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よくある質問

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請負契約と委任契約の違いは?

請負契約と委任契約は、明確に異なる別々の契約です。

請負契約と委任契約は似て非なる契約

請負契約とは、「仕事の完成」を目的とした契約のことです(民法第632条)。

請負契約の最大の特徴は、「仕事の完成」という「結果」に対する責任を負う、という点です。ですから、受注者は結果責任を問われます。また、完成した仕事については、当然ながら、ミスがあってはなりません。仕事にミスがあった場合は、受注者は、そのミスを修補したり、損害の賠償をしなければなりません。このような責任を、「瑕疵担保責任」といいます(民法634条)。例えば、建物建設工事請負契約のように、「建物」という仕事を完成させる契約などが該当します。

委任契約とは、「一定の行為」の遂行を目的とした契約のことです(民法第643条)。

委任契約の最大の特徴は、「法律行為」や「法律行為でない事務」のような、一定の行為について責任を負う、という点です。ですから、行為という過程について責任が問われます。具体的には、「善良な管理者の注意義務」(以下、「善管注意義務」とします。)を負います(民法第644条)。善管注意義務とは、受託者側の地位、職業などかに応じて、客観的に期待・要求されるレベルの責任を果たすべき義務ということです。例えば、業務委託契約のようなビジネス上の契約では、その道のプロとしての一般的なレベルの責任を求められる、ということです。

請負契約と委任契約は責任の性質が違う

請負契約と委任契約の違いの最大のポイントは、どのような責任を問われるか、ということです。

上述のように、請負契約は、仕事という結果に対して責任を問われます。このため、仕事という結果に欠陥があれば、その責任を問われることになり、委託者から、欠陥の修繕や損害の賠償を求められます。

これに対して、委任契約は、行為という過程に対して責任を問われます。このため、業務内容としての行為をおこなうにあたって、善管注意義務を果たしているかどうかという責任が問われます。つまり、言い換えると、善管注意義務さえ果たしていれば、その結果として委託者の意に沿わないことになったとしても、責任は問われない、ということです。ただし、これはあくまで一般的な委任契約の場合ですから、契約書によって、いろいろと変更は可能です。

このように、請負契約は結果について責任が問われ、委任契約は過程について責任が問われます。ですから、一般的には、請負契約よりも委任契約のほうが責任が軽いと言えます。ただ、これは契約内容によって異なりますので、一概にどちらの責任が軽いとは言い切れません。

なお、請負・委任の別がハッキリしないような契約内容であれば、トラブルになった場合に備えて、請負形態なのか、または委任形態なのかを契約書に明記しておきます。

どういう契約が請負にあたるか、あるいは、委任にあたるかは、その内容によります。タイトルを「請負契約書」や「委任契約書」としたからといって、必ずしもそのとおりになるとは限りません。
(この点については、詳しくは、「表題(タイトル)」をご覧ください。)

つまり、内容こそが重要である、ということです。

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