平成11年11月09日
いつもご協力下さいまして有り難うございます。
  朝晩は寒さを感じるほどの状況で、ここ数日の間にずい分気温が下がったように思います。
  そして、早くも風邪がかなり流行っているそうです。工場でも数人が咳をしたり『だるい!』と言っておりますので、皆様も風邪には十分にご注意ください。  
  ところで、日産自動車の21000人のリストラの件。リストラされるのはその数でも、下請け、孫請け、その又孫請けまでも仕事がなくなるわけで、総勢は5万人程度にはなるでしょう。
  そして、その人達の家族を加えると、15万人からの人達が路頭に迷うことになります。さらに、その人達を相手に商売をしている商店街の苦悩は解決の道がありません。好況の時には『町の名前は、日産市にしよう』と盛り上がった時代を思うにつけ、つくづくゴーストタウン(幽霊の町)となる怖さを感じるのです。
旅 行
  お盆に故郷のお墓参りをした後で野尻湖に行き、湖畔のプリンスホテルに泊まったら、深緑の木立の傾斜を上手に利用した瀟洒(ショウシャ)な建物で自然を満喫できました。
  ディナーのフランス風の料理もそれなりに美味しく、少食な私には程よい量でしたが、元気な若い人達にはかなり不満が出ることでしょう。
  プリンスホテルの料理と言えば、結婚式で招かれた高輪はとても美味しかったが、同業者の新年会などで利用する品川駅前のプリンスは酷い。養老の瀧や白木屋、やるき茶屋の方が旨いのには困ったもんだ。 
  ところで、野尻湖のホテルの浴衣が『L』と『大』の2種類あり、Lの方が5aほど長かったが、やはり外国式の表示の方が大きいのでしょうか?。
  旅の帰りに寄ったお土産屋で、美味しそうな『ほうとう』を買おうと思ったら『お徳用』と袋に書いてある。自宅ならともかく、まさか進物には気が引ける。品物を気に入っても表示で嫌われる事もある見本のように思うのは、私の考え過ぎでしょうか・・?。
高 級 店
  行き付けの床屋のご主人が「お客さんが『美味しい店があるっ!』と教えてくれたから、子供を連れて自由ヶ丘のステーキハウスに行ったんですよッ」と話し始めました。
  「テーブルに案内されてから、メニューを見てびっくりした。何と、100c3500円と書いてあるんですよッ!。洒落た店だからヤバイとは思ったんだが!」。と話は続きます。
  「連れて行った二人の子供の内、高校生の息子は親の懐具合を知っているから、『食べないで出よう』と私のわき腹を突付いて手と目で合図をするが、中学1年の次男坊は、よだれを拭きながらニコニコしているから食べずに帰るのも気が引ける」。
  「焦るときはろくな事がないもんで、つい、うっかり『200cを三人前!』と高いほうの注文をしてしまって、何だかんだで25000円も払ったッ!」。そうですが、こういう話は自分に被害が無いから私は大声で笑いながら楽しく聞けるのです。
  「でねッ。周りの人は、ほとんどがサービスステーキを食べていて、自分のおっちょこちょいが情けない」と言いますが、反省多き我が身にしても参考になるお話です。
  「で、旨かったかね?」と聞くと、「行きつけない所で、食べつけない物を食べると、周りばかりが気になって味を楽しむ余裕なんて全然なく、何か、物すごく損をした気持ち!。だから『お客さんや友達でも気軽に信じちゃ〜いけない!』って子供に言い聞かせた」とのことでした。
リストラを
 ルノーが急(セ)かす
   イチ、ニッ、サン  


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