週刊『樂店・樂座』 2004/06/11 VOL.006
このメルマガは、小さな商店の経営者で頑張っている方と
お店を開店するために着々と準備中の方のためだけに公開。
●小さな店の経営者だけが演じられる繁盛シナリオ満載●
▲だから…大型店には、お役に立ちません▲
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・・
┃
┃ 単なる客を信者客に変えてしまう魔法の集客方法を公開
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・・
商品を売るより店を売れ! 店を売るより経営者を売れ!!
今週の『魔法の集客』実践店 …………‥‥・・・・ 陶器店
〈1〉ええっ!? 商店街の単なるお茶碗屋さんが…
〈2〉お茶碗屋さんが、なんと陶芸職人に、大変身!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
集客のためのファースト・ステップ! ストア・コンセプト【2-全編】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〈1〉商店街のお茶碗屋さんも悩んでいるんです
「皆さん。お茶碗って、毎月どれだけ買いますか?」
「えっ? 茶碗。 そんな、毎月なんて買わないよ。割れたり欠けたりした
ときに買うぐらいかな。半年に一度くらいじゃないの」
ホント、そうですよね。普通は、そうです。普通じゃなくても、そうです。
お茶碗フェチの人がいたとしたら別ですが、そうでないと家中お茶碗やお皿
だらけになってしまいますものね。
「では、皆さんの家の近くの商店街の中に、お茶碗屋さんがありますか?」
「商店街自体がないよ」という人もいるかもしれません。
お茶碗屋さんがあったとしても、本当に小さな規模でされていると思います。
毎日・毎日、お客でごった返しているお茶碗屋さんがあったら、見てみたい
ですよね。
でも、今回ご紹介するお茶碗屋さん。いえ陶器店はそれに近いのです!!
このお店は、大阪市内のある商店街にあります。毎回、商店街が出す新聞
チラシに「湯飲み茶碗一個100円」などと付き合いで出してはいるものの、
売上は芳しくありません。
陶器の需要は先ほど述べたように、割れたときにしか買わないというのに加え、
最近では100円ショップでも立派なものが買える世の中です。ご主人はもう
70歳を越えているため、別に売上を上げようと思ってはいないのも事実です。
………
でも、私がその商店街に診断に行った際、そのご主人は商店街の役員だったと
いうことから、やはり付き合いで店の個別診断を申し込まれたのです。非常に
付き合いがいいのです。
「売上は別に構わない」とはいっても、仕入はしなくてはならず、やはり悩ん
でおられたのです。
〈2〉お茶碗屋さんが、なんと陶芸職人に、大変身!!
経営者ヒアリングで「なぜ、陶器店を始められたのですか?」と、お聞きした
ところ、面白い話が返ってきました。
その店のご主人は、若い時分から陶芸が好きで、窯元に住み込みで働いていた
こともあるそうです。もちろん、自分でもお皿や茶碗、壺などを焼いていたと
いうことです。
また、中国の陶磁器にも関心があり、何度も中国に渡って陶磁器を見て回った
ということでした。
今でも近くの窯元とは付き合いがあり、年賀状のやり取りをしているとのこと
でした。
なんと隠れたところに、陶芸の専門家がいたのです!
そこで「陶芸の知識や想いを文章にまとめてみませんか!?」と問い掛けてみま
した。始めは渋い顔をしたものの、話をしているうちに面白いと感じたらしく、
書くことを承知してくれました。
少しづつ書き溜めたものをまとめた小冊子を作成しました。タイトルは、
『通しか知らない窯元の話』
これを欲しい方に差し上げます!!と共同チラシに載せました。
すると、どうでしょう。たくさんの問合わせがあって、作成していた100部
が「あっ」という間になくなってしまいました。
当然これをくださいといってくる人は陶芸の好きな方ばかり。その人たちの間
では、そのご主人は有名人。
そして、ご主人はその地域で一躍陶芸の専門家になってしまったのです!!
今までも、店に来るお客には陶芸の話をしていたそうです。でも、このように
目に見えるカタチにしたとたん、お客が一挙に増えたのです。
この陶器店では、自分の言葉で綴った小冊子で知識と想いを伝えるということ
で「お客の心」をつかまえたのです。
現在、その陶器店は商店街のコミュニティセンターで、陶芸教室や絵付け教室
の開催、希望者を連れての窯元訪問など、今までの店での陶器販売以外にも、
グ〜ンと商売の幅が広がり、大変身を遂げたのです。
ストアコンセプトを分かりやすく言えば、店の主人のこだわり。そのこだわり
を前面に出した結果、それに共感する人たちが新たなお客をしてやってきたの
です。
それもその人たちは、店の主人ということではなく、先生、師匠という目で、
見るようになったのです。これがすなわち、お客の信者化なのです。
これは「単なる陶器店」を「陶芸職人の経営する店」とのストア・コンセプト
に変えたことが、単なる客を信者客に変えてしまった好例といえるでしょうね。
さしずめ、この小冊子は、チチンプイプイと振る……
「魔法の杖」
……なのかもしれません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆発行 『樂店・樂座』 一枚目:大咲元延 三枚目:神田高彦
二枚目:本誌ご愛読 座員さま御一同
〒545-0011 大阪市阿倍野区昭和町1−21−25
FAX:06−6622−7840
◆URL http://www5f.biglobe.ne.jp/~raku-raku
◆e-mail sowin@mvd.biglobe.ne.jp
────────────── rakuten・rakuza ──────────────
ご解除に陳謝・ご登録に感謝 http://www.mag2.com/m/0000131447.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ バックナンバー・インデックスに戻る ◇