嘔吐反射とは
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まず、最初に嘔吐反射とはなんぞや?という方のために。

嘔吐反射とは、いわゆる歯ブラシなどを口に入れるだけで、オエッってなってしまう、あの状態です。

敏感な方だと大きめのスプーンすら受け付けない場合もあるようです。

基本的には奥側に異物を感じることで反射はおきやすくなりますが、これは体にとっては自然なこと。というのは、喉の奥のやわらかい部分に異物などの刺激を感じると、嚥下しないように吐き出す反射がおきるように人間の体はなっているんです。

嘔吐反射はそれが非常に強い、もしくはのどの奥以外の場所でも反射を生じてしまう状態です。
(*器質的疾患がないことを前提としています)

なので、当然歯医者の色々な器具が口に入れられるなんて。想像しただけで、苦しい・・・。


原因は精神的なもの、一部構造上によるそうです。

精神的なもの:これはもうトラウマってやつですね。一度でもなってしまうとその時の状況が思い出されて・・・。そしてまた反射が繰り返されてしまうんではないか、と緊張してさらに反射、と魔の悪循環となってしまいます。

構造上:舌が大きい、口が小さいなどがあるそうです

ちなみに私の場合は、精神的なものかつドクターによると口の大きさに対して舌の根元(奥側)が大きくかつ厚みが平均より厚いそうです。

でもそんなことを言われても、なんのなぐさみにもなりませんし、治療がスムーズに受けられるわけではなく、ただただ自分が情けないだけです。