国立公園を出てほどなくすると、急に空が暗くなり、大雨が降りだした。いわゆる「スコール」だ。そんななか道沿いにあったマーケットに立ち寄ってみた。 スネークフルーツ。果皮が蛇の皮に似ているところからその名がついたらしい。
味は・・・?
何かの葉のてんぷらみたいなもの・・・。今思うと食べてみればよかった。 マーケットを出てしばらく行くと道端で蘭を売っていた。
どんなものを売っているのか、覗いてみることとした。 デンドロやファレノプシス、バンダの仲間などがいたるところにぶら下がっていた。 その店の主らしき男が暇そうにしていた。声をかけると花の写真を見せてくれた。 日本の蘭屋のようにラベルがついているわけでもなく、株を見ているだけでは何が何やらさっぱりわからない。見せてもらった写真から株を確認するしかない。