平成11年6月8日
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  6月3日に入梅し、いよいよ、うっとうしい梅雨の季節ですが、夏の水事情を考えると大切な時期で、ま、自然には逆らえませんから「梅雨も一興、俳句でも詠んで」日本特有の季節を楽しむ事に致しましょう。
  春の商戦も山を越えて、4月は負けで5月は小負けの繁忙期の状況でした。次は、梅雨明けの集荷を期待しています。昨今、政治家や一部の大企業は「景気は上向き加減!」と報道していますが、残念ながら商店街にとっての景気は、まだまだ鍋の底に到達していないようです。
短 気
  床屋のご主人が「向かいの歯医者のご主人は物凄い気の短い人で『どんな刈り方でも良いから15分で刈ってくれ』というんですが、雑に刈るってのは私にもプライドがあるんで参った!」と話し始めました。
  「それでも、30分程度で仕上げたら、機嫌の悪い雰囲気で帰って行った」といいます。「次の日に歯医者の奥さんがきて『家の主人は物凄く気が短いから、今度来たら、虎刈りでも何でも構わないから早い時間で仕上げてほしい。それでないと家に帰ってから機嫌が悪くて困る』と挨拶に来た」とのこと。
  ですから「珍しい先生だねぇ。そんなに短気じゃ〜歯の治療は大丈夫なのかねぇ」と聞きますと「それがねぇ。私の息子が虫歯の治療に行ったら、いきなり3本も抜かれて、5日もほっぺたが腫れてしまったが、治療に行く回数は少なくて良いそうで・・」と。
  「それじゃ〜、恐れをなした患者は2度と来ないだろうに・・」というと「世の中、良くしたもんで、早く治療を済ませたい人も居るからそれなりに混んでいる・・」との事でしたが、話しを聞くだけで奥歯が痛み出したような!。お忙しい貴方、その歯医者さんの場所をご紹介しましょうか。
キ レ る
  短気と言えば、最近「辛抱(シンボウ)」という言葉が消え、若い人達は、スグに「キレ」てしまいます。原因は、ハンバーガー等を食べる事が増え、小魚や海産物等のカルシュームの摂取が減ったせいでしょうか。
  「キレる」とは「ムカツク」段階を通り越して我慢ができない状態になることを言い「まじギレ」「ぶちギレ」「そくギレ」「チョウキレる」などと使いますが、どう使い分けるのかは私にはわかりません。
  数ある「キレる」中でも特に傑作は「MK5(エムケーファイブ)」と言うキレ方で、まじにキレる5秒前を表すそうですから楽しいじゃ〜ありませんか。
  でも、若者がキレるのは仕方ないとしても、かなりの年配者がキレるとみっともないですねぇ。先日来、テレビを視ていると「ミッチー」と「サッチー」とかの分別をわきまえている筈のおばさん達を中心に、実に下品に「キレまくって」みっともないってありゃしない。
  他人の噂話しをテーマにするテレビ局も下品ですし、あの件に関して意見を述べている人達は、本来「謙虚をむねとする日本人」として、参加している人全員が自分の恥をさらしているように感じるのです。
  元来、下品と野蛮は見るのも聞くのも大嫌いで、ご覧の様に上品を絵に書いたような私ですが、「どうしても・・」と聞かれれば、絶対に内緒、ここだけの話しですが「ミッチー派」です。
日付を並べてみたら、梅雨は、結構義理堅く関東を訪問しています。
平成 梅雨入り 平成 梅雨入り
元年 6/9 6年 6/9
2年 6/9 7年 6/8
3年 6/2 8年 6/9
4年 6/8 9年 6/9
5年 6/2 10年 6/2
一 億 が
 総 野次馬の 
   平和ボケ


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