平成14年9月3日
交通事故
  高速道路で玉突き事故に巻き込まれると、自分が気をつけていても避けることは不可能になります。私の場合も毎日車に乗っているわけで、注意をしていても交通事故に巻き込まれることがあるのです。
  先日、踏み切りで停車して電車が通り過ぎるのを待っていたら、「とんッ!」と追突されたので車から降りると、少し遅れて相手も降りてきましたが、動きが遅いはずで何と産み月近い妊婦なのです。
  そして、「ぶつかりましたか?」というので、「馬鹿を言っちゃ困りますよ!、ぶつけておきながら分からないんですか!?」というと、「大したことは無いでしょう・・」というじゃ〜ありませんか。
  その言い方が癪で、「私が目の前の電車に突っ込んだらどうなると思っているんですか!」と、普段は優しい私でも怒りたくなるわけですが、妊婦を相手に怒鳴るのも嫌なので、「ビール券を送ってもらう」ことで許してあげましたが、妊婦よりも、方々にぶつけてキズだらけの新車の方が可哀想で・・・!。
追  突
  数年前の夏の夕方、ポプラの野球を応援するために中原街道を走って五反田の「ゆうぽうと」の前で信号待ちをしていたら、『どんッ!』と鈍い音がして追突されたのです。
  追突したランクルの運転手も降りてきて、「済みません・・!」と素直に謝ります。私の車の後ろを見るとテールランプが割れバンパーも凹んでいますので、取り敢えず二台の車を道路わきに寄せて相手の車の写真を撮り『逃げられてはまずいッ!』と相手の車の前に立ちながら携帯電話をかけます。
  携帯電話から110番に電話を掛ける方法が分からないので、直営店の店長に、「大崎警察に『交通事故だから、スグに来るように・・』と言ってくれ」と連絡しました。
  そして、お巡りさんが来る前に下調べと、相手の若者に「住所、氏名、勤務先・・・」と聞いていくと、何と「フリーターですが、保険に入っていますから責任は取ります・・」と言うではありませんか。
  「体格が良く言動もしっかりして、フリーターにしては出来すぎている?」と考えている時に、交番から『加藤茶』の『♪わぁたし〜がぁぁ〜ぁ、』の様なお巡りさんが自転車に乗って来てくれました。
  そこで、「むち打ち症になったら困るから、明日病院に行きます」。と言うと、「なら、救急車を呼びましょうか?。救急車を呼ばないと、もう一度、二台の車を揃えて現場検証をすることになりすが・・」とややこしい話しなので、「これから、野球の応援だから、今日は困る」とお断りしました。
  野球は快勝し、「今日は、事故も有ったから祝勝会には出ないで帰るよッ」。と家に帰ってビールを飲んでいたら、「○○警察のものですが、貴方は今日事故をしましたか?」と電話です。
  ですから、「私は、追突されたほうです」。と答えると、「実は、追突したのは本署の警察官でした。本人は『気が動転した』ために嘘の報告をしたと言っておりますので、二人でお詫びに伺います」。と言う。
  「私はビールを飲んでいるし、身元が警察官なら安心で、真面目な青年と分かっていたから来なくても大丈夫ですよ」と言ったのに、「それでは申し訳ないッ」と上司と一緒に来てくれました。
  とっさに「フリーター・」と名乗ったスタイル抜群の青年が、若い頃の私に良く似ていたせいか『むち打ち』が治ったような気がします。でも、バンパー周りの修理は必要のようで・・・。
  翌朝、「車の修理のときに代車を用意しましょうか?」と例の警察署から電話があったので、「パトカーか白バイを貸していただければOKですが・・」と希望を述べたわけです。
  そしたら、「パトカーは10年間は乗り続けるので、かなり古いですから・・・」という。そこで、「工場長を脇に乗せ、サイレンを鳴らしながら赤信号を突っ切ってお店廻りをしたいから、ミニパトでも良いんだけれど・・?」と粘ったのですが、何故か相手のガードが固かった。『残念!』。
   鈍 感 な
      乗り手で新車
         キズだらけ


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