いつもご協力下さいまして有り難うございます。
 ポプラのお店に立派な紳士が来て「妻が背広をクリーニングに出したときに、カギをポケットに入れていたはずで、そのカギがないとマンションに入れない」と深刻な顔で「困った」を連発したそうです。
その店のお客さんではなかったのですが、大学教授と名乗ったお客さんは感じの良い人であり、「マンションに引っ越してきたばかりなので、近所も分からず困っている」と続きます。
ですから、応対をしていたお店の奥さんが「何をお困りですか?」と聞くと「これから仙台に行くのに、部屋に入れないからお金を持ち出せないので旅費が足りない」というのです。
心優しい奥さんが、「幾らぐらいご入用ですか?」と聞くと、言い難そうに「2万円ほど」というので、「えッ!」と驚くと「1万円でも」と言ったそうですが、奥さんがご主人に相談しようと店の奥に声をかけたら、紳士は逃げるように店を出たそうで、多分、『寸借詐欺』と思いますので皆さんもご注意ください。
『本当に、寸借詐欺なのか』のご質問があるかも知れませんが、実は、ポプラの別のお店にも来たのです。
ON対決
20世紀最後に行われた日本シリーズの6試合、どのゲームも実に見応えがありましたねぇ。
  世の中には、『華々しい人生を過ごす』人がいるもので、2000年という節目の年にON対決という願っても無い素晴らしい演出となったのは、『神の成せる技』か、それとも、お二人の運命なんでしょう。
自由奔放な長島さんは、あっけらかんとしたあの明るさが大好きですし、質実剛健ともいえる王さんは、私と同じ年の生まれですから応援をしたくなる。ですから、今回のON対決には困ってしまった。
そして、山ほど豪華な選手を並べる巨人軍に、弱い戦力の上に主力が怪我をしているダイエーでは、戦う前から結果が分かっていたように思っていたのですが、それでもあの戦力で王さんは頑張った。
友人に、「5千円賭けないかね?」と言われて、「貴方は、どちら!?」と聞いたら、「ダイエー」というので、「それなら良いよ!」と引き受けたら、やはり、あのメンバーですから当然ながら巨人の勝ちでした。
で、賭け事は法律で禁じられていますから、お互いに『勝って、お金を貰ったつもり』と『負けて、渡したつもり』にするのが良いように思いますが、相手のプライドを考えて寿司でもおごって貰いましょうか。
『卵』外伝
先日の愛論百科の『卵』の調査についてのエピソードを少し書いてみます。  
  上野動物園に、「サンマの卵について教えてほしいのですが・・」と電話をしたら、「上野には水族館が在りませんので、水中に関しては、葛西水族館にお聞きください」とのことでした。
そこで、葛西水族館に、「サンマの卵について教えて・・」と聞いたのですが、あまり詳しくない。そして、「築地の魚市場の方が詳しいと思います」という。
ですから、「ならば、鯨の子供について・・・」と言うと、「それは、鴨川シーワールドに・・」と。あてにしていた水族館に二つとも質問を断られては困ります。
 で、築地の市場に、「サンマの子供について・・・」と質問したのですが、「確か、南のほうで・・」と、こちらもあまり頼りにはならなかったのです。
それで、今度は鴨川に「鯨は何頭の子供を産みますか?」と聞くと、「通常、一頭です」というので、「卵の大きさは?」ときくと、「卵(ラン)については分かりません」という。
何と申しますか、卵一つでも調査となれば簡単でなく、調子の悪いパソコンとともに実に頭の痛い数日間だったことをご報告申し上げます。もっとも、パソコンのデータの打ち込みはまだ終わっておりませんが。
尚、サンマについて付け加えますと、日本人は、『脂の乗ったサンマを好む』ので、南洋で漁をすれば脂肪の少ないサンマで消費者が買わず、北上して脂の乗ったサンマ漁が効率が良いためです。
 もう一つ、カラスミについて、友人のK氏から電話があり、「5_に切っては厚すぎて贅沢、3_に切って、他に1_の厚さに切った大根でサンドイッチにして食べると、塩加減のバランスが酒の肴に絶妙!」とのことで、何ともまぁ、食べることの楽しみ方には際限が無いようです。
 集めすぎ
  あぶれた選手が
    悪をする


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