ姿だが容姿が非常に美しく、尖った耳が特徴。 獣人:この大陸に元々からいる種族。元々はエルフとは仲が悪かったが聖魔大戦ではエルフと手をとり戦った。    聖魔大戦後は辺境で細々とくらしていたが、近代になって少しづつ人間達との交流が生まれている。    容姿は人間と似ているが優れた運動能力と、獣化能力(体と精神のリミッターを外すような能力で姿が変わるわけでは無い)を持っている。    尖く長い八重歯と個性的なタトゥーが特徴的。 魔族:闇の神に生み出された種族。個々は恐ろしいほどの魔力を持っていたが、数の少なさから聖魔大戦では敗北してしまった。    人間に近い者から獣に近い者まで様々な者が存在する。    近代では闇の神の力の影響が無くなったのか、人間に近い容姿を持つ物が率先して多種族との交流を作っている。 幻獣:この大陸に元々からいる獣。    幻獣と獣の違いはある程度の知能と魔力を持っているか否かとされている。    代表的な幻獣に一角獣(ユニコーン)や天馬(ペガサス)がいる。 魔獣:聖魔大戦時に闇の神に創られた獣。    元々は闇の軍勢だったが、聖魔大戦後は野生化して大陸に生息している。    代表的な魔獣にはレッサードラゴン(竜獣)やフォルン(意思を持った樹木)がいる。 - 武器・魔具 - ブラックレイ:意思を持つ生きる剣。闇の神に創造されたとされる。        人間の負の感情を糧に生き、所有者に強力な力を与えるが、        強大すぎる力に持ち主の心が破壊される事もあるという。 セイクリッドクルス:光の神が創った剣。持ち主の精神力に呼応し、力を生む。           ブラックレイとは違い、持ち主を蝕む事は無いが、           力を引き出すには本当の強い想いが無ければセイクリッドクルスは呼応しない。 白銀の翼:古代魔法文明時代に魔導巨兵に対抗する為に開発された兵器。      魔力によるフィールドを発生させ、魔力による攻撃力を弾き返す。      持ち主次第では魔力磁場を利用し、飛行も行えるらしい。      かつて「白銀の天使」と呼ばれた少女はこれを完全に使いこなし、      さらにスペルリアライザーを同時に使えたらしい。 スペルリアライザー:古代兵器の1つで魔力増幅機構を備えた杖。           扱いやすさと能力に優れた傑作で魔法文明時代の大戦では魔法使いの標準装備とされた。           この技術は後に魔導砲に応用された。 クロスシューター:魔力を圧縮して矢とし、打ち放つ弓型の古代兵器。          その機構は魔導砲の原型になったとされている。 ドライブアーム:機械鎧兵のカスタムパーツ。         高性能な魔力増幅器と魔導砲ユニットを搭載している。 チャージアーム:機械鎧兵のカスタムパーツ。         高性能な魔力圧縮装置を搭載している。         ドライブアームとセットで装備する事で真価を発揮する。 聖竜のティアラ:神竜伝説に登場する光の巫女が身につけていたとされる神器。         光の巫女は古代魔法文明の崩壊期に光の化身である神竜を天界より呼んだとされている。 星影のドレス:神竜伝説に登場する光の巫女が身につけていたとされる神衣。        このドレスには清らかな想いを人々に伝える力があったとされる。 セラフィムランス:創世の幻獣「ケルブ」を操った伝説の天馬騎士「リファ」が愛用した神槍。          セラフィムランスは光の加護を宿しているとされ、持ち主を守る力があるとされる。          リファはこの槍とケルブの加護のおかげで混沌竜の王を倒したと伝えられる。 グルーヴァランス:神槍の天馬騎士伝説に登場する黒き魔槍。          黒の竜王は命を落とす真際にケルブとリファへの恨みと憎しみを込めて己の体を槍に変えて世界の何処かに飛ばした。          それがグルーヴァランスである。 カースブラッド:魔の神の「思念」や「言霊」が込められた剣。         魔族の王はこれを手にする事で魔族達を自在に従えることが出来たとされる。 シルフィリス:エルフの一族に伝えられる剣。        この剣は伝説の名工達が何十代に渡って創りあげられたとされる。        それは何千年もの時をかけて風で金属を紡ぎ、何百年もの時をかけて鍛え上げられたと伝えられた。 - 文化 - 放牧:自然と生きる事を選んだ人々が集って築いた国。    人々は広い草原に移動式の大型テントのようなものを使って家を立てたり、    森の中に木造の家を建てたりしてくらしている。    決して豊かとは言えないが、人が自然の一部である事への認識を大切にしている国である。    乗馬が生活の一部になっている為、この国の騎兵隊は強力無比を誇る。          魔術:古代魔法文明の復興を目指す人々が集まった国。    国民の生活レベル、学術レベルが共も高い。    人々はかつての古代魔法文明ほどでは無いにしろ豊かな暮らしをしているようだ。    魔術研究者達は「古代魔法文明の悲劇を繰り返さない」事をモットーにしてはいるものの、    禁術と呼ばれる分野に手を出す者は後を絶たないようだ。 謀略:「謀り事の民」国家の立地的条件から国が貧しかった為、     他国を利用したり吸収する事で国を守らざるを得なくなった文化。     この国では国のキャパシティ以上の力を得るために魔族を呼び出す研究を進めてると噂される。 重商:商人が集まって作られた国。    他国との交易に長け、またそれを守る為の軍備強化が勧められている。    軍備には最新の「機械化」と呼ばれる技術が推進されており、    その中には古代魔法文明のテクノロジーを利用したものも多い。 神学:光の神を信仰する人々が集まって築かれた国    信仰の力と恩恵の力により人々は心豊かにくらしている。    しかし、決して近代的な国家とは言えず、未だに人間をこの国の覇者と認識しており、    特に魔族に対しての接し方は迫害にまで発展しうる兆しがある。    - 兵科 - 精鋭竜兵:かつての神竜伝説に名を由来される竜兵の称号はこの大陸では精鋭の兵に与えられる勲章となった。      精鋭竜騎兵や精鋭竜槍兵等、竜の名を冠した兵は最強の兵と言っても過言では無い。 機械鎧兵:古代魔法文明が生み出した全長6メートル程の二足歩行型機動兵器。      装備は腕部小型魔導砲、背部斥力場発生装置、対魔力装甲、格闘用の鉄剣etc      魔導巨兵が生まれるまでは最強の兵器だった。       魔導砲兵:「魔導砲台」と呼ばれる魔力増幅器と浮遊盤が一体になった魔道兵器に登場した魔導兵のこと。      魔導砲台は動きこそ遅いものの、単機での移動や悪地での砲撃が可能な事により、後方支援の兵器としては最強の存在となった。      しかし、いくら強力な魔力増幅器を積んでいるとは言え、接近戦になると意味を成さない事からコストパフォーマンスは劣悪だった。 魔導巨兵:機械鎧兵の格闘戦力と魔導砲兵の魔法戦力の一体化を目指し開発された兵器。      全長18メートルと古代魔法兵器では最大の規模を誇り、実践投入後には驚くほどの速さで近隣諸国を制圧したと伝えられる。      その戦力は他の追随を全く許さなかった。 光翼姫:神魔戦争時代に現れたとされている。     精霊王の使いとされる美しい女性で、彼女は光輝く翼を纏っていた。     圧倒的な魔力で数千の混沌竜を打ち払った偉大な力の持ち主。     古代魔法文明時代に作られた白銀の翼は、光翼姫をイメージしてデザインされた。 混沌竜:魔界に住む黒き竜。     魔族の王により魔界から招喚された。     混沌竜は闇の化身で闇と同化する能力を持つ。 滅却竜:天界に住む白き竜     天界に住むと伝えられる創造上の存在。     魔法文明の崩壊時に人間を救った神竜を人間達が想い描いたもの。 傀儡鎧兵:魔力により操られた鎧。      持ち主の魔力が無ければ動きを停止する。      当然、持ち主から距離が離れすぎても同様である。      神魔戦争時代に人間に数が劣る魔族が考案した兵士。 白霧狐:幻獣の一種。     知能が高く、人の言葉を理解する事が出来る。     近代では少数が森の深くに生息している。 - その他 - ムコーニン:元々は武人だったらしい。       力は無く無作法だったと伝えられる。       しかし、良く解らない神がかり的な人望があり多数の信者が集まり勝手に神格化された。       ※幻想戦記開発前に管理者が遊んでいたゲームに実在したプレイヤーをモデルにしており、幻想戦記の世界観とは特に関係が無い。 ムコムコ娘々:ムコーニンを信仰する巫女。        東洋の国の巫女服というものを着ている。        「巫術」と呼ばれる不思議な術と「刀」と呼ばれるサーベルに近い剣を扱う。        「〜ジャン!」、「〜だお!」、「〜モッコシ!」とか良くわからない方言のような言葉を使う。        ※幻想戦記開発前に管理者が遊んでいたプレイヤーをモデルにしており、幻想戦記の世界観とは特に関係が無い。 荒木村雲:東洋の国の伝説の武人。      弱小国に所属していたが、周りから批判されながらも己の信念を貫き、      やがては国家を救った事から希代の英雄と評された。      二刀流剣「神牙一対」の持ち主。      ※幻想戦記開発前に管理者が遊んでいたゲームに実在したプレイヤーをモデルにしており、幻想戦記の世界観とは特に関係が無い。