サーキットへ行ってみよう!

走行会ってなに?どんな人が来るの?車は好きだけど、知識が無い…など、
初めて参加する時は不安がいっぱいだと思います。
ココでは、走行会について御説明しましょう。

まず、そもそも「走行会」とは「サーキット走行会」の事です。
つまり、車でサーキットを走ってみるイベントとでも考えてください。
決してレース等の競技ではありませんので、競争する必要は無いのです。
あえて競うとすれば、自分との戦いですかね。



イベントを探す〜準備
走行会に参加するきっかけ、動機は様々ですが、まずイベント情報を探しましょう。
各自動車雑誌、サーキットのホームページ等を見ると
日にち別、ジャンル別、サーキット別と色んな形で掲載されていると思います。
PMJのホームページでも走行会情報は随時更新中です。
基本的には本格的な設備のサーキットイベント、土日祝祭日のイベントの参加費は高め。
ミニサーキット、平日はリーズナブルに設定されていると思います。

初めての参加は、ミニサーキットで初心者クラスがあるイベントがお勧めです。
また、自動車メーカー、タイヤメーカー主催のイベントも参加しやすいでしょう。

ジャンル的にはグリップ、ドリフト、ジムカーナ等がメジャーですが、
中にはダート、ゼロヨン、同一車種限定、使用タイヤメーカー統一等のイベントもあります。

通常の走行会では簡単な車検があります。
これは、特別な事をする訳ではなく、サーキットを走行するに当たって安全であるかどうか、
他のエントラントに危害を加えないかどうかという面での確認的なものです。
例えば、オイル漏れ、タイヤの状態、ブレーキフルードの量等、ごく一般的なものです。
自信が無い場合は、ショップ、整備事業所等で診てもらうのが良いでしょう。

持ち物、準備する物

まずはヘルメットです。
フルフェイス、ジェット型以外は基本的にダメです。
2輪用と4輪用がありますが、将来的にレースを目指すなら迷わず4輪用。
アライ、ショウエイ等の国内メーカーの物が日本人にはしっくりきます。
軽さに優れたぺルターもお勧め。軽いメットは確かに楽です。
実際にかぶって見るのがベスト。きついと疲れるし、大きいと走行中にずれます。
価格に左右されがちですが、万が一の時に頭を守ってくれる物です。慎重に選びましょう。

次に必要な物はグローブ。
軍手は×。滑り止めがついていてもダメです。タクシーの運転手のような物もダメです。
手首から指先まで隠れるレーシンググローブを用意しましょう。
これも、サイズがあり女性用のSからLLまで。
残念ながらグローブはその商品性質上、試着が出来ません。(伸びてしまう為)
ちょうど良いサイズがわからない場合は少し小さ目を選ぶと良いかと思います。
FET、スパルコ、SIMPSON等各メーカーから発売されています。
1万円前後のものが多いようです。グローブは操作性を重視しているので、
作業等には向いていませんし、もったいないですので、面倒でも作業をする時は付け替えましょう。

服装

条件は長袖、長ズボン。安全性を考えると綿素材の物が良いと思います。
レーシングスーツがあればベストですが、価格も高いので…
カート用のスーツや作業つなぎの方もよく見かけます。
緊急の修理やタイヤ交換など汚れても良い格好が良いでしょう。
また、結構汗をかいたりするので、着替えの用意も忘れずに!
女性はドライヤー等もあると良いかも。
サーキットは比較的、山の中にあります。天候が急変することも多々ありますので、
上着、帽子、雨具などは持参するほうが良いですね。

以上で最低限必要な物はおしまいです。個人のレベルよって工具等も持っていると
何かの時には役立ちます。周りの参加者が何を持ってきているか見てみましょう。
イベントによってはこの他にも必要な物が出てくるかもしれませんので、
解らないことがあればイベント主催者、サーキットに問い合わせましょう。
また、モータースポーツは常に危険と隣合せです。安全に楽しむ為にも
当日 体調が優れなかったりした場合は無理をしないようにしましょう。
特に初めての走行会は誰でも緊張するものです。緊張が解ける帰り道は
くれぐれも無理をしないように疲れたらパーキングなどで休憩を取りましょう。