平成12年11月14日
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  行楽の秋、天高くの秋晴れを楽しむ季節なのに、何とも不順な天候には困ります。昔から言われた『文化の日には快晴』のジンクスも効果なく、今年の秋には快晴の日が少ないように思います。
  10月にも雨模様の日が多かったために、前半は好調と思えた業績が、月末には何時もどおりの前年対比マイナスの数字に落ち着いてしまいました。これも誠に残念です。
  そろそろ景気に陰りの出てきたアメリカの大統領の選挙は、ブッシュ、ゴア両氏の善戦が、双方49%で10日現在、水入り取り直しの見事な盛り上がり、爽やかな戦い振りは羨ましい限りです。
  大統領選と違い『日本の総理大臣』は、密室会議で決定して私達には何の面白みもありません。そろそろ日本でも、知事選のように選ぶ権利を確保したいものですが、それでも、世襲制の某国よりはましなのか。
  先日、ロイヤルチェーンのコンペで、早朝から成田空港の側のゴルフ場で楽しんできました。
  私の成績は何時もどおりに打つ数が多く、まったく練習場に行かない上にコンペの参加も少ないのですから上手くなるはずがありません。(注、ゴルフは、打つ数が少ないほど良い成績)
  それでも、沢山打つということは、一打あたりの経費にすればとても安上がりのゴルフなのですが、その他に、下手な者には神様がお恵みを下さるのでご披露いたします。
  そのお恵みとは、例によって林の中にボールを打ち込んだら、何と、『山栗』が沢山落ちていて、それを帽子に入れて持ち帰るという大自然の思わぬ恵みをいただけたのです。
  ゴルフの上手な人は、林に打ち込むことが少ないので私のような恩恵に授かることは
         有り得ず、栗は、下手な者への神様からのプレゼントなのでしょう。  
  家に持ち帰り、さっそくガス台に網をかけてクリを焼いたら、香ばしさと甘い食感が
素晴らしく、クリのお陰で実に有意義な一日であったと満足しています。
  ゴルフ場は、芝を綺麗に保つために毎日のように消毒を繰り返していますから、クリを食べるのに薬害が心配でしたが、2割ほどのクリに虫の害がありましたので、多分、芝には強烈な消毒をしても林のほうは幾分消毒が少ないようで一安心です。
  ところで、山の栗に限らず八百屋さんで売っている大きな栗も、焼いて食べると独特な味と雰囲気を楽しめるので皆さんもお試しください。
  ただ、絶対に注意すべきことがありますのでご案内しますと、弱い火で時間をかけて焼くことと、栗の皮を何箇所かキズをつけておかないと、『栗が破裂』することがありますので気をつけてください。
  私が子供の頃の長野の実家には囲炉裏があって、薪を燃すまわりの灰の中に栗を入れておくと、時間をかけて焼かれた栗は薄皮もきれいにむけて黄金色、子供達の秋の一番の楽しみでした。
  確か、卵も同じように焼いて食べたのですが、卵を焼けば破裂するはずですから、どのように焼いたのか定かではありませんが、卵のてっ辺の細くなったところに針で空気抜きの穴をあけ、濡らした新聞紙で包んでから、あまり熱すぎない灰の中に入れて1時間ぐらい時間をかけて焼いたと思います。
  確か、世間の皆さんから『可愛い!』と私が言われつづけた子供の頃・・!!?の記憶では、『焼いた卵は変な匂いがした』のも懐かしい思い出です。
パラパラの
 リズムに合わせ
   客もパラパラ


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