平成12年9月16日
いつもご協力下さいまして有り難うございます。
  『凄い猛暑だッ!』と思っていたら、今年の夏は30度を超した日が60日以上もあって記録更新というのですから驚いた。おまけに先日などは、雷が30時間も断続的に続いたのも始めての経験でした。
  新幹線を長時間にわたってストップした台風14号の影響も凄かったし、東海地方で一日に降った雨が、年間降雨量の三分の一というのですから記録的な豪雨です。
  有珠山から始まった火山活動も、磐梯山、浅間山、三宅島の噴火や地震と範囲が広がっています。それらの状況を判断するにつけ、例年に比べて今年は、天災の猛威が酷すぎて先行きが心配になります。
  中でも、家や田畑、漁業にクサヤ、家畜などと今後の生活を心配しながら島に帰ることの出来ない三宅島の皆さんのお気の毒な状況を思えば、『猛暑が辛かった!』などと贅沢を言うのは申し訳ないと思うのです。
  不況に天変地変の追討ちでは、溜め息ばかりの毎日となりますが、それでも、夏物整理の頑張りどころ、お客さんが得をする事なのですから『汗に最適、Wクリーニング』を積極的に勧めてください。
紙  幣
  先日発行された二千円札をじっくり見ていたら、困ったことがありますので少し書いてみます。
  二千円札より以前に発行されている紙幣は、紙幣の表面の右側に、聖徳太子や夏目漱石などの肖像画が描かれていました。ですから、肖像画がある方が『表面』と判断が出来たのです。
  それなのに今回の二千円札は、朱礼の門と紫式部などのイラストですから、過去の『人物の描かれているのが表』の常識がくつがえされ、どっちが表なのか実に判り難いのです。
  『どっちが表でも良いじゃ〜ないか・・』のご意見もございましょうが、私はお金を支払うときに必ず、『表面を上にして、イラストの上下も揃えて渡す習慣』があるので困るのです。
  何故そうするかと申しますと、人は誰でも『なるべくならば綺麗なお札を受け取りたいし、揃えて渡されると気持がサワヤカになる』と私は思っているからです。
  汚れたお札は銀行に持って行き、なるべく綺麗なお金を支払うようにしているのですが、手元に汚れたお札しか無い時は、「済みませんねぇ。汚れたお札で・・」とたったひと言いうだけで、お互いに気分が良くなるのですから、ひと言は、『ステキな贈り物』にもなるのです。
和尚さん
  知人が「和尚さんから頼まれて、納骨の時に墓地までのお供をした」と話し始めました。
  「真夏の墓地の暑さを防ぐ為に、大きな番傘を和尚さんの頭上に差して日除けにする仕事でねぇ。和尚さんは衣を着ているから汗びっしょりで、大きな重たい傘を差す俺も玉の汗だった!」といいます。
  「でねッ。その日の日当を和尚さんがなかなかくれない訳よッ。『是非頼むッ!』っていうから仕方無しに手伝って、日当で冷えたビールでも飲もうと思っていたのに」と続くと私は可笑しさがこみ上げてきます。
  「で、結論はどうなったの?」と聞くと、「和尚が『この頃、葬式が無いから懐が不如意で!』と言いやがったから『お前は、人の死ぬのを待っているのか!?』と怒鳴りつけた」といいます。
  何と申しましょうか、葬儀費用を安く上げるために戒名も短くする傾向だとも聞きましたが、不況の波は和尚さんにも影響しているようで、お布施も少なくなるご時世なんでしょうかねぇ。
食欲とスポーツの秋です。
天 災 が
 天、地、人から
   来る怖さ


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