春の星座を中心とした星野写真のページ
ふたご座とおおぐま座の間にある3等星以下の星のみの星座。
2013年3月撮影
かに座の中央にある肉眼で確認できる散開星団。プレセベ星団と呼ばれる。
Canon EOS60Da, Nikkor 105mm レンズ使用。2013年4月撮影
大鎌部分と変光星しし座R星。
大画像の表示 / large picture (108kB)
Canon EOS 80D, Tokina SP17-50mm (32mm) 絞りF4.0 露出2分 x2
pro softon clearフィルター使用。
2021年4月撮影。
うみへび座全体は大変長い星座のため全体を一画面に収めるには対角魚眼レンズが必要だが、 暗い星が見えにくくなる。尾部は南の低空のため地上光の影響で写りが悪くなる。 南中付近で写すため頭部と尾部を日を分けて写すと黄砂の影響で色が合わない… などの理由で日本から全体像を写すのはあきらめています。
PENTAX K-5 Sigma28mm F4.0 露出2分x2 露出の半分は ProSofton Aフィルター使用, 2016年5月 岡山県備前市で撮影
長辺960pix頭部全体の表示 / large picture (109kB)頭部全体画像の中央左部分が ろくぶんぎ座。画面左上の輝星は木星。
北斗七星は大熊座の尻尾から胴の一部で、大熊座全体はたいへん広い星座です。
2013年4月撮影
北斗七星は大熊座の一部で星座ではないが大熊座全体より良く知られている。 北斗七星から北極星を見つける教科書的画像。 ソフト・フィルターで輝星をにじませている。
PENTAX K-5 DA21mm F4.0 露出3分x2 露出の2/3は ProSofton Aフィルター使用, 2013年4月 岡山県備前市で撮影
長辺960pix画像の表示 / large picture (112kB)
うみへび座 中央付近にある小星座二つは おとめ座, しし座の南にある。
Canon EOS 80D, 28mm F4.0 ProSoftonフィルター使用
2016年5月 岡山県備前市で撮影
都会では からす座の北にある おとめ座でも建物にさえげられ見えにくいが、からす座
うみへび座の南には日本からは見られない南天の天の川がある。
ニュージーランド南島にて撮影。
おとめ座は東西南北に広い星座で、この画角で全ては入っていない。
黄砂とPM2.5の影響で透明度の悪い夜の多い季節の低空の星座のため、なかなか美しく写すことが出来ない。
最も明るい星は火星。オレンジ色の火星と、青白い おとめ座スピカの色の対比が美しい。
PENTAX K-5 シグマ28mm F4.0 2.5分露出 x 2 ProSofton Aフィルター併用
2014年5月 撮影
東西方向に約105度の広さがあり、うみへび座の頭部は冬の星座こいぬ座に接し、尾部は夏の星座てんびん座に接している。
日本から尾部は南の低空で見えにくい、見やすいのが梅雨の時期、明るい星が少な等の理由で尾部が撮影されることは少ない。
中央上の明るい星はおとめ座スピカ。画面右下が明るいのは街明かりの影響。
Canon EOS 80D, 23mm F4.0 ProSoftonフィルター使用
2024年5月 岡山県備前市で撮影
北斗七星の弓なりの柄から、うしかい座α星アークトゥルスまで大きく曲がって続く星のつらなりを写す。
春の大曲線は乙女座α星スピカまで続く。
北斗七星の柄部分の青白い星々とアークトゥルスの黄色の対比が美しい。
PENTAX K-5 DA21mm F4.0 3分露出 x 2 ProSofton Aフィルター併用
2013年5月 岡山県備前市で撮影
赤道儀の据付でいつもお世話になっている北極星(こぐま座α星)のある星座。
1年中北の空に見える。写真では北極から西側の空に見える横構図で表示。
このように横向きになると方位のわからない地では北極星(α星)と間違えてβ星を北極星と勘違いすることがある。
大画像でα星のすぐ左の「丸に×」のマーク付近が天の北極。
Canon EOS 80D , Tokina AT-X M35mm F4.0 2分露出 x 2 + ProSoftonフィルター使用, 2018年5月 撮影
長辺980pix画像の表示 / large picture (190kB)
晩春から初夏に見やすい星座だが、梅雨の季節に重なる。
華やかな天の川から離れている。目立つ星が少ない。全体を視野に入れる構図が難しい…
などの理由のため写されることの少ない星座の一つです。
春の星座「おおくま座」と秋の星座「ケフェウス座」の間に位置する。
PENTAX K-5 Siguma28mm F4.0 2分露出 x 2 + ProSoftonフィルター付
2016年5月 岡山県備前市で2モザイク撮影
百武彗星 C/1996 B2
地球に接近して都会の空でも肉眼で確認できた。
灯火の影響の少ない郊外では彗星の尾が肉眼で見ることができた。
1996年3月23日 PENTAX MEsuper 100mm F2.8 10分露出
兵庫県西播磨天文台敷地内で撮影。バックはうしかい座。
(Jan.2007 記)
おとめ座からしし座方向へ移動中の姿。撮影した2日後に地球再接近だった。
2月下旬は日本南岸を次々と前線が通過したため雨の日が多かったが、
撮影に行った2009年2月21-22日は週末、闇夜、彗星の接近、晴天が重なった奇跡的な夜だった。
大半の人はたっぷりの露出で淡いイオンテイルとコマの撮影を試みていたが、
私は控えめの露出で核とコマの色を確実に写すことに努めた。
期待より暗めの明るさだったが双眼鏡と肉眼で彗星らしい姿を見れた。