剣道日記 2005.1月〜

2005.1.7(金)
 
 今年の稽古始めは紫波一中の練習。
 総合体育館でした。

 道場に着くと、いつもよりワイワイと和やかな?雰囲気。道場に風船がたくさん落ちてます。
 「みんな真っ直ぐ面を打てないんですよ・・・。」と話していた鈴木コーチのアイデアで、今日は風船を使った特訓をするそうです。何だか楽しみ・・・。

 準備運動をして、基本稽古を少しやって、いよいよ特訓!
 面金の一番上に風船を結び付けて、二人でお互いに相面打ち。風船を割った方が勝ち。
 練習風景です。

これが、すぐに割れるかと思っていたらとても難しいみたいです。
お互いに笛の合図で同時に打ち込むので、風船が面の後ろの方に流れて、しっかり面の真ん中を奥まで打たないと、
風船が割れません。
相手の右側、横から面を打とうとしても、風船に当たってもなぜか割れません。風船を結んでいる面金から真っ直ぐに奥に
向かって打たないとダメみたいでした。
なるほど、これは良い練習かも・・・!

ただ、難点は、割れた後に結び変えるのに時間がかかるのと、大きな音でびっくりしちゃうところでしょうか・・・。

この練習の後は、後藤先生もいらっしゃってみんなと稽古。
今年初めての稽古は約50分間、元立ちをして汗を流しました。
今日は特に1年生の女子がたくさん稽古に来て、面打ちの腕の高さが低い子が多いのに気づいた。鈴木コーチも素振りの時からおっしゃっていたので改善点かな、と思う。

紫波一中のみんな、今年もよろしくお願いします。一緒に勉強しましょう!


2005.1.9(日)
 
 今日は紫波町内の小学校、中学校のスポ少の生徒たちで1月6日から今日まで行われていた「寒稽古」の最終日。
 最終日ということで試合が行われました。

 赤石スポ少の1年生も今回の寒稽古から初めて面を被っての稽古をして、今日がドキドキの初試合です。

 自分も朝から審判員をして1日手伝わせて頂きました。

1、2年生のみんなです。

玄関では餅つきが行われました。

紫波町ライオンズクラブの皆様からお餅の差し入れを頂きました。

1年生は初めての試合、とても一生懸命がんばりました。4年生のやすはちゃんも個人戦で優勝。
団体戦では惜しくも準優勝!準決勝で5人とも引き分けの後、代表戦でやすはちゃんのお兄ちゃん・ゆきや君が面を決めてみんな大喜びでした。平井先生も喜んでました。
みんなよくがんばった!


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2005.1.12(水)

 紫波町総合体育館での今年初めての稽古。
 仕事を振り切って道場に着いて19:15くらい。静かだな、と思ったら、来ていたのは紫波一中の菅波さん(女の子)と、片寄小学校で日詰スポ少の藤原君の2人しかいなかった。
 みんなで軽く準備運動の後、面を付けて基本練習を3人でやった。こちらも普段、基本打ちを練習することが無いのでとても良い練習になった。表から、裏から、抑えたり、張ったりして幾通りかの面打ちの稽古をした。
 途中から荒木田さん、畑山さんも到着。
 
 後半はみんなで互角稽古をして全員と1回稽古。
 荒木田さん、畑山さんとは良い稽古ができたと思う。昨年末に生内先生に言われた左右の足幅を気を付けて稽古をした。
 今まで、剣先・右腕・右足で相手との距離を測っていたので、どうしても蹴り足の左足の「引き」がおろそかになっていたような気がする。飛び込む間と自分のイメージしている間がズレたりしていた。
 ということで、左足の親指で相手との距離を測ったり、左足親指で間を詰めて行くような感じに変えてみたら、返って右足が前に良く出た。ちょっとヒントになった。今日はこれで大収穫。
 大雪と大凍結で道路はツルツル、息が凍る寒い日に稽古に来た甲斐あり。大満足。


2005.1.19(水)
 
 赤石スポ少の稽古と、総合体育館での稽古。
 総合体育館では、この寒さにも関らず、いつもより一般の方々の参加が多かった。
 今日は荒木田先輩、生内先生、欠端先生、初めて稽古をさせて頂いた及川皓正さん(警察官・5段)と稽古させて頂いた。
 及川さんもしっかり中心を取って攻めて来る方で、中々入り込めなかった。無理して打ち込もうとする時に小手で押さえられる。

 今日も前回同様、左足親指で距離を測るようなイメージでやったみた。右足を左足に引き付け過ぎになるのか、打ち込む時にやたらと右足が袴の裾に絡んで転びそうになった。足を低く遠くに出せば良いのか?試行錯誤。


2005.2.2(水)

 赤石スポ少と総合体育館での稽古。
 今日はとてもとても寒かった!怪我がコワイので入念にアップしてから稽古に参加。
 中学生、小学生の元立ちをした後、最初に畑山さんと稽古。一足一刀で動きに見入ってしまって詰め寄られてしまう場面があった。注意しないと。
 その後で矢巾町の引地さんに稽古をお願いしました。引地さんもとても元気な方なので、稽古させて頂いてこちらもとても気合が入る。「間合い」の考え方など、練習が終わってからもいろいろお話を伺えた。知識が豊富で感心させられた。


2005.2.9(水)

 仕事を終えて会社で着替えて赤石スポ少へ。
 道場に着くと平井先生が低学年の指導をされている。早速用意して高学年の子供たちの元立ちをした。途中から松木先生もいらっしゃった。
 今日はよ〜く相手を見て、開いたところを打たせるようにする。反応の良い子はすぐに面でも胴でも一歩で打って来られる。
 試合でも今日みたいに打てたらとても良いのだけど。これからも繰り返ししていこう。

 最後は低学年の子も混じって、平井先生、松木先生、私の元立ちに打ち込み。
 低学年の子供たちはうちの長男も含めてまだ踏み込みができていないようだった。一度ゆっくり復習しなきゃいけないと思う。


2005.2.12(土)

 日中は仕事で葛巻町に行ってきた。思えばこのところ遠くばかりに行っていたので、車の運転で少し腰が痛い。
 会社終わってから急いで戻って、赤石スポ少へ。
 今日は平井先生、荒木田先輩もいらっしゃっていた。生徒もほとんどフル参加。

 平井先生が低学年をご指導されていたので、荒木田先輩と一緒に高学年の子供たちの指導をさせて頂く。
 前回同様、構えてしっかり相手を見て、空いたところを打つ練習。
 向かい合ってから、こちらが少しずつ下がってあげて、前へ前へ詰めさせて、こちらが前に出直すところで打つ所を空けてあげる。前回はだまって向かい合っていたけれど、少しずつ前に詰めさせてあげることで、最初の一歩が出やすいようだ。
 何本かに一回、こちらも打って出る。返したり、抜いたりするのも混ぜて、少しずつだけど、応じる技も教えてみた。あまりこっちが先に打っていくと、よけるのに一生懸命になるみたいなので難しいところ。
 
 荒木田先輩がとなりでやけに気合が入っていたので、私も動きまくって汗ダラダラになった。
 
 休憩時間に荒木田先輩とちょっとだけ稽古をする。少しだけでもピシッと気を集中して稽古すると充実する。
 今日は面と胴で上下に攻めのバリエーションをつけるように意識して稽古した。1回だけだけど抜き胴ができた。

 


2005.2.13(日)
 
 確定申告のシーズンが始まり、仕事も忙しくて中々稽古にも行けない状況。
 今日も日曜にも関らず仕事に出た。
 
 夕方帰ってきてから、長男と2人で総合体育館に行って稽古をした。
 道場の半面は柔道場なのだけど、そこに自分たちと似たような親子がいて、お父さんと子供2人が柔道をしていた。この寒い中でお互いご苦労様です・・・。

 小学生の長男との稽古も、以外と良い稽古ができます。身長差は70センチくらいあるのだけど、足捌きや、打った後の抜けて行く動作の稽古にはあまり身長差が関係ないので、普段意識できないことを意識してやれる気がします。そして何よりも普段スポ少では自分の子だけ特別に教える訳にも行かないので、マン・ツー・マンで長時間できるのが良いです。

 この日も2人で面をつけて、基本打ちから技の稽古、互角稽古までやりました。
 「下がって逃げちゃ駄目だよ〜!」はちゃんとわかってもらえたかな・・・?

2005.3.16(水)

 確定申告期間で、ずっと残業に次ぐ残業、&1ヶ月の間休みも取れなくて稽古も随分間を開けてしまいました・・・。
 会社では夜になるとご飯を炊いてレトルトカレーとか、お客様からの差し入れカップラーメンの残業食を食べまくってたので、少し太り気味になってしまいました。
 毎日夜12時過ぎの帰宅だったので素振りもできず・・・。

 そんな鈍りに鈍った状態で、本日から稽古再開。紫波町総合体育館へ。
 19:30頃に到着すると、紫波三中の藤原君、片寄小学校の藤原君の2人がいました。
 ちょっと近況を聞いて、一緒に準備運動をしていたところへ紫波一中の小原君たちも来ました。今日は大人の人たちが遅くなっているようです。
 
 剣道の面は、間を置いて被るとすごい違和感。バイクのヘルメットより締め付けるので日常ではまず体験することの無い閉塞感があります。
 久々に面を被って、一中の小原君と切り返しから面打ち、小手→面打ちを軽くやって、互角稽古。体が重くて息が上がった。
 2人で稽古している間に、熊谷先生、生内先生、欠端先生もいらっしゃった。
 小原君のあと、中学生・小学生と稽古をして、欠端先生に稽古をお願いする。欠端先生との稽古は、間合い、というかタイミングを含めた「間」の緩急の未熟さを痛感させられてしまいます。
 今日もがむしゃらに打ち込んではいなされ、返され、1人で疲れてしまいました・・・・。

 稽古が終わって、面を外す。
 小学生の頃から、この時の爽快感が堪らなくてずっと稽古してた気がします。


2005.3.17(木)

 昨日、総合体育館に稽古に来た紫波一中の生徒さんたちと「明日も中学校に稽古に行くから!」と約束してたので、雨降る中を稽古に出掛ける。
 剣道を再開してから10ヶ月。仕事が忙しくて全然稽古できないと、こんな日の貴重さを痛感する。学生の頃は毎日好きでも嫌でも稽古できた。大人になると自分で望んで稽古する時間と場所を得るようにしないといけない、ということを今更ながら思う。自分が剣道を止めていた19年間も、一緒にやっていて今も続けている仲間たちは本当に努力して稽古していたんだろうな、と思って頭が下がる思いがする。

 今日は、鈴木コーチが初段受験をする生徒たちの指導をして、自分は男子4人の指導をさせて頂く。
 相変わらずで申し訳ないのだけど、出鼻技を中心に練習。みんな特に戸惑っていたのが、打ち出そうとして相手の脇が空きかけるところに出鼻胴。どうしてもいつも「抜き胴」ではしっかり胴の脇ではなくて、「前胴」気味に打っているので、早めに前に出て打つのは難しいみたい。すばやい手首の返し、強気で真っ直ぐ踏み込むこととか、出鼻で胴を打っていくのはとってもとっても難しいけど、たまにはやってみてもいい稽古かも知れません。
 その後はつばぜり合いから「引き面」「引き胴」の練習。小さくて弱くなりがちな引き技を豪快な1本になるように打つのは難しいですが、「押し」「引き」の中で良いタイミングで打つときれいな1本になります。これもがんばりましょう。引き技もうまいと試合では断然技に幅がでますから。


2005.3.23(水)

 総合体育館での稽古。仕事も早めに終わったので19:20頃に道場に到着。
 久し振りに荒木田先輩が来ていた。あとは中学生が数人。
 今日は準備運動から基本稽古、互角稽古まで全員で一斉にやった。
 基本の打ち込み、休まずにきちんとやると結構息が上がります・・・。確定申告期間中で体重は増えたけど、体力は落ちた。少しずつ元に戻さないと体がキレなくてしょうがない。
 
 荒木田先輩とも稽古した。
 今日は遠い間合いから「機を見て一気に一瞬で割って入る」ように打つようにした。まだまだ面の深い所まで打ち込めない。稽古が必要。


2005.3.30(水)

 総合体育館。今日は一般は生内先生、荒木田先輩、畑山さんと私。

 「切り返し」で思ったこと。荒木田先輩の打ち込みが1本1本良く伸びて、そして重いこと。全部が致命傷を受けるくらいの打ちだ。それに比べると自分の打ちは、学生時代やっていたような手首の返しだけで、速いけど軽い!という感じがした。

 「切り返し」に限らず、皆さんの打ちはとても重い感じがする。
 子供の頃、先生方に稽古をお願いして、こちらがちょこまかとたくさん打ち込んで行くのに、「ド〜ン!」と1本、目まいがするような面を打ち込まれて、「大人になったら剣道は怖い・・・」と感じたのを思い出した。
 
 ただ強く速く振るだけでなく、体重の乗った「切れる」打ちができるようになりたいです。
 家でも素振りは結構してるのだけど、問題は下半身なのか?


2005.3.31(木)

 紫波一中での稽古。
 基本打ちから、応じ技までの稽古を見させて頂く。
 
 応じ技がちょっとうまく行かない感じ。
 元立ち側がいい時に打っていない。本気で1本取りに行くのは良いのだけど、フェイント入れたりして応じにくくしてる。

 みんなを集めて、試合の駆け引きの中で、応じ技を出す時のことを思い出してもらう。
 攻め込んで、相手がつらくなって思わず打ち込んでくる時。誘い出してそれに応じる時。
 逆に考えると、元立ち側が「攻め込まれる」「誘い出される」瞬間を感じて打ち出してあげないと、技を出す方が上手に打てない。
「打たれ上手になることも剣道の稽古の大事なところ」と、昔自分も教わったのを思い出してた。
 ちょっと難しいところだけど・・・。
 


2005.4.6(水)

 総合体育館で稽古。19:30に道場に着いたけど、まだ誰も来ていない。
 防具を着けて待っていると10分くらいのうちに生内先生、畑山さん、紫波一中の生徒2人が来た。
 今日も先週と同じく、中学生を入れて基本技の稽古から。
 20:00頃から互角稽古。欠端先生もいらっしゃった。
  
 今日は参加人数も少なかったので欠端先生にしっかり稽古を付けて頂けた。
 相変わらずこちらはバタバタして息が上がる。随分無駄な動きが多いのだと思う。
 
 稽古が終わってから欠端先生に教えて頂いた。
 「8の力で済むところで10とか11の力打って行ってもそれは無駄なことだし、13、14の力が必要な時はやはり10の力では足りない。その見極めに理合がある。」とおっしゃられた。
 確かにそうだ。学生時代には「元気と気合!」だけでがむしゃらに先生方に当たって行くのを美徳みたいに稽古していた。
 「理合」を学びながら稽古する姿勢を持たないといけないと痛感する。


2005.4.7(木)
 
 今日はすごく疲れている。紫波一中の稽古の日だけど、車で家について車庫に入れてからそのまま車で30分近く寝てしまった。目が覚めて、慌てて稽古着に着替えて稽古に行く。

 今日は鈴木コーチの他、後藤先生も見えていた。
 後藤先生の指導している姿は、気合十分!生徒もがんばっているけど、それ以上に後藤先生が元気に稽古をつける。
 
 途中の互角稽古から混ぜて頂いて稽古した。
 
 稽古が終わって、後藤先生が「はい、『今日はもう動けない!』っていう人!」と生徒に聞くと、誰も手を上げない。
 「まだ少しやれる」という生徒もいた。
 中学生に教えるので一番難しいところは、どの程度まで本人の限界を引き出してあげることができるか?にあるような気がする。稽古でのツライ思いは必ず試合の時の自信にはつながると思うのだけど・・・。やり過ぎも良くないのだとも思うし・・・。
 毎日の稽古で、同じ時間にこの同じ場所で一緒に稽古している仲間の中でも『自分が一番大きな声を出して、自分が一番強く打ち込んでいるんだ!』という自信を持てるように取り組んでみたら良いと思う。
 それで稽古しているみんな自分自身でそう思えたら、全体レベルは上がると思うのだけど。
 
 私も後藤先生を見習ってもっと元気に稽古できるようにがんばりたいです。
 



2005.3.26(土)
  
 花巻北高剣道部OB会。おととし1度行ったけど、今年は荒木田先輩を誘って行ってみました。
 歴代の先生方はお忙しくてお見えになってなかったけど、今年の卒業生を筆頭にたくさんのOBが来てました。
 そういえば、女子はインターハイ行ったのでした!すごい!
 集まったのは平成になってからの卒業生が多く、荒木田先輩が最年長。

2005.4.13(水)

 3月の春休みからお休みだった赤石スポ少の練習も今日から再開!
 ヒンシュクを買ってるかも知れないけど仕事を定時で切り上げて急いで小学校体育館へ。
 みんな1つ学年が上がって、初めての稽古。
 荒木田先輩とほとんど同時に到着して、高学年の子と稽古をする。みんなも久し振りみたいで動きが堅い感じでした。
 これからもっと暖かくなってくるから、少しずつ上手になって行きましょうね。

 その後総合体育館の一般の稽古。
 今日は欠端先生、生内先生、矢巾の引地さん、荒木田先輩、私の5人が一般の参加。それと中学生4人と小学生の藤原君。藤原君はほんとにいつもいつも稽古に来てエライと思う。小学生ならもう眠くなる時間だ。

 今日は藤原君と中学生2人と稽古した後、欠端先生に稽古をお願いした。前回同様、バタバタ気味だったけど、少し見てから打ち出せるようになったかも。
 その後生内先生と。攻められて打ち込まれる。かわすことができても、とっさに応じ技を出せない。
 続いて荒木田先輩と。生内先生との稽古の時と同様、「入り込まれる→打ち出される」一連の動作が流れていると、見過ぎてしまう傾向があるようだ。居着いて見入ってしまったところでいい面を頂いた。
 やっぱり「先」をかけて攻めていることが大事かも、と思う。誘ってからの応じ技はまだまだ未熟。
 次回はもっと積極的に元気にやろう!


2005.4.23(土)
 
 赤石スポ少での稽古。今日は平井先生がお休みなので荒木田先輩と二人で指導することになった。
 
 5月の初めに試合があるとのことで、2年生のみんなも試合に出られるように「面の付け方」から練習。
 手拭いのかぶり方、面紐の付け方から教えてたけど、30分以上もかかった・・・。剣道の防具は後ろで蝶結びにするのがあるので、子供には難しかったりする。これも練習しないとね!

 その後、高学年の子供たちの元立ち。「小手抜き面」とか、技の練習をして打ち込みをした。


2005.4.27(水)

 今日は夜も仕事で稽古できないはずだったのだけど、思いがけず時間が空いて急いで帰宅して稽古着に着替えて総合体育館へ。
 生内先生、引地先生と、中学生4人と小学生3人が参加していた。
 
 いつもと同じく、小中学生と稽古をして、その後で大人同士の稽古。
 生内先生のフェイントでツンツン間に入ってくるところに、1回1回反応してしまって居付いてしまった。ここを攻め込まれたら駄目だ。
 引地先生と稽古をした時は考え過ぎ。姿を見すぎて、これも居着いてしまう。
 もっと心を1箇所におかないで、とらわれない気持ちで攻めてないとだめだ。


2005.4.30(土)

 山形県酒田市に演奏旅行に行って帰って来た。休むまもなくスポ少の稽古へ。

 今日も低学年は面の付け方から。最初は黙ってやらせてみて、その後でお互い仲間同士で付けてあげられるようにする。
 面を付けたら、お互いに面の打ち込み。今日はここまでで1時間。
 後半はこちらも面を付けて打ち込みをやって、2年生初の互角稽古。
 打った後に後ろや横に逃げていってしまう子もいる。
 もっと打ち込みの時間を取らないとだめだなぁ・・・。


2005.5.4(水)

 ゴールデンウィークの中だったけど、試合も近かいということでスポ少のお稽古は有り。
 夕方から小学校体育館へ。
 高学年の子供たちは平井先生と試合に向けて特訓。
 自分は低学年の子供たちの指導。この春から新しく2年生のかずき君も入部した。
 防具を付けてる子と、初心者の子を一緒に教えるのはちょぴっと難しかった・・・。
 稽古中ずっと集中力を持たせるのは他の指導者の方々はどんな工夫をしてるのかな。


2005.5.11(水)

 仕事が忙しい。3月の「確定申告」の時期も忙しいのだけど、5月は法人の決算申告が集中する月だ。3月は数が多いけど、5月は密度が濃い。
 それでも何とか水曜だけは夜に時間を空けるように調整して稽古に行く。
 スポ少のお手伝いと総合体育館の一般の稽古。
 やっぱり気ぜわしい時期の稽古は気持ちがまとまらない。ガチャガチャ打ってみたり、見入って居着いてしまったりが多かった。
 剣道は普段の生活の延長、普段の生活の仕方が剣に対する集中力に影響することをまたまた実感する。


2005.5.25(水)

 何とか仕事も一段落。忙しかった分、通常業務にいろんなシワ寄せが来ているものの、前回よりは少し気持ちが上向いている。久し振りにスポ少と一般の稽古に参加。
 そう言えば、先日、いつも総合体育館の一般の稽古に熱心に参加しているN君(小学生)のお母さんが、このサイトを見つけて読んで下さってメールを頂いた。今日もN君は稽古に来てました。相変わらず良い気合で打ち込んで来てます。
 日記の代わりのつもりでこのページを立ち上げてましたが、読んで下さった方から直接ご挨拶を頂くとちょっと恐縮します。これからも稽古もHPも何とかできる範囲でがんばって行きたいと思ってますのでよろしくお願いします。

 今日は参加人数が少なかった。生内先生、荒木田先輩、小学生3人と、高校1年の西田君、そして顧問の欠端先生。
 久し振りで体がとても重い。足も前に出ず、手は上がらず、息も切れ、メタメタだった。
 ここから体を立て直して行こう。
 剣道を再開してから1年になる。でもまだまだ焦らず、しっかり基本を大事にして行こう。
 
 今週は紫波町剣道大会。子供から一般までの大会があるとのこと。荒木田先輩に案内されてエントリーした。
 金曜、土曜とピアノの演奏の仕事がある。土曜は山形県酒田市に泊まりの予定。早朝出てきて何とか間に合うか・・・?
 ついに初試合だ。


2005.5.29(日)

 今日は「紫波町民剣道大会」がありました。
 昨日は山形県酒田市でピアノの演奏。「明日があるから早く寝なきゃ!」とおもいつつも0時過ぎまで飲んで、朝は4時起床。慌てて着替えて岩手に戻りました。
 集合時間の30分前に帰宅。座る間も無く、シャワーを浴びて着替えて総合体育館へ向かう。軽い二日酔いと寝不足で先が思いやられる・・・。

 剣道大会の前半は小学生・中学生の試合の審判員でお手伝い。
 赤石スポ少は団体戦が男子も女子も3位。個人戦は6年生で安保君が優勝。3年生以下の部でゆうじろう君、麻衣ちゃんが3位。長男は1回戦敗退。
 去年からずっと見てきてるけど、試合の時の気合も随分高まって来てる印象だった。もっとがんばってみんなで優勝を目指そう!

 そして午後。
 去年、防具を買ったのは丁度この日だ。ついに初試合。
 一般の部(個人戦のみ)に参加させて頂いた。参加者は8名。
 自分がよく知っているのはいつも稽古でご一緒させて頂いている生内先生と荒木田先輩、紫波一中で一緒に指導している後藤先生だけ。
 組合せは直前に決定して、自分は高橋さんと対戦することに。試合で審判のお手伝いがあった時にお見かけした程度しか面識が無くて、どんな剣道をされる方なのかもわからず不安になった。試合前にご挨拶をした。

 1試合目から試合開始。自分は3試合目。
 面を付けて試合場の横で前の試合を見ながら準備運動をする。この時、体育館の天井を見上げていたら「ああ、試合前のこの緊張感!20年ぶりだ!ついにここに戻って来たんだ!」と思ったらじんわりと目に涙が浮かんだ。
 自分の前の試合で荒木田先輩が惜しくも敗れた。初めて試合をする時は、剣道をやり始めてずっとお世話になっていた荒木田先輩とぜひ対戦したかったので残念だった。
 
 ついに出番。礼をして、開始線まで3歩進む。この3歩だけで緊張してフワフワしている。
 主審の欠端先生の「始め!」の声で立ち上がる。相手の高橋さんとの間合を計ろうとするが、とんでもなく遠くに感じる。
 なんだか分からないうちに初太刀は自分から打って行った。体当たりして引いて面を打った。下がって試合場のラインを出てしまって場外反則。「剣道の試合場ってこんなに狭かったっけ〜!」と思う。もう1回場外に出たら反則で相手に1本。
 開始線に戻って再開。今度は高橋さんも場外に出てしまった。場外反則1回ずつ。
 また再開。あまり打ち合いになった記憶がないのだけど、自分の面が決まった。あとで思い出すと、高橋さんが攻め入ってくるところに払い面が入ったのか・・・?
 2本目。何度か打ち合った後、高橋さんが場外に出てしまった。自分に1本が入って試合終了。何が何だか分からないうちに勝ってしまった・・・。
 できれば打ち合いで勝負を決めたかったので終了後に高橋さんに謝りに行った。
 
 2試合目、後藤先生と対戦。去年の春に2回だけ稽古したことがあった。自分よりもいくつか若くて良く動いて元気な印象。打ちも速い。
 試合開始。攻め入ろうとすると「ススス〜」と間合いを切られる。後藤先生からはあまり技を出して来ない。自分の竹刀が届く間合いを中々作れず。
 中盤、ちょっと攻めて後藤先生が竹刀を開いて下がるところに突きを出した。決まらず。思えばこれがこの試合の最後のチャンスだったかも。
 試合時間の4分が過ぎて延長戦へ。もう息が切れて吐き気がしている。
 自分の間合いが作れなくて、無理して深追いしたところの出鼻に面を頂いた。完全にいい所を打たれた。
 あまりいいタイミングで打たれたので清々しく感じた。と同時に、剣道を再開出来て、ついに試合をするところまで来て、今それが終わったという、ものすごい充実感。
 開始線に戻る時にはヘラヘラ笑い出しそうだった。剣道を再開して初めて大人同士で稽古した後もこんな気持ちだったっけ。

 試合は結局、決勝で後藤先生と生内先生が対戦。後藤先生が優勝。最後もすばらしい面を決めていた。

 試合が終わってから、今日の試合を振り返って冷静に思い返すと敗れた理由もはっきりわかって来た。初試合で勝てると思ってはいなかったけどちょっと悔しい気持ちになった。学生の頃はこれの連続で次から次へと大会に出て戦っていたのを思い出した。
 今でも忘れられない試合がいくつもある。
 小学生の時から高校の時まで、いろんな試合をした。多分相当な試合数だったのだと思う。おかしなもので小学生の時に負けてくやしい思いをした試合は今でも対戦相手や試合内容の覚えている。

 剣道再開からの初試合、今日のことも多分ずっと記憶に残るんだろうな、と思います。 


2005.6.4(土)

 赤石スポ少の稽古。
 2年生は大分気合が乗ってきた感じ。声も出てきた。
 基本を大事にしながら、プラス「剣道の楽しさ」も感じるような稽古をしたいと思う。

 1回の稽古でも、その稽古の中で「起・承・転・結」があって、「夢中になって稽古して、いつの間にか・あっと言う間に稽古が終わって、気が付いたら汗一杯かいて、とても充実している!」みたいな毎回毎回達成感のある稽古をこどもたちに提供してあげたいと思う。


2005.6.6(月)
 
 3月以降、仕事が忙しくて中々行けなかった紫波一中の稽古へ久し振りに参加。
 1年生もたくさん入ってすごい人数になっている。

 今日の指導は菅波先生。奥様もいつも指導にいらっしゃっている。
 菅波先生は基本打ち、特に面打ちで「間合い」「足さばき」をいろいろ変えて指導されていた。横で見ていてこちらも勉強になる。
 中学校は来週が郡の大会。4つの学校のうち3位に入れば県大会に出場できる。とは言え、矢巾中、紫波三中など強豪揃いだから気は抜けない。練習にも熱が入る。
 途中から稽古に駆けつけた後藤先生、OBの西田君・大志田君も加わって最後に互角稽古。
 生徒の雰囲気でこちらも熱い稽古ができた。

 この日は1年生に稽古着や防具を頒布するために、南部武道具さんもいらっしゃっていた。
 稽古が終わってからご挨拶に行った。
 「ここで稽古するのは充実するでしょう?」と言われた。心からそう思う。

赤石スポ少のみんなです。

一般の部優勝の後藤仁先生。


2005.6.8(水)
 
 総合体育館の稽古。
 来月、岩手県の県民剣道大会がある。自分も選手で出場させて頂けることになった。団体戦の次鋒です。
 今日の稽古はその県民大会に出る予定の方々が多く参加されていた。
 また、郡大会直前の中学生もたくさん参加、小学生も5人くらいいたかな?

 ということで大人は全員小中学生の元立ちになって稽古。
 中学生はみんな気合十分。女の子もがんばって稽古に来る。
 何人と稽古しただろう・・・?今日もみんなの熱気でつられてこちらも張り切って稽古した。
 大汗をかいた。


2005.6.11(土)
 
 スポ少の稽古。
 今日は平井先生が歯科医師会の集まりか何かで参加できないとのことで、荒木田先輩と2人で指導。
 荒木田先輩は新聞紙を直径2センチくらいに丸めたものと竹刀を一緒に握らせて歯と峰を意識させる工夫をしてました。
 雨が降りそうな感じで蒸し暑い中で、小学生と一緒に走り回りながら稽古(半分はゲームみたいな?)をして本日も大汗をかく。
 面をかぶっての稽古は最後の25分くらいだけだった。

 大人になってみないと分からなかったこと。
 自分が教える立場の稽古でも、しっかりやれば自分のためにもなるということ。


2005.6.15(水)

 赤石スポ少の稽古と総合体育館の稽古。
 今日は大人は荒木田先輩と自分だけ。それと中学生の大沼君と小学生の藤原君の4人。
 日中に中学校の郡大会があったので中学生の参加が少ないようだ。
 大沼君に今日の成績を聞く。紫波一中は男女とも県大会に出場決定したそうで一安心。
 
 4人で何度も相手を変えて稽古した。
 荒木田先輩とも久し振りにじっくり稽古できた。
 大沼君は日中試合だったにもかかわらず、夜も稽古に来て熱心だ。引き技が切れてきている感じ。前に出る技も鋭くなってきてる。
 いい感じかも。


2005.6.18(土)

 赤石スポ少の稽古。
 今日から3年生の女の子が1人入団。良かった。
 やっぱり人数多くて活気がある方がいい。

 平井先生が初心者の2人を教えて、後藤先生がいらっしゃってくれて高学年の指導。自分は2年生と3年生の麻衣ちゃんの指導。
 2年生の子たちは真っ直ぐ振りかぶれてなくて、ちょっと素振りがうまく行かない。
 大きく振りかぶって、竹刀が背中に着くまでにして、上下素振りをやってみた。これなら真っ直ぐに振りかぶれるので、そのまま振り降ろせば真っ直ぐになる。これの応用で、打ち込みも大きくゆっくりにしたらみんな真っ直ぐ振れて、足の踏み込みも合わせやすいようだった。
 しばらくこの練習を取り入れてみよう。
 最後に試合の練習。長男とゆうじろう君は試合をしてみたくて仕方が無かった様子。元気に打ち合っていた。
 
 全体の稽古が終わってから、先日の試合で敗れた後藤先生と稽古をした。ゆっくり見て間を詰めて打とうと心掛けたが、まだまだしっかりとした1本が打てず。追い込みに難あり。今後の課題だ。

 


2005.6.22(水)
 
 今日は総合体育館の道場がワックス掛けのため大人の稽古はお休み。スポ少の稽古に行きました。
 夕方の小学校の体育館は熱がこもっていて暑い暑い。子供たちの中にはTシャツ半ズボンに防具を付けて稽古してる子もいたり。
 ダレないように自分にも気合を入れて、高学年の子供たちの元立ちを1人でやって目一杯動いた。
 短めの懸かり稽古を連続でやって、とにかくたくさん打つようにはっぱをかける。結構みんな速く動けるみたいだ。
 普段の稽古ではスピードを鍛えることはしていないのだけど、やっぱり長くやってる高学年の子は自力ができているようだ。
 途中から荒木田先輩も加わって、応じ技の稽古。これは普段あまりやっていないらしくてみんな試行錯誤だ。
 特に抜き技はタイミングに苦しんでいる様子。
 またがんばろう。
  

2005.6.25(土)

  今日の稽古は荒木田先輩の工夫で体育館いっぱいを使って連続面打ちなど。
 指導に参加して頂いた後藤先生も自分も一緒に稽古をする。汗がたくさん出た。
 
 やっぱり初心者の子供たちに踏み込み足を教えるのに苦労した。ゆっくり反復練習しかないのかな・・・。

2005.6.27(月)
 
 久し振りに紫波一中へ。
 郡大会をクリアしたので、県大会に向けて稽古にも熱が入るところ。
 後藤先生が既に生徒の基本打ちの列の中に入って、激を飛ばしながら指導されていた。
 見ていると後藤先生が一番元気がいい感じ。
 稽古を終えてからお話しすると、「いやあ、笛吹けど踊らずですよ・・・。」とおっしゃっていた。
 
 確かに生徒のみんなはまだまだできそうな感じがします。 
 限界を引き出して、そこを引き上げてあげないといけないな、と思う。
 特に3年生は、悔いの残らない試合ができるように、日頃の稽古から充実させてあげないと。
  自分もがんばろう。

2005.6.29(水)
 
 赤石スポ少の稽古と総合体育館の大人の稽古へ。
 今日は週末に県民大会があるので、選手になっている人も集まって大人数。すごくいい感じでした。
 自分と同じく団体戦で先鋒ででられる小島さんとも初稽古。
 遠い間からも1歩で打って来られる面がすばらしい。居着いた所で何度か頂いた。
 
 先日の町民大会では、打ち急ぎ過ぎ。溜めが効いていなかったことを反省した。
 溜めるより、打って出てしまった方が気持ちが楽なのだろうと思う。
 しっかり自制して溜めて1本が取れるように心掛けたい。





2005.7.2(土)
 
 赤石スポ少の稽古。
 休憩時間に荒木田先輩と稽古。互角稽古の後に面打ちを5本打たせていただく。
 打ち方を変えて5本面打ち。
 明日は県民大会。身体の調子はまずまずのようです。
 あとは心静かに、気負わず、萎縮せずに・・・。