シノルキスが薄紫色の花をつけて行儀良く並んで咲いていた。
大きな木の下で大型の地生蘭のファイウスがきれいな濃いピンクの花を付けていた。薄暗いなかに突然現れた花はスポットライトを浴びているかのようだった。 Angreacoidの仲間には間違いないが何かわからない。よくわからないのがいろいろあるというのが好奇心をそそられて楽しい。 ここにも小型のアングレカムが白い花を咲かせていた。
END
ほんの3時間ほどではあったが、この島固有の蘭など手つかずの蘭の自生の様子を見ることができた。ここにはもう一度じっくり時間をとって訪れたいと強く感じた。 マダガスカルの蘭紀行は今回で終了となります。蘭が目的の旅ではありましたが、マダガスカルの蘭以外の植物や動物などこの国の神秘を存分に味わうことができました。それと最後に行ったレユニオンでの蘭との出会いも感激でした。多くの収穫のあったすばらしい旅でした。また、いつかこの「蘭紀行」で再度紹介できる日がくることを願って・・・。ご覧いただきありがとうございました。