平成11年11月23日
いつもご協力下さいまして有り難うございます。
  10月に執り行われた池上本門寺のお会式は、残暑の中で行われたので、Тシャツ姿で夕涼みの雰囲気だったということですが、例年なら、ジャンバーの襟を立てて見学したのですから凄い気温の差ですねぇ。
  今月の酉の市も、二の酉までは、セーター程度で気楽に行く人もいるほどですから、以前と比べると大違い、数年前にはオーバーを着て、お腹にホカロンを入れて出掛けたのですから温暖化の影響でしょうか。
  話は変わりますが、11月11日の朝日新聞の朝刊に、爆弾の図解がはっきり示されていました。大新聞ともあろうものが、何と言う浅はかな報道をするものかと考えたのは、私だけなのでしょうか?。
カレンダー
  辰年のカレンダーが出来ましたので、見本をお送りいたします。
  真冬の2月中頃に図書館巡りをして、来年の干支の竜について調べていると、『青竜が千年の歳月を経ると黄色に変り、神通力が増し竜の長で神の精となる』と書いてありました。
  加えて『黄色は繁栄につながる色』とも、そして、『驪竜(リリョウ)黒い竜』も偉大なる力量を発揮するそうです。ですから来年のカレンダーは、黄金色に少し黒の混じった竜を書いていただいたのです。
  今回のカレンダーの画は、輝く初日の出を背にし、日本の伝統の歌舞伎に坂本竜馬のイメージを加え、短銃の変わりに懐手は黄金に輝く珠を握って、理想とする未来を見据えている壮大なるテーマです。
 皆様のお店には、 12月の始めその際、書いてある『ミニ知識』と裏の『2001年のカレンダー』の事をお知らせすると喜ばれると思います。
  尚、来年から実行される、連休の場合に変更になる休日である『成人の日は、1月10日』に『体育の日は、10月9日』に、それぞれ変更してあります。
辰 年
  竜について調べている時、琵琶湖で雨乞いをしている空海上人(774-835年)の画を見ると、琵琶湖の真中に大蛇が鎌首を持ち上げていて、これを『竜神』と書いているところから察するに、当時は大蛇も竜と言ったようにも考えられます。竜については、12月1日号で詳しくお知らせいたします。
  須佐之男命(スサノオノミコト)の八俣大蛇(ヤマタノオロチ)退治の話は、一つの身体に八つの頭と尾を持つ大蛇が八つの谷を超して襲ってくるといわれたが、この話は、堤防の無い昔に河川の氾濫の恐ろしさを表したようで、これも、空海上人の場合と同様に、当時の人達が竜と恐れたように書いた書物もありました。
  竜宮城の浦島太郎の話は、わが国でもっとも古い説話として知られていますが、出所は、広島県、丹後半島の水江浦、末吉浦などと様々でどれが本当なのか分かりません。
  考えてみれば『むかし、むかし、ある所に』と、年代も場所も、詮索や特定をしないのが昔話しの良いところで、『神奈川県警の本部長が・・』などと言ったら楽しさが半減することでしょう。
5 時
  夏の半袖Yシャツの仕舞い洗いが多かったので、ワイシャツの納期がずれて申し訳ありませんでした。 
  先日の夕方、その多忙なワイシャツ工場に居たら、時計が5時を指す頃になるとパートさん達が時計を見る回数が多くなる事に気づきました。
  どうやら、帰宅する時間を気にしている様子です。人間は『仕事をしている時が一番幸せ!』のはずなのに、少しも早く家に帰りたいとは、何と言う寂しい心構えなのでしょうか。私は悲しくて涙が止まらないのです。
  今、『5時を気にする様では、日本が駄目になる!』と心配し、今、5時の時刻の無い時計を探していますが、4時の次が6時になる時計を売っているお店をご存知でしたら教えて下さい。
29日は三の酉、火事にご注意!。
山ほどに
  願い託せし
    ミニ熊手  


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