平成13年8月28日
残暑お見舞申し上げます。
  『大型台風の襲来!』と身構えていたのに、まったく静かに終わってくれて助かりました。それにしても一気に『水不足が解消!』したのですから、台風の威力は大したものです。
  7月の猛暑が、8月になってからかなり涼しい感じになり、今度は、台風が通り過ぎたら猛烈な残暑のぶり返しですが、朝晩には涼しい風も吹く季節になったようで、待ちに待った秋も間もなくです。
地方交付税
  「都会から集めた税金を、田舎の為にばら撒くのは止めるべきだ!」とは都知事の石原さんの持論で、「当然そうあるべきです!」のご賛同の方が多いのは私にも理解できます。
  先日、私の故郷である長野の兄と電話をしたときに、その『地方交付税』の田中康夫知事の対応などの話題になりましたので、その中から少しだけ書いてみます。
  兄いわく、「新しい知事が、次から次へとアイデアを出してくれるのは良いが、『地方交付税を断る』のは困る。田舎の事をまったく分っていないのに、自分だけ良い子になろうとしているのが迷惑だ!」という。
  「この間も、300億円の交付を断ったら、隣の新潟県が大喜びをしているから、都会の人の負担が減ったわけではなく、知事の自己満足の為に長野県だけが損をしているような気がする!」とのこと。
  そして、「都会といっても、田舎からの出身者が多いはずだから、田舎が困れば都会だって他人事とばかりも言っていられないと思うんだがねぇ」というのです。
  「都会育ちの知事を選出した俺達が馬鹿だったって事だよなぁ!」と言われると、私のような田舎の出身の者には考えさせられる深刻な悩みであり、ふと『痛し痒し』という言葉を思い出した残暑の夜でした。
(ふくろう)
  お盆休みに、渋滞する長野までは辛いので、近場で楽しもうと国会議事堂のそばにある『東急キャピトルホテル』で開催されている『陶器市』に行って来ました。
  毎年、お盆の頃に広いスペースで開催されて、陶器に磁気にガラス食器などを沢山陳列し、販売もしていますから、全国どころか世界の陶器や食器類を見ることが出来るのです。
  そこで、この頃病みつきになっている『デジカメ』でさまざまな展示品を写してきて、中でもユニークと感じたのが今回の『梟(フクロウ)』です。
  書いてある説明によると梟は、@『不苦労』苦労知らず。A『不老』不老長寿。B『福来郎』福が来る。C『袋』知恵袋。D『福籠』開運。E『首が回る』商売繁盛と良いこと尽くめです。
  加えて、「ふくろう」は、ヨーロッパやアメリカ・アジアの各地でも、知恵の神、長寿の神として幸せを呼ぶ鳥「ラッキーバード」とされているようです。
  尚、神の使い、気概の象徴、魔力を持つ鳥などともいわれ、とても縁起の良い鳥とされているそうです。そして、首が180度回る事から、見通しがきき先見力があり商売繁盛につながるとなれば福の神でしょう。

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