平成11年7月27日
いつもご協力下さいまして有り難うございます。
  雷鳴がとどろき、いよいよ梅雨も明けたようで、夏、真っ盛りの状況になってまいりました。
今までの梅雨のポスターを、先日お渡しした夏物整理の『猫と魚』のポスターに張替えてください。  
  寒さ厳しい長野生まれの私は、夏が大の苦手です。もう一つ、絶対に内緒の話、私はお坊ちゃん育ち・・・?ですから、体力も無く風邪も引きやすいので寒い冬も大嫌いです。
  ですから、「夏と冬のどちらが好き?」と聞かれれば「春と秋!」とにっこり笑い、首を傾げながら可愛く答えることにしています。
  冗談はともかく、7月の数字は残念ながら芳しくありません。同業者からも「ヒー・ヒー!」と悲鳴の電話が入りますから、状況は全国的に同様と見えます。ここは、梅雨明けの荷に期待したいところです。
交通事故
  第三工場の機械の入れ替えの日でした。作業をしている人達の休憩の時に飲む缶コーヒーなどを買いに、私が30bほど離れたセブンイレブンに行った時の事です。
  コンビニに入ってすぐに、『ドカン!』と大きな音がしたので振り返ると、店の前の交差点でトラックと乗用車が衝突し乗用車の前部が大破してしまいました。トラックは、頑丈ですから殆どキズが分かりません。
  それぞれの車から運転手が降りてきて、「俺は青信号だから渡った!!」とそれぞれ同じ意見。信号は、一分程度でどんどん変わるから証拠も何も残らず水掛け論が続きます。
  ところが、30b離れたポプラの工場の入り口で、工場長の阿部君達が事故の状況を全部見ていたから面白い事になりました。何と、トラックが赤信号を無視して突っ込んでいったというのです。
  他にもおばさんの目撃者があり、トラックの運転手に「あんたが悪いッ!」と言うとトラックの運転手は「前をバスが走っていたから信号の確認が出来なかった」と前言を撤回してしどろもどろです。
  もし、不運にして乗用車の運転手が亡くなられたとしたら、そして、発言してくれる目撃者も居なかったとしたら『死人に口無し』で、乗用車の運転手の信号無視が原因と片付けられたに違いありません。
  という事は、交通事故で同じ様なトラブルが沢山発生しているはずであり、『大きな声の意見が有利!』とか、小さな声でも、頬にキズでも有ればそれが大きく物を言う場合も考えられます。
保 険
  交通事故の場合。特に交差点の事故は、過去に起きた沢山の前例が有りますので、保険会社は、それらに照らし合わせて、5対5とか8対2などと過失の割合を決めて処理します。
  この時に、割合が少なければ負担が減るので保険を使わずに済みます。保険は、使う度に料率が上がり保険料が高くなっていきますので、自分の割合を小さくして、なるべくならば保険を使いたくないのが本音であり、そこで「あんたが悪いッ!!」と『大きな声』で自己主張する人が多いのです。
  何ともまぁ。信号一つの駆け引きにも損得勘定が絡むところに事故の恐ろしさがあり、車社会の問題解決は山ほどもあるようです。例えで『交通事故のようなもの!』とよく言われますが『人間、どこで事故に遭うか分らない』ことの解釈のようです。でも、注意で防げることも多いはずですが・・。
大 声 が 
  無理難題を          押し通  


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