オクサパンパの滞在は実質1日だけという短時間。今回の旅行ももう終盤。早朝、暗いうちにオクサパンパを出発して一気にリマへ。途中、チョンチャマイヨの州都ラメルセドの町のレストランで朝食。 来た時の道を戻るが、来たときにはあまり気にもならなかったが、細く曲がりくねった断崖絶壁の道にはらはらドキドキ。 きた時に寄ったTarmaにあるアリアスの温室に立ち寄る。見るととついつい欲しいものが出てきてしまう。薄暗い温室にマスデなどクールタイプの蘭が元気に育っている。 標高2400m。温室付近の風景。
Tarmaを出てアンデスの峠に向けて山道を登っていく。 峠に向かう途中、車から降りて写真を撮る。ひんやりしていて空気も薄い。 標高4000mの峠の近くの湖。来る時も見たが、これが見納めかと思うと、何度もシャッターを押してしまう。 峠を越えて一気にリマに向かって山道を下っていく。途中アンデス山脈を走る鉄道の鉄橋が見える。今度は是非鉄道にも乗ってみたいものだ。
途中、ドライブインで昼食。パスタを頼んだら焼きうどんのようなパスタでイマイチだった。手前は鶏肉の入ったスープ。昼食の後、リマ市内に戻ってペルー最後の夜をすごした。 ペルー最終日。飛行機は夜の出発でそれまで市内を観光。市内の海を見渡せる公園に行ってみた。日本の反対側から西に向かって眺める太平洋というのもまた違った趣があって格別だ。 ペルーの旧日本大使館。1996年の占拠事件の現場だ。現在、大使館は別の場所に移転しており、建物は取り壊されているが、門や塀は当時のままであった。 木製の門には銃弾のなまなましい跡が残っていた。4ヶ月以上にわたって占拠されていた事件のことがつい最近のことのように思い出された。
END
リマ市内の様子。 午前中市内観光を終えて、アリアスの家に行くと昼食をご馳走してくれた。丁度、この日は奥さんの誕生日。皆で花束をプレゼントしてハッピーバースデーの歌を歌って奥さんを祝福。とても喜んでくれた。 アリアスの家の廊下には蘭の花の写真がパネルに飾られていた。この日は息子のマノロもいて、いつか日本にきたいといっていた。夕方、空港に向かう。アリアスも一緒に空港まで見送りにきてくれた。 南米ペルーの蘭紀行は今回で終了となります。正直いってもう少し自生地を歩き回りたかったという思いの残る旅でした。移動に多くの時間をさかれたのが反省点でした。とはいうもののペルーの蘭の魅力を垣間見ることはできました。もし、また行く機会があれば、今度は一ヶ所滞在型でじっくり蘭を探索してみたいと思っています。今回高齢にも関わらず、我々のツアーをずっと親身になってアテンドしてくれたアリアス氏、そしてペルーフローラのスタッフの皆さんにはとても感謝しています。
ご覧いただきありがとうございました。