平成13年9月11日
いつもご協力下さいまして有り難うございます。
  朝晩に涼しさを感じ、果物が豊富な店先を見ると、長かった夏もようやく峠を越したようです。
  ところで、商売のほうですが、知人が「誰も通らない商店街は、怖くて歩けない!」と言っていました。日本の人口が減ったわけでもないのに、呆れるほどに商店街が静かですねぇ。
  新聞やテレビの報道は、殺伐とした世の中の残酷な事件ばかりを扱っていますし、のん気なシオジーと世間知らずのヘイゾーさんのコンビは頼りなく、本当に小泉政権で大丈夫なんでしょうか?。
  で、今回も悲しいお知らせから、私がパソコンを初めて買ったのは昭和62年3月のことでした。今は、愛論百科やポスターなどの制作を始めとしてパソコンは大活躍をしています。
  当時、どの機種を買ったらいいのか、どのソフトが良いかもまったく分らない私は、渋谷に出かけたついでに、道玄坂にある大型パソコンショップの『J&P(上新電機)』に入ったのです。
  そのお店で、店員のやさしい説明に感激しその場で注文をしました。そして、あれ以来、14年半にわたって私はそのお店のファンとしてお付き合いを続けてきたのです。
  そして先日、そのお店に買い物に行ったら、何と、そのお店は9月24日に閉店することになっていたのです。店員達は私と顔なじみですから、自分達の悲しい行く末を嘆き涙さえ浮かべていました。
  一時は、飛ぶ鳥を落とす勢いだったあの業界も、今では当時の元気な状況は影を潜めています。構造不況がもろに影響したわけで、思い出の多いお店だっただけに寂しさが募る私です。
麺  類
  たった1回の食事にも、工夫をする事で楽しみが倍増するのが食いしん坊の醍醐味です。
  私はお蕎麦が好きで、そばを食べるときには、まず、付けたれだけで食べて、次に、薬味のネギを少し入れて食べます。そして、次にワサビを少し入れて食べてと微妙な味の変化を楽しむことにしています。
  それでも、ネギもワサビもトンガラシも、全部一緒につゆの中にぶち込んで豪快に食べる友人を見ていると、『あれも良いなぁ!』と思ったりして・・・(-_-;)・(^_^;)・。
  先日、そうめんを食べていて、『これは、冷麦ではないのか?』と疑問が生じ、『冷麦とそうめんに決まりがあるのだろうか?』と思ったのです。
  そこで、ひもかわ・きしめん・うどん・冷麦などの太さの決まりに付いて書いてみます。まず、小麦粉をこねて薄く延ばした後で、3センチ巾に切ったとします。
  その3センチ巾の麺を、4本から6本の幅に切った物を『平麺』といい、ひもかわやキシメンです。
  同じ3センチを、10から14本に切れば、うどんです。(巾、2〜3ミリ程度)
  3センチを、18から22に切れば、冷麦です。(巾、1.5ミリ程度)
  3センチを、26から30に切れば、そうめん。そうめんは幅が1ミリ程度という事になります。
  極太うどんなどという名前で売っている場合がありますが、この定義から考えれば、巾が5ミリを越せば『ひもかわ』か『キシメン』という事になります。でも、『極太ひもかわ』では、食欲がわかないかも・・・。
  三輪そうめんとか、揖保の糸などの手延べそうめんは、柔らかな木地に適量の油を加え、引っ張って伸ばしながら細くして乾燥します。(油を使わないと伸ばすときに切れてしまいます)
  改 革 に
   地獄の絵図が
    垣間見え


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