午前中、温室の中を見て回った後、昼食までの間、裏山に蘭が自生しているというのでしばし散策することにした。
日当たりの良い山の斜面にはサボテンが見られた。 良く見ると同じ斜面にエピデンが自生していた。花が咲いていなかったのでわからないが、radicansだろうか。 縦横無尽にバルブを伸ばしている。
これが自生地の姿だ。温室ではとても手に負えそうにない 乾燥しきった地面に這うようにたくましく匍匐茎を伸ばしている。 日中はこのように乾燥していても夜から朝にかけてはこのあたりは霧に覆われるのだ。 エピデンや雑草の陰に隠れるようにTrichoceros tupaipeが自生していた。
直射日光を避けるようにして地面に這うように長い匍匐茎を伸ばしている。 地生蘭のCyclopogonを見つけた。 これも日陰の目立たないところに自生していた。 その夜は高山病のせいか、あまり眠れず朝が待ち遠しかった。朝の気配で外に出てみた。ひんやりして15℃くらいだ。ホテルの庭から見た朝焼けがきれいだった。