International Space Station

小型望遠鏡とデジタルカメラで写した国際宇宙ステーション

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国際宇宙ステーション説明

国際宇宙ステーション(International Space Station)は地上約420km上空を回る巨大な人工衛星。
太陽電池を広げた大きさはサッカーグラウンドほどの大きさがある。 1998年から少しずつスペースシャトル、ソユーズ宇宙船などで軌道へ機材を運び組み立てた。
アメリカ、ロシア、ヨーロッパ諸国、カナダ、日本を含む15カ国が共同で運行している。

約90分で地球を1周する。他の人工衛星同様に夜明け前と日没後の夜空を飛行する姿を見ることができる。
大きいので他の人工衛星より明るく見える。小さいながら望遠鏡で太陽電池を広げた姿を写すことも可能。
中国宇宙ステーション(Chinese Space Station)は2021〜22年に中国から打ち上げ、組み立てられた宇宙ステーション。


2026年5月15日 未明撮影

中国宇宙ステーション(CSS)
CSS天宮に無人補給船 天船10号がドッキング中の姿
上空通過時はマイナス1等より明るく見えていた。
10cm 屈折, 1.4xテレコンバータ, Canon eosR7 ISO1600 1/1000秒露出



ISSとCSS 見かけの大きさ比較

撮影方法は同じ、地上から最も明るく見えている時の画像を並べた。
CSSはISSより軌道が低いので上空通過時の角速度はISSより速い。
ISSほど明るくなく小さいので形が分かる像の撮影はISSより難しい。
10cm 屈折, 1.4xテレコンバータ, Canon eosR7 ISO1600 1/1000秒露出




2021年4月5日 夕方撮影

星空のきれいな郊外でカメラを三脚に固定して撮影
おうし座プレアデス星団からオリオン座北部の近く、画面左下から右上に飛行した。
f=23mm 絞りF3.5 Canon EOS80D ISO1600 91秒露出

長辺960pix画像 / large picture (121kb)


2020年8月5日 夕方撮影

補給機こうのとり9号が矢印付近にドッキング中のISSを写すことができた。
Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 Canon EOS80D ISO1600 1/1000sec.



2019年9月15日 未明撮影

朝鮮半島から、広島県、高知県、太平洋へ飛行。
写真は兵庫県宝塚より最接近付近のISS.
Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 Canon EOS80D ISO1600 1/1000sec.

3コマの画像を並べた長辺720pix画像 / large picture (44kb)

通過するissのタイムラプス動画はYouTubeで公開しています。26秒の動画。
別ウインドウでYouTubeのiss動画を開く



2018年5月21日 夕刻撮影

沖縄本島東方沖から、紀伊半島沖、房総半島東方 、根室半島東方の北太平洋へ飛行。
写真は兵庫県宝塚より紀伊半島沖、東海沖飛行中のISS.
Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 Canon EOS80D ISO1600 1/1000sec.

遠ざかってゆく4コマの画像を並べた長辺640pix画像 / large picture (33kb)

iss最接近から消え去るまでのタイムラプス動画はYouTubeで公開しています。28秒の動画。
別ウインドウでYouTubeのiss動画を開く



2018年3月25日 夕刻撮影

沖縄本島沖の東シナ海から、瀬戸内海、能登半島 、襟裳岬沖の太平洋へ飛行。
写真は兵庫県宝塚より若狭湾を飛行中のISS.
Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 Canon EOS80D ISO1600 1/1000sec.

3コマの画像を並べた長辺640pix画像 / large picture (40kb)


2017年11月27日 夕刻撮影

沖縄本島の太平洋側沖から、紀伊半島沖 、茨城県沖の太平洋へ飛ぶのを撮影。
Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K-5 ISO1100 1/750sec.

3コマの画像を並べた長辺640pix画像 / large picture (40kb)


2014年12月27日 夕刻撮影

朝鮮半島東岸沖から、金沢市から伊豆半島上空通過して太平洋へ飛ぶのを撮影。
Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K-5 ISO1100 1/500sec.
2012年4月28日と似たコースを飛行。僅かな薄雲を通しての撮影だったが良く写った。



2012年4月28日 夕刻撮影

朝鮮半島東岸沖での出現から、金沢市上空通過、伊豆諸島付近で地球の影に入るまで観察できた。
Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K-5 ISO800 1/500sec.
この時の低空に出現直後から消えるまでの動画はYouTubeへ一般公開している。約12倍速,21秒の動画。
別ウインドウでYouTubeのiss動画を開く



2012年4月8日 未明撮影

北朝鮮−日本海−滋賀県−伊勢湾へ飛行。 最接近付近はカメラ視野内から外れたため約20秒間撮影できなかった。
Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K-5 ISO1100 1/500sec.



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2011年8月13日 夕方撮影

屋久島上空から自宅(宝塚市)の真上を通り、仙台市方向へ飛行。
天頂を過ぎ、太陽電池パネルが太陽光に照らされている姿を後追い撮影。 軌道面上からの撮影のため姿勢一定のまま小さくなってゆく。

Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K-5 ISO1100 1/500sec.


2011年4月19日 夕方撮影

福岡県博多上空から若狭湾沖、能登半島沖の日本海を通り、秋田県、青森県上空を飛行。画面左から右へ飛行してゆく。
帰宅して出現予報時刻まで25分しかなく、大慌てで機材持ち出し、組み立て・調整をしての撮影だった。

Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K-5 ISO1100 1/500sec.

約60コマの静止画より作ったアニメーション動画 / motion picture (168kb)


2011年2月20日 夕方撮影

福岡県上空から若狭湾沖の日本海を通り、秋田県上空まで見えていた。画面左から右へ飛行してゆく。 ISSの進行方向先頭上側(矢印部)に付くように写っているのはISSにドッキング中の補給船「こうのとり2号」?かもしれない。
ISS通過予報の約5分前に飛行コースの少し南を同方向に飛ぶ明るさ1等星の人工衛星を見た。 これはISSにドッキング前のヨーロッパの補給船ATV2だったのでは?と思う。

Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K20D ISO1100 1/500sec.

トリミング、3コマの画像を並べた長辺640pix画像 / large picture (44kb)


2010年10月3日 未明撮影

下の8月26日より最接近時の距離が近かったので比較的大きな像が得られた。
ほどほどの距離があったので最大仰角は60度で屈折望遠鏡で無理なく写すことができた。 地球の影との関係で高度40度ほどの中天に突然明るく現れ、すぐ最接近。 後は東北地方へ向かって飛び去る姿が低空にフェードアウトするまで延々と見えていた。

Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K20D ISO800 1/350sec. トリミング、2コマの画像を並べる。

飛行経路図 / course map


2010年8月26日 日没後撮影

対馬海峡から日本海を北東方向へ飛ぶ姿。
この日は最接近時でも500km以上のため小さな姿の撮影しかできなかった。 最接近時でも比較的ゆっくりの移動なので手動追尾は容易だった。

Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K20D ISO800 1/350sec. トリミング、2コマの画像を並べる。日本時間はUT+9h



2009年10月31日 夜明け前撮影

Borg 76EDL(7.6cm F=10 ED屈折)直焦点 PENTAX K20D ISO1100 1/500sec. トリミング、2コマの画像を並べる。兵庫県宝塚市で撮影。


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ISS拡大撮影例紹介

ISSが何時どの方向に見えるかの予報は「#きぼうを見よう」で検索すると ISSがよく見える日時を紹介するページが見つかります。
ISSは日本列島上空を横断または縦断するように通過します。 部屋の窓またはベランダから探すより視界の良い広場で見る方が探しやすい。
視界に明るい街灯が少ない場所が望ましい。1等星が見える空ならISSは見えます。
ISSは軌道修正、太陽風の影響などで予報から少しずれる場合があります。
最新の予報を利用し、空に目を慣らすため出現の20分ほど前から待っているのが良い。

撮影機材は「機材」ページの7.6cm屈折望遠鏡を参照ください。
しっかりした写真用三脚に木材で作ったフォーク式架台を付け、鏡筒のバランスを合わせて載せている。 微動装置、固定装置なし。フリーストップ。

撮影の練習は昼間、高度1万m付近の高空を飛ぶ旅客機を、1)肉眼で発見する。2)望遠鏡で狙う。3)追尾しながら撮影してみる。
ISSは無音で通過し、肉眼では星と同じく明るい点に見えています。遠くに見えている時はゆっくりですが近づくにつれ移動速度(角速度)は速くなり、 接近時は高空を飛ぶ飛行機より早く移動します。上の(1)(2)(3)が出来れば望遠鏡による拡大撮影成功の可能性はあります。

飛行機雲を引きながら飛ぶ右の作例は口径7.6cm F=10 ED屈折望遠鏡直焦点。PENTAX K20D ISO800 1/500秒 トリミング、1/4に縮小
ISSと飛行機は大気圏外と大気中を飛んでいる違いがあるだけで太陽光を受ける明るさに大差は無い。 そのため、ほぼ同じ露出でISSは適正露出で撮影できる。

焦点距離は500mmありISSとの距離が500km程度ならISSの形が写る。 ピントは恒星で精密に合わすこと。 テレコンバータを使って焦点距離を伸ばすとピント合わせがよりシビアになる。色収差が目立つ場合がある。
やたらと連写しても手ブレ写真を量産するだけなので、注意深く2〜3秒毎に単写する方が良い。 カメラボディーで手ブレ補正可能な機種は成功率が上がります。

デジタル一眼は撮影後のプレビューOFFに設定。 OFFにしておかないと撮影毎に画像モニターが明るくなり、光学ファインダーが見づらくなる。
私のカメラは内蔵時計の秒の単位の設定ができないのでISS撮影後、ラジオの時報と同時に空シャッターを切り、時刻を記録している。
カメラ付属の画像閲覧ソフトで撮影時刻が秒の単位まで表示できるので、実際の時刻と記録された時刻の差から正しいISS撮影時刻がわかる。


望遠鏡によるISS眼視観測

2010年秋、望遠鏡でISSの肉眼観察を試した。口径7.6cm屈折に倍率40倍で手動追尾で追ってみたが、流れる視野に入れておくだけでも大変。 追尾中の鏡筒の視野をゆっくり観察するのは困難だった。視野から外れると再導入するのが大変。 撮影なら視野に入った一瞬を撮影できるが接眼鏡を覗いての観察は無理だった。



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