平成13年11月13日
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  『引きどき!』を失った真紀子さんも、お気の毒ですねぇ。もがくほどにアリ地獄状態です。
  前回の選挙のときに小泉さんは、『行政改革が進めば、景気は上昇する!』と約束したのに、気弱な上に経験不足の石原大臣の改革は、特殊法人から子供扱いを受けて悲しき惨敗です。
  机上の空論という言葉がありますが、理論上だけで実態を掌握していない学者の竹中大臣も何の対策も打てません。この状態では景気回復は不可能ではないでしょうか。
  あるお店の方とお話しをしていたら、「毎日のように来てくれた上得意さんが来なくなって、辛い!」と仰るので、「お客さんが引っ越したんですか?」と聞いてみました。
  そしたら、「長く働いていた焼肉屋の店長だったんですが、お気の毒な事に、狂牛病の関係で店が閑古鳥になったため解雇されてしまったんです」とのことです。
  ですから、「牛丼屋と焼肉屋が商売にならないとは聞いていたが、思わぬとばっちりですねぇ」と私もがっかりです。狂牛病関連では、トンカツ、焼き鳥、ラーメンなどの業界も大打撃のようです。
食べ放題
  新聞の全面広告や折込チラシを見ていると、『激安パック旅行』がたくさん載っています。
  激安の中身は、『山海の珍味の食べ放題!』が売りであり、伊勢海老、アワビ、毛がに、たらば蟹、ずわい蟹、松茸などと豪華なメニューを並べて、お客の興味を引くのは同じパターンです。
  中で、私が不思議に感じたのは、伊豆長岡と越後湯沢のホテルの料理の中に、『本ずわい蟹』の文字があったことで、ずわい蟹に『本物と偽物』があると始めて知った次第です。
  そこで、目立つ広告から拾ってみたら、@三大ガニ食べ放題。A豪華、50海鮮ディナーバイキング。 B松茸ご飯食べ放題と夢が膨らんでいきますが、松茸ご飯に、どれだけ松茸が入っているのか心配です。
  私の友人が、千葉県の白浜の『刺身食べ放題、ずわい蟹、伊勢海老鬼殻焼き、松茸ご飯!』などと書いた宣伝をみて一泊旅行に行ったので感想を聞いてみました。
  そしたら、「乾いたずわい蟹に、具もシャリも乾燥した寿司で、部屋だけは十分に湿気があったからカビの匂いを満喫した!」とのことでした。
  ですから、「カニは、何種類も出たはずでしょう?」と聞いたら、「氷が溶けきらない松葉ガニの細い足は味気ないし、新種かと思えるほど小さい伊勢海老を半分べてきたが、馬鹿らしくて・・・」とのことですから、新聞広告はどの程度信じてよいものかと・・・。
  情報通に聞いたところでは、「蟹の冷凍物は、年数が経つと味と香りが無くなり、アンモニアの匂いが強烈に成るので、極端に安く仕入れられる!」とのことですが、ま、そりゃそうでしょうねぇ。
  食べ放題といえば、『りんご、柿、ぶどうの三種類の食べ放題!』という広告がありましたが、りんごや柿は一つずつ食べれば厭きますし、採り立てと言うのはくせがあって美味しくないものです。
  美味しくないといえば、石垣イチゴの食べ放題も旨くない。大体、ミルクを付けなければ食べられない種類の『先の尖ったイチゴ』では旨いはずが無いと思うのですが、如何でしょうかねぇ。
   あきもせず
      あんみつ姫の
        ご 乱 行


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