虫歯治療
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はい、口をあけて〜

C1、C0、うん?虫歯があるなぁC3、な〜んて歯科検診で言われたことはありますか?小学生の頃は普通に口をあけて虫歯チェックができていました。

と同時にこの数字は何?大きい数字は良くないの?と疑問もありました。

この答えは虫歯治療の最初に主治医からの説明で無事解決!

【虫歯の進行度】*医師の説明を元に記載しているため厳密な言葉は使えてない部分があります。ご了承ください。

C0:自覚症状はなく、ちょっと黒くなりかけたりしている虫歯になりそうな前兆状態。
丁寧はブラッシングで進行を食い止めることができる段階。大人であってもこの状態の時にフッ素塗布(自費診療)することで虫歯になりにくくすることもできます。

C1:歯のエナメル質に小さな穴があき始める状態。一番治療が簡単に終わる虫歯。簡単に詰め物をするだけですむので神経(歯随)を抜くための麻酔をしたり、長期間の治療は不必要。

C2:冷たい水が染みる段階で、虫歯がもう少し奥の象牙質まで進行している状態。ここでもまだ根っこ(歯随)の治療は不必要なことがほとんど。虫歯によりできた穴の深さによって治療方法が異なる段階。ここでなんとか食い止めたい!!私の場合は軽く削って、金属で穴埋めしましただけなので治療期間は短かったです。(型は全麻中にとっていたので全く記憶なし)

C3:神経まで虫歯が到達している状態で温かいものでも染みることあり。この状態になってしまうと神経(歯随)を抜かなければならず、その抜いた後の消毒を状態によって複数回繰り返して行うので治療期間は長くなります。神経を抜いてしまうと根っこがない木のように倒れやすく、もろいため歯の部分に土台が必要になります。そして土台作りが終わると、冠を固定して治療は終わり。
私の最初の虫歯はこの状態だったため、かなりの治療期間を要し、きら〜んと光る銀歯が登場・・・。おかしいな、と思いつつ痛みに強いせいもあり、また反射に怯えて歯医者に行けなかった自分を後悔しつつも、よい勉強になった虫歯でした。

C4:これは最終段階で抜歯になり、差し歯などで対応するケースがほとんどだそうです。自分の歯を死守したいためにはこの段階にまで放置してはいけません。

【口の中だけではない虫歯と体の影響】

これは歯科衛生士さんから教わったのですが、歯というのは全身症状にも影響を大きく与えることがあります。

例えば、虫歯にも関わらず治療をせず、放置してしまうと自然とその歯がある部分で物を噛むことをしなくなります。左右平等に噛まないことで、顔の筋肉がアンバランスになりゆがみを引き起こします。また顎関節症にも影響してきます。

他にもかみ合わせがおかしいことで、頭痛や肩こりを引き起こします。

また女性では妊婦になる前からきちんと歯のケアをせず歯周病を放置すると早産を引き起こすことも報告されているそうです。

口の中だけの狭い範囲ですが、それを放置することで全身症状にもつながることがあるなんて、ますます歯のケアは怠れません。