キシリトールの効用

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虫歯予防をうたったキシリトールガムのテレビCMを見かけることがあります。このキシリトールガムは歯科衛生士さんからお奨めされました。 私自身はガムを噛む習慣がなく、また詰め物が取れたらどうしようと思っていましたが、唾液の分泌を促すために毎日ではありませんが、できるだけ噛むようにしています。もちろんこれらもあくまでもサポートとしての働きであり、基本は歯みがきと定期的な歯垢とりです。 【キシリトールって何？】 キシリトールは砂糖と同じくらいの甘味をもちながらカロリーは砂糖より低いダイエットシュガーなどに使われる非発酵性の甘味料の一種です。（砂糖の75％のカロリーで3�`カロリー/g。全くカロリーがないわけではない） 非発酵とは口の中の細菌によって発酵しないため、酸をださず、歯の表面からカルシウムなどのミネラルが溶け出さず、虫歯菌を助長させることがありません。 ＊口の中が酸性になるとカルシウムなどが歯の表面から溶け出し、唾液の働きにより口の中が中性に戻るにつれ、唾液中のミネラルが歯の表面に戻っていきます。いつまでも酸性の状態を維持してしまうと虫歯の原因菌にとってよい環境になり繁殖しやすくなり、虫歯になってしまいます。（妊婦さんはホルモンの影響で口の中が酸性に傾きやすいと言われています） これらのマイナスは大量摂取によりおなかがゆるくなること。とはいえ今のところガムでそういった症状になったことはありませんが、個人差ありますので様子を見ながら摂取するようにしましょう。（1日の適正量を守りましょう） 【キシリトールの使い方】 ガムのパッケージに書かれていることもありますが、基本的に1日３回食後に５分以上かけて噛み続けます。一度にまとめて噛むのではなく、こまめに分けて噛むのが効果的で、味がなくなっても10分程度は噛み続けるとより一層良いそうです。 固いボリュームのあるガムを噛み続けることで唾液量が増えますが、結構顎にきて疲れます・・・。 （これが私が続けられない原因の1つ） そして商品は限られてしまいますが、キシリトール100％のガムを選ぶと他の甘味料の影響がない分より効果的です。ガムという価格帯ではなくなるのがちょっと難点。 100％が無理でも、少なくともキシリトール50％以上のものを選ぶことを奨められています。 ■キシリトール100％ガム ■価格帯が適していて利用しています