エクアジェを訪問した翌日、いい天気だ。山に入る前にたちよった小さな町。コルデレグ。街の中央には教会が・・・。真っ青な空に白い尖塔がとても眩しい。 パナマ帽をかぶった女性が通りを歩いている。大都会ではあまり見られなかったが、田舎町ではこうしたいかにも南米らいしい人たちをよくみかけることができた。 パナマ帽を売る店。.わずかな時間ではあったが、みやげ物をすこしばかり購入。さすがパナマ帽は買わなかったが、Dr.Hirtzniにすすめられてこの地方独特の工芸品の銀細工(フィリグリー)を購入した。
標高2800m。街はいい天気であったが、ここまでくると雲霧林で霧雨が降っていた。道路に面した崖には小型のソブラリアが黄色い花をつけて群生していた。
Dr,HirtzがOdontoglossum pardinumを見つけた。黄色で茶色の斑点の入る花をつけていた。 森のなかに入ると、プレウロやステリスがあちこちに着生している。苔むした樹に着生している三日月型の葉のプレウロタリス。
大型のプレウロタリスが黄色い花をたくさん付けていた。スケールの大きさに圧倒される。 種名はわからないが、見事だ。日本ではこうは咲かないだろう。単に温度や湿度だけでなく、もっといろいろな自然環境の要素が組み合わさってこうした花をさかせるに違いない。