Pleurothallisの群生していた場所から車で15分ほどの川沿いの少し開けた場所から川べりに向かってみる。 川に大きく張り出した木の枝。こうしたところに蘭が着生している。 .Epi. coryophorumがあちこちに着生していて赤茶色の小さな花を房状につけていた。 他にもよく確認はできなかったが蘭が着生していた。川べりの湿潤な環境は蘭には絶好の棲家なのだろう。
同じ枝には小型のHofmeisterella eumicroscopicaが緑色のみずみずしい根を伸ばして着生していた。 そして川から少し離れて一本だけぽつんと立っている木に、Onc. nubigenumが花は終わりかけていたがピンク色のきれいな花をつけていた。手前には種をつけているのがみえる。 車窓からの風景。牧草地が広がっている。おそらく以前はここも蘭の咲き乱れる林であったのだろう。そう考えると寂しいような複雑な気持ちになる。 標高4000m近くになるとあたりの風景も一変して寒々しい荒涼とした風景が広がる。