平成11年5月25日
何時もご協力下さいまして有難うございます。
  私は、子供の頃から巨人軍の大ファンでした。しかし、数年前から少し心理的に変化がでてきました。
  その変化とは、ジャイアンツが逆転されて負けても「悲しくない!」のです。それも、去年あたりまでは時々感じる程度でしたが、最近は負けるたびに快感を感じるようになってしまったのです。
  この心境の変化は何なんでしょうか?。今でも心のどこかに、「ジャイアンツに勝って欲しい!」の気持ちも少しはあるのですが、かなり薄れている事は間違いありません。
  ま、あまりにも強引に選手を集めすぎた事への後ろめたさと、そのチームを応援する浅はかさに気づき「持てる者へのひがみ!」も重なっての冷めたファン心理と解釈していただきたいと思っております。ですから、巨人軍が心を改め、他球団とバランスのとれた陣容になった時には自然に応援している事でしょう。
  思うに、いくら何でも有名で高給取りの選手を大勢集めすぎて、恥ずかしくないんでしょうかねぇ?。あのメンバーなら連戦連勝は当たり前で、応援する方だって毎日勝ってばかりいたんじゃ〜面白くない。
  あの陣容なら、選手が勝手に野球をやったって勝つはずですし、ましてコーチと監督は超一流?ですから眼をつむっていても勝ちつづけます。あの勢いで勝ち進めば、今年もぶっちぎりの優勝ですから応援するほうだって全然嬉しくない。
  実力が伯仲するチームが競い合う試合が楽しいのに、こう毎日ジャイアンツの勝ち試合ばかり見せ付けられたんじゃ〜応援するほうだって嫌気がさす。「えッ!。何ですって!。現在は、サ・イ・カ・イを争そってる!。何ですか、そのサイカイってのは?。まさか!!。・・・んなバカなッ!」。
  デパートの売り場を歩いていたら、楽しい会話がありましたのでお知らせします。
  衣料品売り場などは「とてもお似合いですよッ!。如何ですか?」等と上品な言葉遣いですが、バーゲン品売り場や産地直売コーナーを歩いていると、ビックリするほど凄い客引きの言葉を聞く事があります。
  1日中声を張り上げて、夕方の売り子さんが疲れた頃になると、自分で何を喋っているのか分からない店員までいて「こちらのお品は、とってもお割高になっております」。と平気な顔で言う始末です。
  「お品がお割高」で分かるように、デパートの店員はとても言葉が丁寧で、少し丁寧が過ぎることもあるように思うのですが「こちらのお品のおサイズはおエルで御座います」。と言っているのには驚きます。
  地下食料品売り場の「産地直売コーナー」で「おいしいおシャケとおニシンとおコンブです」。と大声を出しているので、つい質問をしたくなります。
  「ホッケやカマスには、おをつけないの?」。と。そしたら、店員が、「えッ!。おホッケ!?。・・・あらッ、まッ!!」。と上品なお客(私です)の不思議な質問に絶句です。
  そこで考えた。カマスなら、おカマス。タラコは、おタラコ。そして、カキとアジなら、おカキ(煎餅)のお味になってしまう。ま、暇だとろくな事を考えない!。そういえば、大岡山は、おが三つも続く!!。
おサイズが
 おエルでお丈は
    おエスです


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