剣道日記 2005.7月〜
2005.7.2(土)
赤石スポ少の稽古。
休憩時間に荒木田先輩と稽古。互角稽古の後に面打ちを5本打たせていただく。
打ち方を変えて5本面打ち。
明日は県民大会。身体の調子はまずまずのようです。
あとは心静かに、気負わず、萎縮せずに・・・。
2005.7.3(日)
岩手県民大会当日。
紫波町から参加する皆さんと一緒に北上市運動公園内にある体育館へ。朝7:00着。
開門して中に入る。岩手県でインターハイが行われた時にできた立派な体育館だ。
着替えをして、準備運動で試合会場のアリーナに降りた。入り口のそばでうろうろしていると、早速恩師の菅崎先生に会った。久し振りでご挨拶をする。「段審査を受けるようにがんばりなさい」とお言葉を頂いた。
今日の前半は各年代別の個人戦が行われる。
自分は団体戦だけの参加なので、紫波町チームの皆さんの応援をした。
会場内を歩いていて、いろんな人たちに会った。
みんなずっと剣道を続けていたんだな、と思い嬉しくなった。
高校の頃、一緒に国体に行った前田さん、野里さん、斉藤さん、松尾さん。斉藤さんは紫波町在住で、今日は団体戦でご一緒。
そして高校の後輩の牛崎君、猫塚君。
他にも知った顔がたくさんだ。
団体戦は午後からになった。
紫波町は1回戦シードで、岩泉町に勝って上がって来た西根町との対戦。
紫波町チームは波に乗って4−1で勝利。自分も引き面と、飛び込み面で勝つことができた。
2回戦はこの大会の町村の部で連覇している滝沢村と。
さすがに強かった。0−4で敗退。
自分は引き面を取られた後に、出鼻小手を取り返して引き分け。
自分の今日の大会はここで終わった。
その後、滝沢村は紫波町のお隣の矢巾町に破れ、決勝で山田町が矢巾町に勝って優勝。
さすがに上位の試合は見応えがあった。
復活してから2回目の試合で、岩手県のいろんな人たちの戦いぶりを見ることができました。
しばらく自分が出場する試合は無いのだけれど、ちょっぴり「試合勘」を思い出した気がします。
来年はもっと落ち着いて、良い試合ができるようにがんばろう。
そのためには稽古稽古。
2005.7.4(月)
紫波一中の稽古へ。
昨日の試合も入れると3日連続の剣道だ。
疲れるけど、毎日少しでも剣道ができるとすごく精神が落ち着く。何とか剣道を続けられる環境があることがとても嬉しい。
中学校は来週末が県大会。
選手のみんなは、打ち方の最終チェックだ。
2005.7.6(水)
今日の一般の稽古は盛り上がりました。
仕事の関係で長く東京へ行ってらした小笠原さんが戻って来ました。久し振りの稽古。
そして、先日の県民大会で一緒だった小島さん。よくよく話を伺うと高校の後輩でした。スピードがある。うかつに出て行くとすかさず出鼻を押さえられる。
やっぱり仕事や地域活動でお忙しかったらしく、畑山さんも久し振りに稽古でお手合わせ。
この1年、ここの稽古に参加させてもらってますが、自分の知る限りでは大人の参加人数が最高でした。
いつもたくさん来てくれると良いです。
長男と、赤石スポ少の6年生2人も稽古に参加。みんな満足な顔をしてました。
2005.7.9(土)
赤石スポ少の稽古へ。
後藤先生にも来て頂いた。
真夏の稽古は気合が抜けると余計に疲れてしまうので、子供たちにも激を飛ばしながらがんばる。
高学年の子たちはしっかり打突の機会をとらえて打つ稽古をした。
途中、後藤先生とも稽古をさせて頂いた。
2005.7.11(月)
紫波一中へ。中学校の県大会前では自分が行ける最後の稽古。
面を受けてあげて一言ずつ声を掛けてあげた。
試合は今週末、宮古市で行われるそうです。
大分スピードも乗ってきている。あとは気持ちが盛り上がれば結構いい所までいくのでは。
2005.7.13(水)
赤石スポ少と総合体育館の一般の稽古。
前回の一般の稽古にはたくさんの方々が来てたけど、今日はそれ以上!
稽古に参加する人がいるといいです。このまま盛り上がって行けたらな、と思う。
道場が広くないので、結構ぶつかったりするのだけど、雰囲気は最高です。
小島さん、小笠原さん、後藤さんの3人と稽古。
スピードがある方々との稽古で気合が入った。
2005.7.20(水)
赤石スポ少と総合体育館。
だいぶ暑くなって汗をかく量も増えてきた。
今日も参加者が多かったけど、自分はずっと中学生と高校生と稽古をして終了。
大人の人とは稽古できなかったけど、とても楽しい日だった。
地域で剣道が盛り上がっていくためには、やっぱり子供たちを大事にして育てて行かないと駄目だと思う。
子供たちが「稽古したい!」って思った時に、みんなでやれる場所と雰囲気があることはいいことだと思った。
2005.7.21(木)
本当は仕事が忙しい時なのだけど、お客さんからの資料待ちで夜の時間が空いた。
木曜は水分スポ少の稽古があるので、久し振りにお邪魔しました。
相変わらず水分スポ少の小学生は元気が良くていい稽古をしてました。
指導している畑山さんが元気に指導しているからでしょう。優しく、厳しい言葉で子供たちに声をかけている。
中学生の指導は生内先生。いつも基本打ちから生徒に混じって稽古されて熱心にご指導されている。
休憩後の互角稽古から参加させて頂く。
県大会も終わったので1、2年生が中心のようだ。
技はさすがに3年生には及ばないものの、気合は十分。
新人戦に向けて紫波三中もがんばって下さい。
2005.7.23(土)
赤石スポ少へ。
前回、平井先生から「今度は荒木田先生も参加できないそうなので、是非」と言われていたので、ギリギリまで仕事をしてから小学校に駆けつけた。
面を付けて稽古できる子供たちに指導。
基本打ちをやってから、応じ技の稽古。
ずっと前にもやったけど、高学年の子供たちもあまり慣れていないらしく、なかなか上手くいかない・・・。相手の動きを見て、打つべき時に打つためには得意技を何種類か持っていたい。
しばらく練習していこう。
その後は試合練習。
結構打突部位に当たっているのだけど、「1本に決める」冴えがない・・・。
やっぱり元気良く、打った後も駆け抜けていくような勢いがあった方がいいなと思う。
基本稽古ではしっかりやれていることなので、試合形式での稽古をもっとすればできるかな・・・。
2005.7.28(木)
仕事が立込んで稽古できなかった。
やっと身体が空いたので、また水分スポ少にお邪魔しました。
今日は互角稽古の列に自分も混ざったので、生内先生、畑山さんとも稽古ができた。
稽古不足のせいか、打ちに体重が乗らない。
ガチャガチャした打ちになってしまって、自分でも納得行かず。
やっぱり基本稽古もしっかりやっていないと駄目だと痛感する。
夜、仕事が終わってからでないと稽古できず、途中から参加することが多いので、じっくり足捌きから見つめ直して稽古できるのは土曜の小学校の稽古の時かな?
とりあえず中学生と稽古する時も、子供たちのためにも、自分のためにも、1本1本大事に打って行こう。
2005.8.3(水)
スポ少と総合体育館の稽古。
今日は生内先生、畑山さんが率いる水分スポ少の子供たちが参加した。大人数だ。
総合体育館の一般の稽古に行くといつも思うのだけれど、紫波町の剣道関係の方々の間口の広さ。
夜の7時からで大人の稽古が中心だけれど、小学生中学生高校生、みんなヤル気のある子供たちが稽古できることはすばらしいです。
そんな受け入れ体勢があるので、自分もこうしてお世話になっていられるのだけど。感謝です。
長男と赤石スポ少の子も参加。「6人の先生と稽古した〜!」とか喜んでました。
2005.8.6(土)
スポ少の稽古。
さすがに8月で、夕方早い時間から始まる稽古は暑い!!体育館は40度近くになっているのでは・・・?
子供たちには稽古の後半だけ面を付けさせる。
こちらは元立ちでずっと面をかぶりっぱなしでがんばった!後半かなりバテる・・・。
終わったら、面の外側まで汗でぐちゃぐちゃになった。がんばった!
2005.8.10(水)
総合体育館の稽古。
中学生は段審査を控えての形の稽古に熱が入る。
こちらは休みなく中学生の元立ちをがんばった。夜とはいえ真夏の稽古はさすがにツライ。
去年の夏の稽古よりツライと感じるのは去年よりも動くようになったからか?
スポ少の稽古がお休みだったが、長男と他に2人の子も稽古に参加。
よくがんばりました。
2005.8.17(水)
スポ少の稽古は体育館がすごく熱がこもっていて暑かった・・・。稽古に来た子供たちも少なかったし、来ていた子もダレダレに疲れてました。本当は夏休みとかは早朝の稽古が良いのだろうけど、先生たちがみんな仕事があるので夕方からになってしまいます。
でも今日の最後の連続打ち込みはみんなよくがんばりました。
終わって総合体育館の稽古へ。
今日は小学生・中学生の姿が無くて、大人だけ。欠端先生、生内先生、熊谷先生、矢巾の高平さん、菅波先生、荒木田先輩、畑山さんと私。
週末に6段審査があるとのことで、受験される先生たちは真剣な稽古をされていました。
稽古が終わってから荒木田先輩と畑山さんと駐車場でしばらく談義。
「打ち間への入り方」「面の打ち方」などなど。30分近く立ち話をしていたでしょうか。
稽古をしては考え、考えては稽古をする。
この積み重ねが大事なのだと思った。
2005.8.20(土)
スポ少の稽古。
来月に試合があるので、後半は試合形式の練習。
みんないい所で当たるのだけど、当たってそこで止めちゃったり、中途半端が多すぎる。もったいない。
思い切って打ち切って、しっかり前に出た方が、逆に打ち返されたりしないので、基本打ちの通りの動作ができるようにしたい。
試合まであと何度か稽古があるから、もう一度教えたいです・・・。
2005.8.29(月)
紫波一中へ。身体の調子が悪かったのと仕事が忙しかったのとで、久し振りの稽古だ。
小学生の安保君と長男も参加。
自分は鈴木コーチに言われて選手の子供たち4人の指導。1本1本の技を出した後に流れが切れてしまってそこを打たれてしまうとのことだ。
最初に総当りで試合をしてもらって見せてもらった。
確かに1つの技を出すと、「一休み」みたいな感じで「追いかけどころ」を逃してる感じ。鍔ぜりあいになってもそうだ。相手が気を抜く暇が無いほど攻め立てる気力が欲しいかも。
一人一人に注意点を話して、その後自分も面をつけて稽古させて頂いた。
自分の身体の調子を見ながらのつもりだったけど、最後に高校生の西田君と稽古するあたりにはそんなことも忘れて夢中だった。
大汗をかいた。
2005.8.31(水)
赤石スポ少では今度の赤石神社の奉納試合に向けて、試合の練習。
やっぱりみんな当たっても「1本」まで持っていく冴えが無い。元気に勢いがある打ちが出来れば自然に「1本」にできるのだけど、身体が前に出て行かず・・・。まだまだ練習が必要。
終わって総合体育館へ。
今日は警察の佐藤さんと初稽古。実直な剣道をされる方だ。中々崩し切れず、待ち気味になってしまった。反省。
生内先生にも稽古をお願いした。中心を取ってからの打ち出しができず、かわし気味に打ってしまう。真ん中を割れなかった。
基本打ちの練習不足を痛感する。
2005.9.4(日)
赤石神社の奉納試合。
紫波町の日詰スポ少、水分スポ少、赤石スポ少が集まって学年別の個人戦。
小学校3年以下では長男も参加したが、1回戦で敗退。
これを皮切りに、赤石スポ少はみんな1回戦敗退。
みんな一生懸命練習に来ているのに、試合で勝てないのは教えている側として申し訳ないと思う。
基本打ちではちゃんと打てても、いざ試合ではしっかり打てないのはとても残念。
また稽古がんばろう!
2005.10.12(水)
赤石スポ少の稽古から総合体育館の一般の稽古へ。
着いて、道場までの廊下を歩いていると、掛け声と竹刀がぶつかり合う音がしていたので安心。今日は参加人数が多そうだ。
今日は大人は生内先生、菅波先生がいらっしゃていた。あとは中学生が6人、小学生4人。
小学生・中学生の稽古を受けて、最後に菅波先生に稽古をお願いする。菅波先生は先日見事に6段に合格された。
このところ子供たちとばかり稽古することが多かったので、同年代の方と稽古するのは久し振りでワクワクした。
さすがに間合いの攻防が厳しい。うかつに前に出られないので、足の指1本ずつの距離でしか間を詰められない。
打ち気が見えた瞬間に間を切って、居着いたところを面に出ようとしたが、間を切るところを逆に乗られていい面を頂いた。
2005.10. 8(土)
今夜は山形県酒田市でピアノのお仕事。紫波一中の鈴木コーチからの連絡で、中学校での稽古に呼んで頂いたが昼12:00からの稽古では時間がギリギリかも・・・。ちょっと迷ったけれども稽古にお邪魔することにする。
鈴木コーチから「出鼻面を教えてやって下さい!」と言われて、稽古を見てみた。
真っ直ぐ打てない、タイミングが遅い、間合いが合っていない、いろんな子がいるようだ。
生徒たちに集合をかけて、出鼻技の前段階の打ちの練習を教える。
元立ちは、攻められる都度1歩下がる。出頭を取るほうは間を詰めて行く。また元立ちが下がる。また追う。3歩下がったら元立ちは前に1歩出る。
この出る瞬間のところを打たせるようにした。
「元立ちが前に出てからでは遅い」ということを注意して何度かやらせてみる。元立ちが打って来ないので真っ直ぐに打てるようだ。ただ、下がっていく相手を追って行くので間合いは要注意。
この後に同じく元立ちが3歩下がってから今度は面に打って出る。前段階の練習が身体に残っているうちは出鼻で真っ直ぐ打っていけるようだ。
最後に元立ちが3歩下がるリズムをいろいろ変えたりバリエーションをつけて見る。少し実戦に近い形。女子で毎回とても良いタイミングで打てる子がいた。
休憩後、自分も面を付けて互角稽古。
1時間弱の稽古だったが大分汗をかいた。
2005.10. 5(水)
赤石スポ少と総合体育館へ。
総合体育館では先週に続いて大人は自分だけ。赤石の子供たち3人と、中学生の女の子5人で稽古をした。
子供たちだけのこういう日は、逆にじっくり足捌きの練習とかができるので一緒に楽しんで基本打ちをしばらくやった。
赤石の子供たちにも、ゆっくり1人ずつ教えることができて良かった。
2005. 9.28(水)
赤石スポ少の後、と総合体育館へ行くと欠端先生がお1人でいらっしゃった。
「誰も来ないから帰ろうと思ったよ」とおっしゃられたところに赤石の子供たち3人と一緒に稽古をお願いする。
自分も欠端先生と2回稽古をお願いした。
一生懸命打って行くのだが、打つたびにいなされて力の方向を分散される。後半は足元がフラフラになった。
参加者は少なかったけど、たくさん稽古できて充実の日。
2005. 9.14(水)
赤石スポ少と総合体育館へ。
総合体育館では中学生の小原君が1人で待っていた。今日も参加者が少ないなぁ・・・。
基本打ちをやって、互角稽古を2順ほど。
長男も小原君にいろいろ教えてもらって喜んでいた。
2005. 9.17(土)
赤石スポ少の稽古。
小学校の稽古に行って思うのは、やっぱり人数が少ないなぁ、ということ。
人数が少ないので1人1人が元気を出してくれないと、稽古全体が活気が出ない。
自分が小学生の頃(秋田市の学校と転校して大曲市)だったのだが、男の子も女の子も合わせて30人以上はいたことを思い出す。
紫波町内でも日詰スポ少と水分スポ少はもっと人数が多い。どうやって部員を集めているのだろうか。
今一緒に音楽をやっているドラムの斉藤君は山形県飽海郡遊佐町というところで小学校の教員をやっている。
雑誌「剣道日本」の7月号の子供たちの道場紹介のコーナーに遊佐町の「高瀬道場」が載っていたので、彼に聞いてみたら偶然にも彼はその高瀬小学校の勤務だった。
山形も剣道が盛んなところで、特に遊佐町は小さな町ながら強い選手を輩出しているところだ。遊佐中から酒田の高校や、有名な左沢高校へ進学して全国大会でも上位に食い込んでいる。
そういうのもやっぱり剣道に対する地域の環境というのは強い関係があるのだろうな、と思う。
親も剣道をやっていて、子供にも剣道を習わせて、いざ大会ともなれば町を挙げて応援するような気質があるのかも知れない。
いつか紫波町の子供たちも連れて、高瀬道場の稽古を見てみたいと思う。
2005.10.15(土)
赤石スポ少の稽古。
平井先生のご指示で初心者の子供たちの指導をした。
今日は「踏み込み足」と特に小手打ち。
踏み込み足の練習は、体育館の床のラインを使って、自分の踏み込める距離と相手との間合の関係を目で見て覚えながら。
小手打ちは、基本の大きな打ちから小さな打ちまで。
上級生の子供たちよりも元気に打ち込みをしてくれたかも。
2005.10.19(水)
赤石スポ少では今月末の大会に向けての稽古。練習に来る子供もいつもより多かった。
後半、試合に出る子供たちには実戦で使える技も教えてみました。
終わって、総合体育館へ。
小学生が3人、一中の生徒が2人、三中の生徒が3人。大人は生内先生、熊谷先生に、久し振りの畑山さんだ。畑山さんは長い風邪明けでつらい様子。
中学生と稽古する時は受けにまわって出てくるところを押さえることが多いけど、大人の方々とやる時はやっぱりこちらが自分からどんどん前に出て打っていかないと良い稽古にならないと思う。
後半、攻めてから打って出て、相手の横を抜けて行くスピードが落ちる。
一本一本勢いのある打突を心掛けたい。体力・気力、充実させないと!
2005.11.2(水)
赤石スポ少では平井先生が初心者の指導、松木先生がいらっしゃって高学年の指導、自分は2年生の3人を指導。
2年生の二人は随分身体を動かすのが上手になってきた。スピードも付いている。
明日は6年生の男の子2人は県営武道館で試合。稽古が終わってから「どうしたら緊張しないですかぁ・・・?」と聞かれたので、とりあえず「初太刀に全てを賭けて思い切り打ち切る」ことを教えてあげた。最近の試合は二人とも実力を出し切れないまま敗れていることが多い。悔いの残らない試合、全てを出し切れる試合をしてくれたらと思う。
終わって総合体育館での稽古。
久し振りに欠端先生もいらっしゃて稽古をつけて頂いた。今日は「構え」について教わる。前にも出られる、応じにも転じられるニュートラルな姿勢を作ることが大事だ、ということ。欠端先生ご自身は両手親指、両足親指の4点で構えの位置、姿勢を図っていらっしゃるのだと教えて下さった。
自分は疲れてきたり、反対に攻めて追い込みをかけている時など、力が入って構えを乱しているのに気が付くことがある。何かピタッと安定した構えをするための拠り所を考えたい。
今日の稽古は欠端先生、生内先生、三中の小田中君、自分と長男の5人。集中した良い稽古ができた。
2005.10.31(月)
紫波一中での稽古。
昨日の防犯剣道大会では女子が団体で優勝。最近は稽古も女子の方が勢いがあるかな・・・?
今日はOBの高校生3人も来て、自分はそちらの稽古を見させてもらった。
随分みんなスピードがついてきて、普段の稽古もがんばっていることが伺われる。2年生になる来年からが本番です。この冬にたくさん稽古しましょうね。
最後に元立ち。本日いらっしゃていた菅波先生ご夫妻、警察の佐藤さん、高校生の2人と稽古を受けた。
今日稽古に来たのも圧倒的に女子が多い。みんなとても元気だ。
稽古が終わって話しをしてもみんな明るくていい雰囲気です。やっぱり勝っていると稽古も乗って来ますね。
2005.10.26(水)
赤石スポ少の後、総合体育館へ。行ってみると今日は道場のワックス塗りでお休みとのこと。
知らずに体育館に集まった方々と「じゃ、今日は残念ながら・・・」と解散。
私と長男は「どこかで稽古している所は無いか〜?」と思って矢巾町体育館へ行ってみました。
道場に灯りがついている!という訳で「矢巾町剣道教室」の子供たちの稽古に飛び入りで混ぜて頂きました。
先生、ご父兄の皆さん、稽古してくれた皆さんどうもお邪魔致しました。
元気のある強い打ちでの稽古、刺激になりました。
2005.10.20(木)
水分スポ少にお邪魔しての稽古。赤石スポ少の6年生2人と長男も参加。
水分の稽古のとても良いところは、小学生の稽古している同じ場所で紫波三中も一緒に稽古しているところ。中学生の稽古の雰囲気をずっとずっと見ながら稽古できることは小学生のみんなにもとても良いことだと思う。
私も前半小学生と稽古。3人同時相手の互角稽古はすごく楽しかった。子供たちも夢中になって打ってくる。時々こういう変わった稽古も入れて雰囲気を盛り上げて行けるといいのかな・・・。
後半は中学生と。春先に稽古した時より打ちが強くなっている。
生内先生が基本打ちの稽古から生徒と一緒に打ち込みをされているのが功を奏しているのでしょうか?みんな正しい強い打ちに近付いている。速い上達振りに感心させられた。
2005.10.22(土)
スポ少での稽古。来週には試合があるため、互角稽古を少し多めに。
2年生の2人も様になってきた。なんだかんだで1年以上稽古続けました。最初の頃より稽古にも集中して来てます。(まだ稽古中におしゃべりして平井先生に怒られたりしますが・・・。)
今度の試合で勝ったり負けたり、良い経験をしてこれからの稽古もがんばって下さいね。
2005.10.27(木)
先週に引き続き、水分の稽古にお邪魔した。
日中県北の方で仕事があったので西根町から滝沢を抜けてずっと山沿いの裏道を通って来た。ちょっと遅れて参加。
防具を身に着けながら稽古を見る。
小学生の指導の畑山先生は「優しく、厳しく、楽しく」といった感じの子供たちの集中力を切らさない上手な指導だ。
子供たちは休まずによく動く。初心者の小さな子供もみんなと同じ列に加わってがんばって稽古に付いていっている。
最初から最後までピリッとした雰囲気の稽古でした。
2005.11.5(土)
スポ少の稽古。しばらく仕事の都合で参加できずにいた荒木田先輩と久し振りに顔を合わせることができた。
子供たちもしばらく試合も無いのでまた基本打ちからしっかりやらないと。
途中子供たちの休憩時間に平井先生、荒木田先輩に稽古をお願いする。
最近思うことは高校剣道に毛がはえた程度の自分の攻めが、中々通用しないこと。
「間合いの取り合い」「出頭の取り合い」とかで動きのある中では比較的打つタイミング、打たれるタイミングが分かるのだけど、何年も修行されている先生方と稽古をした時など真っ直ぐ、どっしり構えられるとなかなか打ち間を作り出せない。自分では攻め入って行っているつもりなのに何も反応が無かったりすると打ち出せず、居付いたところを逆に割って入られることが多い。
剣道の本によく書いてある「機を見て中心を攻めて・・・」というこの「機」が現在の悩みの種です。
やっぱりいろいろ考えて、できるだけ多くの回数稽古しないと見えて来ないかな・・・。
2005.11.6(日)
今日は久し振りに何も予定のない日曜日。家でゴロゴロしているのも何なので、総合体育館の道場を借りてスポ少の6年生の2人と長男と稽古することに。
せっかくだから普段の稽古の補講みたいに、日頃教えてあげていないことを中心に。
木刀での稽古。刀の仕組み。「刃」「切先」「峰」「鎬」など、それぞれ形に意味があることは剣道をやっていたら覚えていたい。鎬で相手の打ちをすり上げる練習とかは中学生にもやらせてあげたい。
最近試合では思うような結果が出せなかったので、後半は試合の仕方。
「はじめ!」の声で立ち上がった瞬間に後ずさりしちゃだめです。昔、九州の学校と試合した時なんかは開始の声と同時に打ってくるっけ。
子供のうちはそのくらいの勢いがあった方がいいかも。
打ち終わって、相手の横を抜けてすれ違った後も要注意。一息ついて良い時間ではありません。自分から先に間合いを詰めてプレッシャーかけないと。
あと一番大事なのが、せっかくいい所で当たっても「1本」にできるか、できないか、ということ。どうせ打つなら自信を持って思い切り打って行きましょうね。
また時間があったら日曜稽古しましょうね!
2005.11.9(水)
スポ少と総合体育館へ。
スポ少では6年生の2人がお休みだったけど、新しい仲間も入ったりで賑やかでした。
総合体育館も生内先生、菅波先生、畑山先生、高校生・中学生もたくさん来ました。
菅波先生と稽古。攻めの集中力が切れた瞬間に乗られることが多かった。逆に色を出さない工夫が必要かとも思った。
出頭に打落として面が打てたけど、ある本では「本当の刀であれば相手の剣を上から下に打落とすのは刃こぼれすることであり、真剣での勝負を意識した見方では敬遠される技である」と書いてあった。やっぱり鎬を使った受払いの方がほんとなのかな?と考えたり。
フェイントに対しても動じやすい。剣先を相手に付けてゆったり構えるように心掛けよう。
2005.11.12(土)
スポ少の稽古。
低学年の子供たちも大分慣れてきて動きが良くなってきた。
でも反対に、左足がぺったり床に着いていたり、足が真っ直ぐ前を向いてなかったり、送り足がしっかりできてなかったり、それぞれ悪いクセも出てきた感じ。
時々基本に戻る稽古もしないといけないか。足捌きは一生モノだし。
2005.11.16(水)
スポ少と総合体育館。
思えば長男の稽古もよく続いている。今日の総合体育館では小学生は1人だけだった。
今日はいろんな先生方に懸かり稽古を何度もお願いしていたようだ。
たくさんの先生のお世話になりながら何とか強くなって欲しいと思います。
自分が子供の頃は、秋田の小学校のスポ少でした。小学校のうちからほとんど毎日稽古で、日曜も稽古か試合が入っていて、剣道部の子以外の友達とはあまり遊べなかったなぁ・・・。
初めて剣道を教わった佐藤南雄先生、今でも元気かなぁ・・・。
2005.12.3(土)
寒くなってきたので、小学校の稽古も暖房が入る公民館に場所が移った。
道場が狭くなったのに合わせて子供たちの声も小さくなっちゃったのがちょっと気になる。
寒い時はまず大きな声を出して気合入れていかないと!
来週はピアノのレコーディングがあるので今日で稽古はまたしばらく間が空いちゃうなぁ・・・。
2005.12.14(水)
10日以上も間を空けてしばらく振りの稽古だ。
今日は雪も降って風も強くて大荒れの天気。長男は泣きべそをかいていたけど一緒に総合体育館へ。
こんな日は稽古に来る人が少ないだろうな、もし誰も来なかったら長男と2人で稽古して帰ろう、と思ってたけど欠端先生と生内先生がいらっしゃった。中学生も2人。
久し振りの稽古にも関らず、欠端先生に稽古をお願いして息は上がって、足元はフラフラになった。湯気が出るほどがんばって稽古した。剣道の稽古は毎回毎回新鮮でその度に充実感があって病みつきになる。この年になると随分ツライけど。
2005.12.21(水)
総合体育館にて。2005年最後の稽古となる。
欠端先生、生内先生、畑山さんと稽古。
今日のテーマは「竹刀の感覚」。
相手と向かい合って、自分の竹刀で相手の竹刀に触って、感覚を研ぎ澄まして気持ちを感じ取る訓練。
攻め入る機会を伺うが中々うまく行かず。
稽古不足か、身体が右に避けてしまうような感じがした。
左の脇を締めて、相手の右足に向かって踏み込むような気持ちで。
長男の稽古日記には「生内先生に『懸かり稽古でも1本1本のうちを大切に打とうと心掛けること』と言われた」と書いてあった。
自分にも通じることで、来年も1本1本の打ちを大事にして稽古したい。
今年も剣道を通じてたくさんの出会いと経験ができました。
特に復活後、初の試合は緊張したけれども、これからの剣道人生の新たな目標になる良い経験でした。
さあ、来年もがんばるぞ!
今年1年一緒に稽古して頂いた先生方、小学生、中学生、高校生のみなさん、どうもありがとうございました。