平成14年8月27日
残暑お見舞い申上げます
  今年は台風の当たり年と見えて、次から次へと襲ってきますが、台風の直撃を受けることの多い沖縄や伊豆諸島の皆さんはお気の毒です。それでも、先日の台風以来、朝晩は少し涼しくなったようですねぇ。
  梅雨時に台風が多かったので、十分に雨が潤った東京は助かった面もありましたが、四国の一部は水不足で困っていたそうですから、世の中は思うようにはならないものです。
  お盆休みに家でごろごろしながらテレビを観ていたら、大不況に猛暑の影響が加わってか、殺人事件に放火、銀行から出てくる人を狙うなどの凶悪事件の報道が多いのに呆れました。
  金庫泥棒も、留め金をバールで外し、溶接部分はバーナーで焼き切って台車で運び出す手口に驚いていたら、ユンボなどの重機で建物を壊して持ち去る荒っぽいのまで居てはお手上げです。
  知人が「心配だから、金庫に現金は入っていません!」と書いておくというので、「国際化に対応して、中国語に韓国語、アラビア語にスワヒリ語などを10ヶ国語も書かなくちゃ駄目でしょう」と私です。
寿  司
  ポプラの直営店の隣に、大手のチェーン店の持ち帰りのすし屋があるのですが、3ヶ月ほど前に大改造をして、持ち帰りは止めて店内で食べられる方式に変えました。
  一人前の寿司が750円から900円程度で食べられますので、値段が安いことと近所にその形式のお店が無いこともあり、新装開店の当時は暑い日でも店頭に行列が出来るほどの大盛況です。
  直営店の女の子に、「お隣、美味しい?」と聞いてみると、「毎日繁盛しているから、私たちも一度しか食べたことがありませんけど、美味しかったですよ!」といいます。
  私も食べに入りたいと思っても、何時見ても混んでいてとても無理だったので、開店してから20日ほど経った平日の3時頃の暇な時間になってようやく席に座ったわけです。
  1人の場合にはカウンターの席ですから、一人前780円のものを注文しておしぼりを貰い、20人ほどで満席になる店内を見渡していると店長らしき男が喋り始めました。
  お客さんが居るのも構わず、「その程度の働きじゃ〜、時給は払えねぇなぁ!」とパートさん達に向かって大声で言ったのですから驚くじゃ〜ありませんか。
  続けて、「こんなに安い寿司を朝から晩まで握っているんだから、馬鹿話しでもしなけりゃ〜やってられねぇやッ!」とつばを飛ばしながら言ったので、『元気と活気が売り物の商売!』とはいえ、お客さんは顔を見合わせて呆気に取られています。
  間もなく出来上がった私の寿司は美味しかったのですが、食べている間中、下品な話題をパートさんと隣で握っている職人さんに喋っている店長に対して、働く仲間は相槌を打つしかないようです。
  私の行きつけの床屋さんにその話をしたら、「私も一回行って驚いて、もう二度と行く気にはなりませんよっ!」と言っていましたから、「同じように感じる人はいるもんだなぁ!」。と思った次第です。
  ここ一ヶ月ほど、例のお寿司やさんはかなり暇になっているようで、昼時でもがら空きなのです。一体、どうしたのでしょうか。やはり、『夏は、生物を食べない人が多い!』ためでしょうか。それとも・・・。
  私の場合、「食事は、明るく楽しく食べることで、食べたものがエネルギーになる!」と思っていますから、なるべく、雰囲気の良いお店を選ぶようにしていますが、皆さんは如何でしょうか。
   後 味 を
       数段落とす
          減らず口


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