平成15年4月22日
いつもご協力下さいまして有り難うございます。
  イラクの戦争がそれなりに落ち着いたようで、先日の号外に書いたように、「戦後処理の難問」が待ち構えています。宗教問題が絡むだけに、ブッシュさんの来年の選挙は大苦戦となることでしょう。
  ヤンキースの松井選手の大活躍が嬉しいですよねぇ。日本人が本場の野球に通用するのは頼もしく、18年間もノンタイトルの上、怪我ばかりの選手に期待している巨○軍が滑稽に思えるこの頃です。
びしょ濡れ
  夏の夕立の時に「どしゃ降りの雨」の中を歩くと、傘を差しても洋服は「びしょ濡れ!」になり、外出先で着替えが無い場合には一大事になります。
  夕立に合い、「びしょ濡れになった洋服」を、着替えを持たない場合に「急いで仕上げて欲しい!」とクリーニング店に持ってきても、ドライ洗いは衣類が乾燥していなければ洗うことが出来ません。
  濡れている場合には、まず、乾燥して、次にドライクリーニングで洗うのですが、びしょ濡れになった衣類はシワが多くなる上に、「縮み!」というやっかいなトラブルが発生することが多いのです。
  それで、「濡れた衣類の特急仕上げ!」は、「乾燥してからの作業!」になる上に、「縮みや水分のシミが多い」ために手間がかかるので、『特急仕上げ!』は出来ないのです。
  お客様がご家庭で洗ったウールやレーヨンなども、シワと縮みと型崩れなどを起こしている場合が多いので、@ネクタイ、Aアンゴラ製品、Bレーヨン等は、念入りに点検をしながらお預かりして下さい。
  濡れた衣類は、染色が弱くなっているため色が移る場合もありますから、他の乾いている品物と一緒にせず、濡れている物だけポリ袋に入れ、ルートの人に「濡れています」と伝えてから工場に送ってください。
  尚、濡れた衣類の場合、「元の着心地の状態には戻らない場合が多い!」ことをお客様にお伝え下さい。
酒  屋
  同業者の勉強会が終わった後で、5人の友人と一緒に何時も繁盛している知り合いの中華料理のお店に入り、隅の丸テーブルに陣取って右手を上げたら店主が近づいてきました。
  それで、「今夜は何時もよりお客が少なくようだねぇ・・・?」と聞くと、「いきなり、厳しいご意見ですねぇ・・」と言いながら店主の愚痴が始まりました。
  「まぁ、不景気はどの商売も同じだから仕方ないんですが、例の、酒気帯び運転の罰則が厳しくなってから急激にお客さんが来なくなったんです」と眉毛の上を掻きながら首を傾げます。
  「ノン・アルコールというビールもあるんですが、やはり、味がいまいちですから、どうしてもお客さんがお酒類を飲まれる量が激減していまして・・・」と深刻な表情になっていきます。
  「それに、お酒を飲むと料理の注文も多くなるのですが、『罰金が怖いから帰ろうよ・・!』と少しの注文だけで帰られる方が多くなってしまったんです」となればお客の数が少ないのも納得できます。
  「それでねぇ、取引している酒屋の親父が、『あのう・・、もしかして、他のお店からお酒を仕入れているのでしょうか?』と聞かれる始末だから、如何に飲むお客さんが減ったか分かるでしょう」とのことです。
  「以前は、駐車場を持っている飲食店は、軽く一杯飲まれるお客さんでかなり潤っていたのに、最近では、飲食店やカラオケの駐車場ががら空きですからご覧になればすぐ分かりますよッ・・」というのです。
  交通事故の原因にもつながる飲酒運転が良くないことは確かですが、それが引き金になって飲食業の業績が悪化して、結果として、日本経済の低迷に拍車がかかるような気までしてきます。
  それで、店主の話を聞いているうちに、「罰金が怖いから、俺たちも、ノン・アルコールを少し飲んでお開きにしようか・・・!」となるわけで、店主は、自分で売上げを減らしたことになるような.・・(;^.^) b ・・。
      罰 金 の
     使途を思うと
       眠られず


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