3月14日 No,4 

今回は、団長の相方「菊ちゃん」から、お話しをいただきました。
 

「菊ノ助日記」



今日は、最近おこったある事件のお話をします。

今思えば、あの時あんなものを拾わなければよかったと
今でも後悔しています、思い出すたび腹が立つ

そうあれは、友達と休日に服を買いに行こうと出かけた時の事でした
電車の座席の上に、ぽつんと忘れられた携帯電話を見つけてしまったのです。
可愛いストラップと携帯に貼り付けてあるプリクラから女の子のものである事が判明

友達「落とした人も困ってると思うし駅に着いたらとどけてあげよう。」

その時は、俺も落とした人がきっと困ってるだろうと思い駅に着いたら駅員さんに渡そうと
思っていました、あの電話が来るまでは・・・

そうこうしているうちに目的地に着いて携帯を駅員に届けようとした時
突然、着メロが鳴り始めたのです!

友達「もしかしたら、落とした本人かもしれないからでてみたら?」

俺「そうかもな、落とした事に気づいて電話かけたのかもしれないな」
この判断がまずかった、今思えば・・・

電話の相手「もしもし俺、俺、と○○ろだけど」

俺「はい、もしもし?」

なぜか電話の相手は男、どう見ても女の子の携帯電話っぽいのに、などと考えていた
次の瞬間、電話の相手の男(と○○ろ)は、怒り始めた

と○○ろ「誰だてめー!テメーあ○みの何なんだよ!」
いきなり怒られて、なんなんだよってお前こそなんなんだよ?!と思いつつ我慢して対応

俺「なんなんだと、言われても忘れ物の携帯に本人から電話が来たのかと思って出た者ですが」

と○○ろ「んだよ、まぎらわしーことしてんじゃねーよ、びびらせやがって」
おいおいテメーこそ、いきなり怒鳴って謝罪なしか?このボケが、と思いつつ対応

俺「とりあえず、この携帯の持ち主の人と知り合いなら○○駅の駅員さんに
  携帯渡しておきますと連絡してあげてください。」
ふーやれやれだぜ、と思いながら電話を切ろうとした時

と○○ろ「はぁ?お前バカか?携帯無いのにどう連絡しろってんだよ」
なぜ、こんな奴にバカ呼ばわりされなくてはいけないんだと思いつつむかついたので聞いてみた

俺「すいません、彼氏かと思って自宅の連絡先とか知ってるんじゃないかと思って」

と○○ろ「んだテメー自宅の連絡先知らなかったら彼氏じゃねーてのかオイ」
やばい、こいつバカだ、かなりのバカだ、もう相手するのいやだなと思いつつ対応

俺「まあ、なんだこの携帯無くなったら終わるような仲だって事はなんとなく解った」

と○○ろ「テメーぶっ殺してやる!そこ動くんじゃねーぞ」

俺「ぶっ殺されるのか俺?携帯拾っただけで?
  まあ、なんだ顔も知らない相手どうぶっ殺すのか解らんが君みたいなキチガイと話すのも、
  疲れるので切るね、関係ない人ぶっ殺して警察に捕まらないようにね」

と○○ろ「テメーぜプピーーーーーーー」

と、奴のセリフの終わる前に電話を切り携帯を駅のホームのベンチに置いてその場を後にした
とまあ、こんな長い事件がありました。


『前回のお話し目次』

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