ペリネから首都のアンタナリボに戻る途中でマダガスカル固有の爬虫類や両生類、昆虫などを収集している趣味家を訪問した。きれいな緑色の大型のカメレオン。
ここではいろいろな種類のカメレオンをみることができたが、これは極小型のトカゲのようなカメレオン。手のひらにのせてみたので大きさがお分かりいただけると思う。 カメレオン以外にもマダガスカル固有のカエルも飼育していた。日本ではみることのできないもので、趣味家の間では非常に珍しいものらしい。 なんともコントラストが見事なカエルだ。こんなきれいなカエルは日本では想像できない。世界には他にも変わったカエルがたくさんいるのだろうが、蘭もカエルも奥が深い・・・。
翌日、アンタナナリボから南部のフォート・ドーファンに向かう。アンタナナリボの空港に向かう途中での風景。まだこうした牛車がみられる。 フォート・ドーファン近くの海岸線。目的はベレンティーの国立公園。ここでは以前TVのCMでもおなじみのマダガスカル固有のキツネザルが見られるという。 南部は東部、中央部と違って乾燥地帯だ。蘭はほとんどないらしいが、マダガスカル固有の植物が多く見られるという。ベレンティーに向かう途中、陽の良くあたる道端にネペンテス(ウツボカズラ)が自生していた。東南アジアの薄暗い熱帯雨林に多く自生していると思っていたが、こんなことろにもネペンテスがあったのは驚きであった。 林の中を良く見るとカメレオンが静かに枝にはりついていた。保護色なので気がつかなかったが、飼育しているカメレオンではなく自然の中で発見するとうれしくなる。