平成14年8月20日
間 違 い
  人間のやることに、間違いや勘違いは致し方ないとは申せ、世の中、忙しない為に思わぬ損をすることがありますから、ご参考までにご覧下さい。
  私が贈り物をする場合、5種類ほど決めている品物がありますが、「お菓子のヨックモック!」もその内の一つであり、お菓子のプレゼントの場合なら迷わずにその売り場に向かいます。
  先日、お中元用の買い物に東急東横店に行き、ヨックモックのコーナーに直行して、ウィンドーを眺めてから、「それを下さい!」と5千円の詰め合わせを指差しました。
  そしたら、売り場の女の子は、「5千円のお品でございますねっ」と言ってから、後ろにたくさん積み重ねてある中の一箱を取って包装を始めました。
  そこで私が、「ウィンドーで中身が見えるのと包装しているのを比べると、箱のほうが小さく見えるんですねぇ!」と言ったら、「はいっ、お客様から時々そう言われます・・」という。
  そして、包装をしながら女の子は首をかしげて、「あらっ!、これは4千円の物だったわ!、失礼致しました・・.!」と気づいたわけです。あの場合、私が言わなかったらどうなっていたのでしょうか。
  贈答品をデパートで注文するときに、送り先の住所を伝票に書いてお金を支払い、「お願いします・・」と店員に言って帰ると、「これで安心!」となります。
  ですが、少しだけ心配になったのは、あの場合、間違った品物が送られることは無いのでしょうか?。お中元を贈った先に、「送った○○円のお菓子、届きましたか・・?」とは聞けないですものねぇ。
詐  欺
  世の中が乱れているために、悪いことを次から次へと考える馬鹿者が増えて困ります。同業者の友人A氏のお店で発生した小遣い稼ぎの新手からご紹介致します。
  50歳程度の男性がお店に来て、「先日、お宅に出した背広のボタンが一つ取れていて、その背広が急に必要だったので、ボタンを買って付け替えたから代金を弁償してくれ!」と言ったそうです。
  店員は、見たことの無いお客さんだったが、交代で店番をしているために、自分の知らないお客さんもいるだろうと考えて丁寧に応対をしたのですが、何となく変なので本部に連絡したのです。
  そして、本部の人が電話で応対をしたら、「5千円で勘弁してあげるから、すぐに払ってくれ!」と高姿勢です。それで、「何時、背広を出したのでしょうか?」と聞くと、「この間だっ!」という。
  それで、「背広についていたタッグがあれば分かりますし、ボタンを買った領収書はありますか?」と聞くと、「無い!」とのことで、話のつじつまが合わず、何度かの電話で相手は諦めたそうです。
  そして数日後、A氏の別のお店に同じ男が現れて、「背広のボタンが取れていて・・・」と、まったく同じ事を繰り返したのです。そして、本部で応対するのも同じパターンです。
  次にその男は、また別の店に現れて同じ事を三度も繰り返したわけですが、実は、A氏の会社は三つの違う名前のお店を出していますから、看板や内装も違うために男は、まったく気づかないで店に入ったのです。
  「三度も同じ男が来るなんて、馬鹿らしいったらありゃしない!」と苦笑いをするA氏でしたが、同じような手口を真似る奴が来ることも考えられますので、皆さんもご注意ください。
   不景気と
       猛暑で事件が
            続発し

         


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