平成14年10月29日
いつもご協力下さいまして有り難うございます。
  今年の秋の繁華街の若者のファッションに『つぎはぎ』した物と洋服に小物を縫い付けてぶら下げる物、そして、長いスカートやハンチングなどの明治や大正時代のような古めかしい服装を見かけます。
  例えば、和服の生地をリメイクしたデザインや、コートや上着やスカートの他、ハンドバックにも、まったく違う布地やリボンや皮などを縫い付けたり、ボンドで貼り付けたりする人も居ます。
  「世界に二つとないデザインを楽しむ!」とのことですが、ハサミで切った『穴あき・破れ状態』や他のものを縫い付けたり貼り付けたりするのですから、確かに同じものは世界に存在していません。
  もう一つのファッションは、アンコウの提灯のように、洋服類の所々に紐や布地で小物をぶら下げるものですが、つぎはぎと共に縫い付け方は乱雑ですから、洗うときに取れてしまう心配がありますので、クリーニングにお預かりのときにお客様に説明をしてください。
糖分と塩分
  日頃は元気なつもりの私でも、友人・知人が脳梗塞や糖尿病などの成人病で入院するケースが増えているのを見ていると、「病気になる前に、塩分の摂取を減らそう!」とつくづく思うのです。
  中高年になると、太りすぎは成人病の前兆となりますし、高血圧や心臓病、糖尿や更年期障害などの成人病の心配が増えてきますから、食べ物には十分な気配りが必要になってきます。
  血糖値や高血圧などの状態が悪くなると、医師から「例え健康でも中高年は、塩分を減らし糖分も少なくして、お酒の飲みすぎと脂肪分の多いものもご注意を!」と言われます。
  行きつけの病院の先生に、「食べ物で減らした方が良いものは何でしょうか?」とお聞きしたら、「イカにタコに漬物と中華類、缶コーヒーに果物でしょうか。最近の果物は甘くなっていますから食べ過ぎないように!」とのことですが、先生は簡単に仰っても、私の好きなものばかりですから悲しくなります。
  食べ物は、塩分と糖分と脂肪分が濃い目のほうが美味しいと感じるので、美味しいものは殆ど食べられなくなるわけですから、「成人にならなければ良かった!」とつくづく思うのです。
  飲食店などで食べる場合には、味は調理人任せで塩分の調整も出来ないから困ります。先日、商店街で友人に会ったら、面白くなさそうな顔をしているので、「何かあったの?」と質問しました。
  そしたら、「そこの中華料理屋で焼きそばを食べたら、もの凄くしょっぱくて参った!。俺は、医者から塩分と糖分をひかえる様に言われているのに、意地汚いから、全部喰っちまって・・!」とのこと。
  ですから「それなら、角のケーキ屋に行けばいいのに!」と言うと、「ケーキ屋で何をするんだい?」というので、「塩分が強すぎたんだから、糖分で薄めてやればバランスが保てるかも・・(;^.^)b・」と。
来年は、クリーニングに縁のある
「ウール」の羊年です。
ミニカレンダーを作っています
のでお楽しみに!。
   塩・砂糖
   脂肪を減らす
    味気なさ!

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