10p反射望遠鏡と7.6cm屈折で写した太陽黒点
Sub Index (year)大きな太陽黒点。日食グラスを使うと目視で黒点が見えていた。
大画像の表示 / Large picture (46kB)活動期の太陽黒点。薄雲だったが揺らぎの少ない太陽が見えていた。
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2度目の皆既日食なので心配なく皆既食の始まるのを待っていたが、
コロナが見えると感激と緊張でレリーズを押す指は震えていた。
日食遠征の紀行文は「他の案内 ⇒ 紀行文・画報」ページに載せています。
日食グラスで見ると針穴のような黒い点が目視できた。
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10月下旬、約24年ぶりの巨大黒点が見えていた。大きさは地球直径の約66倍!
溶接用遮光ガラス(JIS規格品)を減光に使った。
10cm太陽鏡直焦点、PENTAX K-5、#11溶接遮光ガラス、1/250sec.
2014年元旦、東淵に現れた黒点は正月から1週間日食グラスで確認できる大黒点だった。
正月休み中は気流不良と雲天で撮影できなかったが、黒点は太陽を一周して再び現れた。
10cm太陽鏡直焦点、PENTAX K-5、ND400+PO0フィルター、1/1500sec.
大きな黒点が太陽東から現れ話題になっていたが、梅雨空で見る機会なく西側に見えなくなるかと
あきらめていたが、梅雨の晴れ間から見ることができた。
金星日面経過の日に比べれば遥かにシーイングは良かった。
コントラストを上げた太陽面に現れる色ムラ軽減のため黄緑色のPO0フィルターを使った。
10cm太陽鏡直焦点、PENTAX K-5、ND400+PO0フィルター、1/1500sec.
黒点より黒い金星が太陽面を通過する様子を日本では初めから終わりまで見ることができる見込みだったが、
第1、第2接触は雲で見えず、第3接触後また曇り、第4接触は見れなかった。
10時撮影の太陽をベースに日面外周で位置合わせをして金星の経過を組み写真でも表わした。
10cm太陽用反射望遠鏡、GPD赤道儀、PENTAX K-5 撮影。
時々雲に隠れたが、初めから終わりまで観察できた。
撮影地の宝塚市は北方限界に近い金環日食帯の中だった。
6.5cm f=45cm アクロマート屈折を口径3cmに絞り直焦点撮影。
PENTAX K-5,ND400+ND8,7h04m (JST) 1/4000sec.
3群の黒点が並んだ。気流状態は良好。猛暑の中撮影。
PENTAX K20D,1.5xテレコンバータ,ND400,1/1500sec. 10cm Newton太陽鏡
長辺960pix画像の表示 / large picture (68kB)3年余の間、無黒点または小黒点が現れるだけの状態が続いている。 黒点&休日&晴天&撮影可能なシーイング… 条件がそろって久しぶりに黒点を写した。
PENTAX *istDS 1.5x テレコンバータ 1/1500sec. 10cm Newton太陽鏡
長辺800pix画像の表示 / large picture (63kB)「中国・上海−トカラ列島」の皆既帯に沿って前線が重なり、雲で満足に見えなかった地域が多かった。 近年で最も天気の悪かった日食だと思う。
作品は食が終わる少し前、兵庫県宝塚市にて雲の合間に見えたのを手持ち撮影。
皮肉にも雲の水滴で太陽光が回折し、雲が色づいて見える気象現象「光冠」「彩雲?」が現れている。
12:19(JST),PENTAX *istDS
150mm望遠レンズ,ND400フィルター,1/500秒
無黒点または小黒点が現れるだけの状態が続いていた。
2006年11月9日 水星の日面通過
快晴、透明度の良い朝だったが上空寒気のため普通なら撮影をしないシーイングの悪い状況だった。
2コマを重ねて8分間の移動を表現。
10cm太陽用反射望遠鏡、PENTAX *istDS、1.5倍テレコンバータ、ND400フィルター、1/1500sec. 宝塚市内にて撮影
水星の日面通過は1970年5月 6cm自作屈折望遠鏡の投影法で初観察。 その後日本で見ることのできた1986年11月と1993年11月は曇で見えず。2003年5月は欠測のため36年ぶりの観察だった。
2005年9月17日の太陽面
1週間前に太陽面東端に現れたこの黒点は見事なアーチ状のプロミネンスが外国で観測された。
太陽観測衛星からのX線画像では大フレアーが観測され、
その影響でアラスカのオーロラを公開するHPでは全天を覆うオーロラを見ることができた。
週半ば太陽面中央で黒点は大きくなり肉眼黒点になった。
以上は「宇宙天気ニュース」HPより引用
出現を知ってから1週間後の週末、西へ移動して衰退したこの黒点を撮影。
PENTAX *istDS,2倍テレコンバータ使用,ND400 1/750sec
2005年5月4日の太陽面
減光ガラス(ケンコー日食グラス)を使うと肉眼で黒点が確認でき、久々に好天の休日に肉眼黒点を観望できた。
PENTAX *istDS,1.5倍テレコンバータ使用。ND400 1/1600sec
黒点付近のピクセル等倍画像では粒状斑が少し写っている。
2004年10月24日の太陽面
快晴、透明度良し、シーイング良、快適な気温。日曜観望者にとって最適な日でした。
10cm反射 Nikon COOLPIX885 コリメート撮影 ND400+ND8 1/1000sec W.B.=Auto
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2003年10月末に現れた大黒点の1自転後再び現れた姿
2003年11月22日撮影
10cm反射 Nikon COOLPIX885 コリメート撮影 ND400+ND8 1/1000sec 白黒モード
2003年10月末に現れた大黒点
2003年11月1日撮影
10cm反射 Nikon COOLPIX885 コリメート撮影 ND400+ND8 1/1000sec ホワイトバランス=太陽光
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2003年10月末に現れた大黒点 部分拡大
2003年11月1日撮影
10cm反射 Nikon COOLPIX885 コリメート撮影 ND400+ND4 1/1000sec ホワイトバランス=太陽光
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対物レンズ、スリット、コリメート・レンズ、重フリント正三角プリズム、カメラレンズ
+カメラの古典的組み合わせの自作プリズム分光器で撮影。
デジタルカメラで写す一般写真の色表現は大変良いが、スペクトルを写すと紫、藍、青緑、濃緑、黄緑、橙、深紅などの色がうまく表現できていない。
実視のスペクトルはもっと色鮮やかです。
フィルムで写した場合、白黒フィルムは紫〜青色が良く写り、カラーフィルムでは赤が露出オーバーになりやすかった。
画面の記号はフラウンフォーファー線と水素原子のバルマー線。 理科年表より調べた吸収線の波長と、画像の位置を表わすPhotoshopの座標値を Excelへ入力して作った分散曲線を下記リンクから表示できる。
分散曲線の表示/ dispresion curve
吸収線の決定は、C,D,Gなど、わかりやすい線をみつけて分散曲線を作る。
周囲の線との位置関係から主な吸収線の位置を決め、分散曲線上にプロットしてゆく。
曲線から外れる場合は期待する位置付近にある線に変更する。
注:画像に記した暗い吸収線の記号の一部は少々あやふやです。
インドネシア ジャワ島 ジョクジャカルタ地元学生の協力で大学内グラウンドで観測。
口径5cm アクロマート屈折望遠鏡、手動ガイドで写した白黒フィルムから、塩田氏の解説記事(2012年 天文ガイド掲載)を元に、
ようやく満足できるデジタル画像を得ることができました。
Pentax SP2 , Tri-X , 露出1/4〜1/250sec. シャッター速4段階で写した4コマより、Photoshop CS5で、 HDR画像と回転アンシャープマスク画像を作り、平均加算。
沖縄本島の中央を北西から南東に金環帯が通過。
金環帯中央で撮影したのでコンパスで書いたように幾何学的に金環が写っている。
自作6x7カメラ、210mmレンズ、1コマに多重露光。