Ariasの自宅を出てリマ市内を抜けて彼の農園に向かった。車が多いが交通マナーは悪い。海外に行くと日本の交通マナーのよさを実感する。
繁華街を抜けるとあたりは岩山だ。山の急斜面にも家が建っている。がけ崩れでもあったらひとたまりもなさそうだ。 30分ほどしてサンタクララのAriasの農園に到着。標高500m。彼は3箇所に農園を持っているが、そのなかで、もっとも低地にある農園で、ここではカトレアなどの中高温性の蘭を栽培していた。右側に見える建物はラボでここでいろいろな蘭の実生をしていた。 敷地内の木には当地の蘭を着生させていた。
近くに寄ってみるとカトレアがぎっしり着生している。これが本当に自然に着生したものであったら感動ものなのだが、人工とわかっていてもここまでびっしりと活着しているのを見ると壮観だ。 丁度、カトレアとオンシが咲いていた。 C.maximaだ。 Oncはonustumだが、日本ではなかなかここまで輪数をつけたのはみることはできない。やはり現地の環境が株の潜在力を100%引き出してくれるのだろう。