Tarmaの温室で昼食をご馳走になったあと、サンラモンにある別の温室に向かった。サンラモンは標高は1000mほどでTarmaから約2000mほど山を下ったところだ。温室近くには川があって細くて古いつり橋を車で渡るのだが、「本当に大丈夫だろうか」と不安を覚えた。
橋を渡って細い小道を少し行くと、木々の中に突然頑丈な扉が現れて、その向こうに温室が見えてきた。標高が低いせいか気温は30℃近くあってTarmaの温室とは雰囲気がまったく違う。 真っ先に目に飛び込んできたのはなんとファレノプシス。まさか、南米にきてファレノプシスを見るとは想像もしていなかったが、ここでは人気があるのだろうか。商売になるのかもしれない。 当然のことながらTarmaとは違って高地性の蘭は見られないが、中・高温性の蘭がたくさん栽培されていた。
(以降、温室に咲いていた蘭を紹介します。種名は記憶が曖昧なものもあり、正確性を欠いているかもしれません。)
Phragmipedium boissierianum Cycnoches cooperi(brown)
さすが、現地だけあって出来が違う。
Cycnoches cooperi(yellow) Mormodes(種名不明)
Brassia arcuigera Hexisea bidendata Paphinia cristata 下垂性のEpidendrum