平成14年3月26日
いつもご協力下さいまして有り難うございます。
  今年の『桜の開花』は、3月16日でしたが、平年より12日も早く、記録をつけ始めた1953年以降の50年間で最も早い開花だそうですから、この号外が出る頃には『葉桜!』でしょうか・・。
  『桜の満開!』となれば、オーバーやコートのクリーニングが始まります。「早めに洗ったほうが、衣服は長持ちをしますから・・・」とお客さんにお伝えして、着たままで仕舞い込むのを止める様にアドバイスをしてください。
 卒 寿
  卒寿に近い大先輩とお話しをしていたら、病院と健康の話が多くなり、「月に二回ずつ病院にいくと、山ほどのクスリをくれる!」という話題になりました。
  そして、「行く度にあまりにも沢山のクスリをくれるから、『こんなに飲んだらクスリの中毒になる』と思うよねぇ!」とおっしゃいます。
  「面白いもので、いっぱいクスリを貰って喜んでいる友達も居るから、俺のようにクスリの多いのが嫌いなものは友達に馬鹿にされたりする!」と良く分からない話です。
  「それでもねぇ、病院にいってクスリを沢山もらえば安心することもあるし、病院でも、クスリで儲かっていることもあるわけだから・・・」と変な思いやりです。
  「わたしの場合、病院でクスリを貰っても、身体に悪いので半分は捨てるから安心なわけでっ・・!」というのを聞いて、「それって、間違っていませんか?」と私の出番です。
  「月に2回病院にいって、血圧や血液の検査もしているわけでしょう?」ときくと、「そりゃーあんた、すみからすみまで面倒を見てくれるよっ」とおっしゃる。
  「ということは、前回に渡した薬を指示通りに飲んでいて、それでも病状や数値が良くならないと医者が思うことになるから、次には、もっと強い薬か量を多くを出すことになるでしょう」と言ったわけです。
  すると、「医者は、言わなくってもそこんとこは分かるだろう・・・」とおっしゃいましたが、私が思うに、医者は、渡した薬を患者が指示通りに飲むと考えて、それでも効果が薄いとなれば、次には、もっと強い薬か量を多くするのは致し方がないと思うんですが、間違っていますかねぇ。
  それとも、大先輩がおっしゃるように、「この患者は、指示の半分しか飲まないだろうから、この次は、三倍渡しておこう!」と医者は直感を働かすのでしょうか?。
  「あんたの様に元気な人には、理解してもらえないだろうなぁ・・・」と言われてしまいましたが、この問題は、高齢化社会に突き進んでいく中の大いなるテーマとなることでしょう。
  薬と言えば、体調が悪い友人が「心臓とすい臓が悪いために二つの病院に通って、別々に薬を貰うと同じ種類のものがあるんだが、『両方を飲むと利き過ぎる』だろうし、おまけに、頭痛と腰痛のクスリと血圧で、クスリを飲む一覧表を作らなければ分からなくなる・・・」とのことですから、ま、お疲れ様です。
 堅すぎて
   道理通らぬ
      歳の考?


Copyright(C) Taketosi Nakajima 1997-2003