平成14年7月2日
領 収 書
  会社の事務処理は実にやっかいで私には苦手の部類です。一般と違って政府には『機密費』などという不思議な経費の項目があるようですが、私達が使っても税務署が認めるものでしょうか?。
  コンピュータの扱いに慣れている私とはいえ、伝票と領収書の振り分けは手書きですし、機械設備、什器備品、償却、材料、外注、修繕、などの項目別の分類などはまごつくことばかりです。
  例えば、『ダスキン』を使っていると、小さな金額だから『雑費』でも良いようですが、細かい金額を全部入れると雑費が増え過ぎて、以前、税務署の人から「雑費が多すぎる」と注意されているのです。
  そこで、ダスキンは『消耗品費』かというと、使ってから返すのだから違うようです。次に、リースで借りているのだから『賃借料』かとなりますが、それにしては金額が小さすぎる。悩んだ末に、『保守管理費』の項目を作りましたが、皆さんなら如何なさいますか?。
御 祈 願
  商売繁盛や無病息災、厄除けなどに効き目があると信じて、時折は神社仏閣にお参りに行きますが、川崎大師にお参りをしたとき、ご祈祷の御札を買い求める際に領収書を頂いてきたのです。
  お店の商売繁盛と工場やルート車などの無事故祈願に皆さんのご健康などをご祈祷していただくと、一件、3千円にしても合計で3万円程度になるのですから、ご祈祷といえども結構な金額になります。
  そこで、「ま、会社の安全のためだから、会社の経費として領収書を貰おう」と考えたのは数年前からでした。神社仏閣には、その手の参拝者のために領収書が置いてありますから、頂くのは難しくありません。
  「3万円程度なら、ポケットマネーで払え!」のご意見もおありとは存じますが、会社全体にお店の皆様の安全と安心のためのご祈祷ですから、ここはご理解ください。
  そして、家に帰ってから、川崎大師から頂いた何枚もの領収書を見つめながら考える。「これは、経費の分類上は『雑費』なのだろうか?」と。
  工場やお店の皆さんの商売繁盛、家内安全、無病息災、無事故祈願などの安全を沢山お願いし、お納めした領収書を『雑費』などという次元の低い項目に振り分けては弘法様に対して失礼でしょう。
引当項目
  そこで、川崎大師に安全をお願いしたのだから、支払い項目は『外注加工費』という事も考えられるし、安全祈願や無事故のご祈祷料は、『保険料』という解釈も成り立ちそうです。
  もう一つ、様々なお手間をお大師様にお願いしたわけですから、『支払い手数料』という項目も可能なような気がして、考えるほどに分らなくなってくるじゃ〜ありませんか。
  他にも、商売繁盛をお願いした分は、『広告宣伝費』のような気がしないでもなく、神社の年会費のように『諸会費』や『管理諸費』に含まれる分もあるようで考えるほどに難しくなっていきます。
  そして、自動車の分は、車にかかわる経費ですから、『車両関連費』とする名案を考えたが、お大師様の領収書は一緒の項目に振り分けをしたいのでこれも不満です。
  様々と悩んでいるうちに一つ疑問が出てきました。その疑問とは、川崎大師のステッカーを車に貼って走り回れば、『お大師様の宣伝をしている事になるのではないのか!』と。
  と言うことは、「お大師様から広告料を頂戴しても・・」・・・ (。。)☆\バキ、・・・m(__)m。 
  税務署との攻防(弘法)に対し(大師)て「度胸(読経)で先行(線香)が勝つ(渇)秘訣!」と考えても、調査員から「その手は食うかい(空海)」と言われそうで、今朝(袈裟)は、こころもち(衣)気が重い!。
   度胸きめ
       1年ぶりに
          食べる牛


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